先月のオンライン小3国語クラスでは、色々な本をご紹介しました。
その中の1冊を書きそびれていましたので、今回改めてご紹介します。
絶版になってしまっているようで、Amazonにはお高めの中古品しかありませんが…名作です!Amazonレビューがこの本の魅力を伝えてくれていますので、今回はリンクを貼っています。
ある日、13歳のぼくは、街で絵を売る外国の青年から、古ぼけた眼鏡を買った。それはなんと、かけた人がねこになれる魔法の眼鏡。その青年がぼくに眼鏡をかけさせると…ぼくはねこになってパリにいた!!
野良猫になったぼくが見たものとは…!?
主人公は人間の13歳の男の子なのですが、ねことして様々な困難を乗り越えながら、友人やパートナーを見つけ、たくましく生きていきます。人生(ねこ生?)や核兵器などについて考えさせられる深いお話です。ネタバレになってしまうので内容は伏せますが、終章では泣きました…。
こちらは岩波少年文庫の作品ですが、この物語を少年少女の時期に読んでいるのといないのでは、精神年齢がかなり違ってくるのではないでしょうか。
この本をご紹介したときに、オンラインの生徒さんの保護者様と、私たちが子どもの頃に読んだ岩波少年文庫の話で盛り上がりました!小学生でも、かなり重い内容の本を読んでいたなぁと。
残念ながら絶版になってしまっている本ですが、図書館や中古書店では手に入ると思います。私は地元の図書館で借りて読みました。
正直、小3には少し難しいかもしれません。ただ、多感な時期に是非読んでいただきたい1冊です。
もちろん、大人の方にもおすすめです!
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