読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『百年の家』(小5に読んだ本)

2018年08月05日 | 歴史を知る本
先々週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。(台風やら夏期講習やらでバタバタしていたら、もうこんなに時がたってしまった…。)
百年の家 (講談社の翻訳絵本)
絵・ロベルト・インノチェンティ 作・J.パトリック・ルイス 訳・長田弘
講談社

こちらは、ある家の100年の歴史が描かれた絵本です。

1656年につくられたこの家。
様々な家族が住んで、育つのを見てきた家でしたが、その後住む人はいなくなってしまいました。

20世紀の初め、キノコとクリを探しに来た子供たちが、この家に入り込んできました。
物語は、そこから始まります。

家が改修され、家族が住み始めます。

娘さんは大きくなり、結婚し、お婿さんも住み始めるのですが…。


この本を読むと、歴史に翻弄される人々の生活が分かります。
当たり前の毎日が送れることが、幸せなのだということに気づかされます。

細かい部分まで書き込まれた絵にも注目です。
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