以前、小3国語クラスで「ともだちシリーズ」を読んだら、すっかり気に入ってくれた様子。お子さんから、「もっと読みたい」というリクエストが。
そこで、先週はこちらの本を読みました。
キツネとオオカミは大の仲良し。
クマのからかい歌を歌いながら、散歩をしています。
ところが、オオカミは木の陰にそのクマが倒れているのを見つけました。
心配したオオカミは、クマに駆け寄りかけて、はっと踏みとどまりました。
「お、おれは、優しいことをしないオオカミだぞ」
オオカミは森一番の乱暴者と決まっていました。
そのオオカミがクマを助けたりしたら…。
「や、やめだ!散歩はやめだ!」
突然散歩をやめて、オオカミはキツネを置いてきぼりにしてさっさと帰ってしまいました。
いいえ、オオカミは帰るふりをして、帰っていくキツネを見送っていました。そして、オオカミが向かった先は…。
優しいオオカミと、オオカミのことが大好きなキツネ。
そんな2匹のすれ違いがもどかしく、思わずキツネに「そうじゃないんだよ~」と教えてあげたくなります。
降矢ななさんの表情豊かな絵で、キツネの様々な気持ちが手に取るように伝わってきます。
あたたかい気持ちになる絵本です。
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