読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『あしたもともだち』(小3に読んだ本)

2020年12月08日 | 友達っていいなと思える本
以前、小3国語クラスで「ともだちシリーズ」を読んだら、すっかり気に入ってくれた様子。お子さんから、「もっと読みたい」というリクエストが。
そこで、先週はこちらの本を読みました。
 キツネとオオカミは大の仲良し。
クマのからかい歌を歌いながら、散歩をしています。
ところが、オオカミは木の陰にそのクマが倒れているのを見つけました。
心配したオオカミは、クマに駆け寄りかけて、はっと踏みとどまりました。
「お、おれは、優しいことをしないオオカミだぞ」

オオカミは森一番の乱暴者と決まっていました。
そのオオカミがクマを助けたりしたら…。

「や、やめだ!散歩はやめだ!」
突然散歩をやめて、オオカミはキツネを置いてきぼりにしてさっさと帰ってしまいました。

いいえ、オオカミは帰るふりをして、帰っていくキツネを見送っていました。そして、オオカミが向かった先は…。


優しいオオカミと、オオカミのことが大好きなキツネ。
そんな2匹のすれ違いがもどかしく、思わずキツネに「そうじゃないんだよ~」と教えてあげたくなります。

降矢ななさんの表情豊かな絵で、キツネの様々な気持ちが手に取るように伝わってきます。

あたたかい気持ちになる絵本です。
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『十二支のおはなし』(小1に読んだ本)

2020年12月08日 | 行事関係の本
小1国語クラスでは、授業の最初に短い音読をしています。
先月は、金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」。
今月は十二支です。
そこで、先週はそちらと関連させてこの本を読みました。
 ずっと昔の年の暮れのこと。
神様が、動物たちを御殿に集め、こう言いました。
「明日は、新年のごあいさつに来なさい。早い者から順に12番まで、1年間ずつその年の大将にしてあげよう。」
喜んだ動物たち。

そして、1月1日の朝。
最初に御殿にたどり着くのは誰なのでしょうか。


山本孝さんの迫力ある絵に、引き込まれてしまいます。
リズム感のある文章も楽しいです。

年の暮れになると、読みたくなる絵本です。
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