日本の場合
国債の償還が出来なくなることはありません。
なぜなら
日本の国債は「円」で発行されており
かつ、その半分を
円のお札を発行する日銀(日本銀行)が保有し
残りの大部分を国からの免許で事業を行う金融機関が保有しています。
このような仕組みの中で、
どうやって日本国債が破綻するのでしょうか?
破綻しようがないのです。
さらに言えば、税金の徴収が有ろうと無かろうと
私たち国民は、国債の償還のために
政府から脅される筋合いなど無いのです。
だって、私たちが返済するものではないのですから。
しかし、地方債は違います。
地方債は、発行した場合
住民税や固定資産税などの税収から
地方が債権者に返済しなければなりません。
そして、国との決定的違いは
地方は、
「円のお札をすることが出来ない」のです。
従って、地方交付税が唯一の財源である地方の自治体は破綻しうるのです。
住民の所得も少なく、
固定資産の価値も低い地方の自治体が
地方債を発行するのは
自殺行為なのです。
私たち日本国民が気にするべきは、
実は、国の借金ではなく
自分の住む町に有るのだと言うことです。