読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

"THE ARTIST WHO PAINTED A BLUE HORSE"(小5に読んだ本)

2020年12月09日 | 目指せ、英検5級合格!(英語の本)
先週の小学生英検5級クラスでは、こちらの本を読みました。
 『はらぺこあおむし』でおなじみのエリック・カールさんの絵本です。
ここに登場するのは、青い馬、緑色のライオン、水玉模様のロバ⁉

あとがきには、この本を描いた背景にある作者の少年時代の出来事が紹介されています。「絵は自由でいいんだ!」という、力強いメッセージが伝わってくる1冊です。

お子さんたちは、現実にはあり得ない色の動物たちを、純粋に楽しんでいる様子でした。自由な芸術を楽しめる社会は、素晴らしいですね!
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『あたまにつまった石ころが』(小5に読んだ本)

2020年12月09日 | 哲学・生き方の本
小学生国語道場クラスでは、授業の最初に新聞記事の音読をしています。
先日、本の紹介記事を読んだところ、そこに載っていた本を読みたいというリクエストが。
そこで、先週はこちらの本を読みました。
 この絵本は、作者のお父さんの人生について描かれた実話です。

彼は、小さい頃から石を集めるのが大好きでした。
そして、「大人になったら石と関係のある仕事ができたらいいなぁ」と思っていました。
大人になると、ガソリンスタンドを始めました。そして、店の中には石を飾る棚も作りました。
その後、自動車が普及し始め、大恐慌があり…お父さんの人生には色々な出来事が起こります。自動車の修理で大忙しになったり、大恐慌のときには古い家に引っ越すことになったりしますが、どんな時も彼とともにあるのは石でした。

その後も色々な出来事があり、最終的にお父さんは科学博物館の館長に就任します。


純粋な好奇心を一生持ち続け、ずっと学び続けたお父さんの人生。
「父ほど幸福な人生を送った人を、わたしはほかに知りません」という作者の言葉が印象的です。
子どもはもちろん、大人の方にもおすすめの1冊です。
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