読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『なぜカツラは大きくなったのか?』(絵本)

2016年03月25日 | 歴史を知る本
日頃、小学校や塾で読み聞かせをしていますが、塾で読む本は、お子さんが高学年になると「知識」「文学性」などを意識して選んでしまいがちな私…。
そこで今日は、今年度最後ということもあり「本の中にはこんなヘンな世界が広がっているんだよ」ということが分かる本を選んでみました。※「ヘン」という言葉は、この場合ほめ言葉です。念のため。
なぜカツラは大きくなったのか?―髪型の歴史えほん
キャスリーン・クルル(文) ピーター・マローン(絵) 宮坂宏美(訳)
あすなろ書房

こちらの本には、私たち人間がまだサルに近かった頃から、現代に至るまでの髪型の歴史が描かれています。
全部は読み切れないので、クラスでは…
「金髪女性登場」(11000年前)
「カツラの誕生」(5000年前)
「最古のハゲ治療薬」(2400年前)
「古代ローマ式ハゲ治療薬」(2000年前)
「香りのおしゃれ」(800年)
「サムライの習慣」(1200年~1800年代)
「高さ1メートル超の入れ毛」(1785年ごろ)
「毛生え薬長者」(1882年)
「ドライヤー誕生」(1906年ごろ)
「アートする髪」(1935年ごろ)
「ハゲに朗報(植毛)」(1939年)
「髪の歴史はまだまだつづく(史上最高額のヘアカット)」(2007年)
のページを読みました。

「ハゲ」関係が若干多めですね…。
そして、私はこの本を読んで近代的な植毛を始めたのが日本人だということを初めて知りました!!
史上最高額のヘアカットのお値段にも驚愕!!

お子さんたちも、笑ったり驚いたりしながら、聞いてくれました。

「ヘンな本」、これからもたまには読もうかな!
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