読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ひかるさくら』(絵本)

2014年04月11日 | 想像の翼を広げる本
今年の桜が楽しめるのも、もうあと少しですね

私が住んでいる山武市は、自然が豊かで、桜の木もたくさん!
長光寺や妙宣寺など、枝垂桜で有名なお寺もあります。
近所の桜を見るのも、この時期の楽しみの一つです

さて、今日の小学生国語クラスでは、桜にちなんで、こちらの本を読んでみました。
ひかるさくら (えほんのぼうけん)
帚木蓬生・作 小泉るみ子・絵
岩崎書店

昔々、彦一という薬売りがいました。
薬の作り方は、死んだ父親の彦ぞうが教えたもにでした。
彦ぞうの作る薬はよく効くと、評判でした。

彦ぞうは彦一によく言ったものでした。
「薬は病人のためにある。金もうけのためじゃなか。」
「病人が喜べば喜ぶほど、草や木も元気になって、美しい花を咲かせる」

ようやく春が来たある日、行商に行った帰り、彦一は峠道にさしかかった。
分かれ道に来たとき、もうあたりは暗くなりかけていた。
いつもは左の道を通っていたので、そっちに行きかけたところで、
彦一は思い直しました。

「いつも同じ道ばかりいっては、面白くなか。
たまには、あたらしい道も歩いてやろう。」

道は下り坂で、どこまで行っても村らしいものは見えてきません。
すると、前の方から苦しそうな声が聞こえてきました…。


少し不思議なことが次々と起こる、このお話。
読み終わったあとも、不思議な読後感が残ります。


クラスのお子さんたちの中には、席から立ち上がって、絵本の近くまで寄ってきて、かぶりついて聞いている子もいました
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