読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(小5・小6に読んだ本)

2016年10月12日 | 哲学・生き方の本
先週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
くさばよしみ・編 中川学・絵
汐文社

「世界でいちばん貧しい大統領」とは、ウルグアイの大統領、ホセ・ムヒカさんのことです。
この春、来日して、話題になりましたね!

この本は、2012年、ブラジルのリオデジャネイロで行われた国際会議での演説を絵本をしたものです。

こちらの絵本では、人間の幸せとは何か、何のために働くのかということを教えてくれます。

「私たちは発展するためにこの世に生まれてきたのではありません。この惑星に、幸せになろうと思って生まれてきたのです」

「社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです」

「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである」


つい先日も、若者が過労で命を絶ったというニュースが流れていました。
頑張る人が、心を病むような社会であってはならないと思います。

「人は幸せになるために生まれてきた」という言葉は、覚えておきたいです。

読み終わったら、お子さんたちが拍手をしてくれました。
拍手をしてくれるなんて、年に数回のこと。
お子さんたちの心にも、響いたのかな。
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