読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ヘレン・ケラーのかぎりない夢』(小4・小6に読んだ本)

2017年05月21日 | 伝記
5月第二週は、お子さんからのリクエストでこちらの本を読みました。
ヘレン・ケラーのかぎりない夢―見る・聞く・話す・読む・書く・学ぶ夢に挑戦した生涯
ドリーん・ラパポート文 マット・タヴァレス絵 もりうちすみこ訳
国土社

こちらは、ヘレン・ケラーの伝記です。
1歳7か月のある日、病気で視力と聴力を失ってしまったヘレン。
真っ暗な音のない世界に住むヘレンが、サリバン先生との出会いによって、少しずつ世界を広げていきます。

井戸端で、「水」という言葉を初めて知ったときのシーンは、何度読んでも感動的です。

驚いたのは、サリバン先生がヘレンのところへやってきたのは、先生がまだ21歳の頃だったということ!
そして、「水」という言葉を知ったのは、出会いから1か月後のことだったということ。

そして、2、3年のうちに、ヘレンは数千語のことばを覚えます。
先生と出会って、3か月後には、ヘレンは字が書けるようになり、日記をつけて、手紙を出すようになります。

ヘレンがサリバン先生と出会ったのは、ヘレンが7歳の時。
そして、8歳のときには、「天才」として新聞や雑誌に取り上げられるようになります。

その後、大学へ進み、女性の権利や人種差別などについても発言を始めます。


言葉を知ることは、自分の世界を広げることにつながります。
ヘレンの才能も、言葉なしでは開花しなかったでしょう。

挑戦をやめなかったヘレン・ケラー、そして根気よくヘレンを導き続けたサリバン先生の生涯を通して、自分の生き方についても考えさせられました。

お子さんたちは、真剣なまなざしで聞いてくれました。
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