前回の小2国語クラスで読んだ本をご紹介します。
先週は台風のため休講でしたので、今回ご紹介する本は、先々週読んだものです。ちなみに、小学生国語道場クラスでは、文章量が多い本を数週に分けて読んでいるため、このところご紹介できておりません…。読み終わりましたら、こちらのブログでご紹介します。
小2生に読み聞かせをしようと思ったら、小6生用に用意してあった本を見つけて「これが読みたい!」と生徒さんからリクエスト。
そこで、リクエストにお応えしてこちらの本を読みました。
ひいおじいちゃんと幼稚園児の孫娘の会話で物語が進んでいきます。
孫娘がひいおじいちゃんの部屋で見つけたのは、小さなマッチ箱がたくさん入った箱。
これは、ひいおじいちゃんの日記なのです。
それぞれのマッチ箱の中には、思い出の品が入っています。
イタリアで生まれた少年は、やがて移民として家族でアメリカに渡ります。
働きに働き、学校に行き…
マッチ箱に入っているものは、オリーブの種や新聞の切れ端…
他人から見ればゴミのように見えるものかもしれませんが、ひいおじいちゃんにとっては、人生の思い出のかけらなのです。
人生は、こんな思い出の積み重ねでできていることを、改めて感じさせられます。
それぞれのページに広がる、映画のワンシーンのような迫力のある絵も素晴らしく、読み応えのある1冊です。
小学2年生には難しいかと思いましたが、お子さんは、集中して聞いてくれていました。
もう少し大きくなったら、また改めて読んでいただきたいと思います。きっと、新たな発見があるのではないでしょうか。
にほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪