読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『としょかんライオン』(絵本)

2013年01月24日 | 常識をひっくり返す本
皆さま、こんにちは!

昨日は夜から雪の予報で、「積もるのかしら…」とドキドキでしたが、うっすら白くなった程度ですんで良かったです♪
(子どもたちは残念だったかもしれませんが

さて、おとといは小学校での読み聞かせでした
担当学年は、3年生

うちの塾に通ってきてくださっているお子さんや知っているお子さんが何人かいて、
「先生~」と来てくれて、とっても嬉しかったです

今回は、何を読もうか迷いに迷って…結局3冊持っていき、お子さんたちに選んでもらうことにしました。

で、選んでもらったのがこちら。
としょかんライオン
としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
ミシェル・ヌードセン・作 ケビン・ホークス・絵 福本友美子・訳
岩崎書店

ある日、図書館にライオンがやってきました
図書館員のマクビーさんはあわてて、館長のメリーウェザーさんに「ライオンがいるんです!図書館に!」と知らせます。
メリーウェザーさんは「そのライオンは図書館のきまりをまもらないのですか?」と聞きました。
「いえ、べつにそういうわけでは…」
「それなら、そのままにしておきなさい」

その日から、ライオンは図書館に毎日やってきました。

お話を聞くのが大好きなライオンですが、それだけでなく、図書館の仕事のお手伝いもするようになりました。
ライオンは図書館の人気者になりました。

ある日、ライオンはいつものように図書館でお手伝いをして、まだ仕事があるかとメリーウェザーさんの部屋まで歩いていきました。
メリーウェザーさんは高い本棚から本を取り出そうとしていたところでした。
でも、もう少しのところで本にはてが届きません。
そこで、つま先立ちになって背伸びしました。

そして…倒れてしまいました

メリーウェザーさんは起き上がることもできません。
「マクビーさんを呼んできてくださらないかしら」
そう頼まれたライオンは、廊下を走っていきました。
マクビーさんを呼ぼうとしますが、彼は知らん顔です。
そこで、ライオンはきまりを破って、今まで生きてきた中で一番大きな声でほえました

図書館では、静かにすることがきまりでした。

ライオンは、次の日から図書館に来なくなってしまいます。

ライオンがいない図書館は火が消えたよう…。

ライオンはもう図書館には来ないのでしょうか?


結末は、本で確かめてみてください


このお話は、なんとクラスの全員が知っていたのです。
大人の考えでは、「知っているお話は飽きてしまうだろうな」と思うのですが、
お子さんたちは、「このお話、大好きだからもう一度読んでほしいとリクエストしてくれたのです!

これは驚きでした
みんなの大好きなお話ということで、気持ちを込めて読ませていただきました

ストーリーも面白いですが、深~く読むと、色々考えさせられるこのお話、お勧めです
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コメント
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