読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『風の島へようこそ』(絵本)

2014年05月23日 | 社会に目を向ける本
東日本大震災以降、発電のあり方について、考えさせられる機会が多くなりました。

昨日の小学生国語道場クラスでは、エネルギーの作り方について考える機会を与えてくれる、こちらの本を読みました。
風の島へようこそ (福音館の科学シリーズ)
アラン・ドラモンド・作 まつもとゆりこ・訳
福音館書店

サムス島という島を知っていますか?
デンマークの真ん中にある島です。

実は、この島、島内に立つ風車からの電力や、農業廃棄物を燃やして得られる熱などの「自然エネルギー」によって、島の人々が使うエネルギーのすべてをまかなっているのです!

しかし、この島も、以前は他の地域と同じように石油や石炭などの化石燃料に頼っていました。

この絵本には、サムス島の挑戦が描かれています。


絵本を読むと、自然エネルギーに移行することは、簡単ではなかったのだということが分かります。

しかし、「やろう!」という気持ちがあれば、実現できるということも分かります。


絵本の最後のページには、「サムス島だけが特別なところではない」「地球も、宇宙に浮かぶとても小さな島のようなもの」
「いっしょにはじめてみませんか」というメッセージが書かれています。

クラスのお子さんたちも、真剣に聞き入っていました。
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