みなさん、こんにちは。
各パラグラフの先頭文には、必ずそのパラグラフの主張をまとめた一文を置くとよいでしょう。
この文をトピック・センテンスと呼びます。
パラグラフ内のそれぞれの文の配置は全体像の呈示から各論的詳細へと進みます。
学術論文には、「結論が先にきて枝葉の話題は後ろに置く」というルールがあります。
学術論文は小説やエッセイなどと違うのです。
実際、文章の前から順に、その文章の結論、理由、具体例と、概要から細部へと、無理なく読者の頭へ入るようなパラグラフは読みやすいのです。
プロの査読者はトピック・センテンスのみを拾い読みすることにより速読する技術を体得しています。
論理の展開を丁寧に記載して、リード・センテンスと説明センテンスを書く。
各パラグラフ中の「論理の鎖」はけっして切断してはなりません。
一つ一つの文章が、「組織」なのか「細胞」なのかを意識するようにしましょう。
また、説明センテンスで例を選ぶときにはできるだけ具体的な代表例を少数のみを挙げるようにするとよいでしょう。
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