またまた久々の投稿になってしまいました…。
当塾では、毎月、塾生(対面通塾生)の皆さんの授業内容や授業中のご様子を、お手紙でご家庭にお知らせしています。先週は、その授業内容報告書をお渡しする週でした。一人一人の顔を思い浮かべながら手紙を書くのは楽しい作業で、私どもにとっても「1か月で、この生徒さんはこんなに成長したんだ!」という気付きにつながります。…が、いかんせん時間はかかります…。
そんなこんなで、ブログ更新は後回しになってしまいました…。
今日から、怒涛の勢いで更新していきます!(決意!)
さて、7月第1週の小3国語オンラインクラスでご紹介した2冊目の本は、こちらです。
『どんな草でも紙になる 植物せんいのふしぎ』
大西 秀夫・著 (大日本図書)
(Amazonにはお値段が高めの中古品しかなかったので、リンクは貼っていません)
この本の文章の一部が長文読解問題としてテキストに載っていましたので、ご紹介しました。
こちらは、小学校の先生だった大西さんが書かれた本です。自然と仲良くする知恵を身につけてほしいという思いで子どもたちと接していた大西さんの教室は、子どもたちの持ちこむ生き物のにおいで満ちていたそうです。
子どもたちと一緒に、生活科の学習やクラブ活動で野草紙作りに挑んでいた大西さんが付き合ってきた草は、500をはるかに超えるまでに!
大西さんが、最初に紙にしようと試みたのは、玉ねぎの皮。
70個分の玉ねぎの皮を集めて、繊維を取り出していきます。
本では、写真付きで紹介されていますので、作業工程や玉ねぎの皮の紙を見ることもできます。
他にも、ヨモギやゴボウ、サツマイモの根、竹、花など、意外なものが紙に変身していきます。
そして、最後に登場するのは、繊維が取れる驚きのアレ‼
言われてみると、確かに繊維の塊ではありますが、これを紙にしようという発想はなかなか出てこないような気がします…。
何を紙にするのかは、ぜひ読んで確かめてみてください。
たくさんの写真が載っていますので、実際の紙を見ながら読み進めることができます。純粋な好奇心の赴くまま色々なことに挑戦する、夏休みの自由研究を思わせるようなところもあり、今の時季、お子様と一緒に読むには最適の一冊ではないでしょうか。
オンライン授業では、生徒さんも保護者様も興味深く聞いてくださいました。
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