読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『日本の材木 杉』(小5・小6に読んだ本)

2016年12月05日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
国語道場クラスの小5生は、現在白神山地についての長文読解に取り組んでいます。
その文章に、「木材として使いやすい杉が植えられるようになった」という内容のくだりがあり、お子さんたちと地元の山武杉の話題になりました。
私が「『杉』についての本もあるよ」と言ったところ、「読みたい!」という返事が。

そこで、11月第3週の小学国語道場での読み聞かせでは、こちらの本を読みました。
日本の材木 杉 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)
ゆのきようこ・文 阿部伸二・絵
理論社

「杉発見の旅」という、SUGIツアーズが主催するバス旅行(?)への特別招待状が届きます。
バス旅行に参加するのは、以下の4名。

スギタケルノオオキミ様(弥生時代の人?)
杉守板義様(戦国時代の人?)
一心太助様(江戸時代の人?)
杉本茂様(現代人?)

杉田杉子というバスガイドさんとともに、出発です!

参加者を見たお子さんたちは、「ひとりを除いてキャラが濃い…」と言っていましたが…。

この本では、昔から現在に至るまで、日本人の生活において杉がいかに活用されてきたかということが描かれています。

詳しく書き始めるときりがないですが…橋や船、家具、おけやたるなど、杉の木は様々なものに加工され、日本人の生活を支えてくれていることが分かります。

また、現在の杉林についての状況にも言及されていて、日本の木材について様々な視点から考えることができます。

お子さんたちも、興味深そうに聞いてくれました。
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