安田農園の嫁日誌

大阪近郊農業者の日常と直売所のお客様とのふれあいをお伝えします。
2015年に園長が他界して、嫁一人でがんばってます。

本日も営業いたします

2016-06-19 | 日記・エッセイ・コラム
本日の直売の営業は午前11時より午後2時まで行います。

今は亡き母に初なりを食べてもらい、
甘くて美味しいね❣️と言ってもらったトマトも少量ですが、販売いたします。
野菜たちには休みはありません!
キュウリもたくさんあります。
お待ちしております。


かねてから、ガンで治療中であった実母が昨日、亡くなりました。

何度も抗がん剤治療をおこなっていたので、今回は見送りたいと言い出して、なるべく家にいたいという本人の希望をかなえての、選択でした。

ホスピスの緩和ケアの診察の予約もおこなっていたのですが、結果的には間に合わず、昨日の朝、自宅で倒れて、救急車で運びましたが、だめでした。
私が救急車に乗り込んで、到着した病院で、先生に事情を話したら、
無理な延命措置はいかがなものかと言われて、無理な延命措置は行いませんでした。
車内でも救急隊員の方が、懸命に心臓マッサージをおこなってくださっていたのですが、戻る事がなく、厳しい選択を迫られる事は理解できたのですが、昨年の秋の、主人の事と重なってなんで!どうして‼︎
という思いが頭の中をグルグル回り、いたたまれない気持ちになりました。

その上、かかりつけの病院ではなかったので、警察による検死(これは法律で決められた事)扱いになり、病院や自宅に警察の方がお見えになり、事件性がないかと調べられました。仕方のないことです。

いろいろな方にご迷惑をおかけしましたが、本人のなるべく家にいたいという気丈な思いで、最期を家で迎えたので、これでよかったのではないかと今は思っております。

親しくしていただいたご近所の方からは「子孝行」な方だわと
あんたらの世話にはならないと言ってましたが、まさに有言実行のような生き様となりました。

お世話になりました皆様、ほんとうにありがとうございました。

コメント
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