私の仕事の中に「商工調停士」というものがあります。
商工調停士とは、「経営安定特別相談室」の責任者で、中小企業の倒産に係る諸問題の円滑な解決のための相談・指導を総括するのがその職務です。 商工調停士は、商工会会長・商工会議所会頭よりその職務を委嘱されています(東京商工会議所HPより引用、編集)。
私のところに舞い込むご相談の中には
万策尽きて殆ど死に体になっているケースもあります。
その時に、再生の見込みがないことを伝え
事業を諦めて頂く(倒産)ことが最善ということもあります。
ここまで何年、何十年と一生懸命にやってきたその苦労を
一刀両断、ばっさり切り捨ててしまう訳ですから
それなりに重い役割であったりもします。
景気悪化の足音がだんだん大きくなってきました。
これから先、企業再生案件が増えて来る予感がします。
再生できる事業内容かどうかしっかり目利きしたいと思っています。