ある高齢の方とお話をしていて
「あんた(←私のこと)と話をしていたら
カネ(財産)遺すのがバカらしくなったわ!
思い切った相続税対策を提案して欲しい!
あんたは相続税ゼロなんやろ?」
そう言われました。
そして、こんなこともおっしゃいました。
「自分の人生の最後の仕事が「子供に罰金を払わせること」なんて
親として失格やわ!」
相続税対策がしようもないほどの大金持ちならいざ知らず
10億円位までの相続財産をお持ちの方は
相続税をゼロにすることは難しくはありません。
ただ、相続税対策をする勇気があるかどうかと
世の中の仕組みを冷静に理解できるかどうか
これさえ乗り越えれば人生最後の罰金「相続税」を払う必要はありません。
すでに私はその対策を取って
毎年のように次なる相続税対策をしています。
相続税対策をすると収入が増え
結果的に後世に遺す財産は増えることになります。
安心安全な老後のためにも相続税対策は効果バツグンなのです。
例えばこんなケースを例にとると
相続人が3人(妻と子2人)で10億円の課税財産があったとしたら
概算で
5億円×50%‐4,200万円+(2.5億円×45%‐2,700万円)×2人
=2億800万円+8550万円×2人=3億7900万円
となります(非課税枠や控除等無視しています)。
人生最後の罰金というには妻や子供にはあまりにも過酷な代償です。
法令違反(脱税)を犯さなくても
多額の保険料を払って生命保険に加入しなくても
相続人が安心して相続できる環境を遺す。
これもまた先に行く者の責務です。
もう一度言います!
墓場にカネは持って行けません!
しっかり対策したいものです。