ケースレポートにおけるCase Description書き方のポイント
Case Descriptionでは、一般的な診療録に記載する事項を時系列で記載します。
History,physical,lab dataそして画像所見、それに対するassessment、行われた治療とclinical course,そして最終的なoutcomeを記載します。
例えば、すでにpublishされたcase reportのformatを熟読して、どのように書かれているかを見ると書き方のポイントがわかります。
たとえばphysical examinationを記述するときに、冒頭のことばはいつも「in physical examination 」でも「at physical examination」でもなく、なぜか「on physical examination」なのです(笑)。
これは理屈ではなく、真似るしかありません。
文そのものをコピーしてはいけませんが、このような慣用語についてはシェアすべきなのでしょう。
それに、よりわかりやすいcase reportを書くためには、定型のformatで書くことです。
文学的な表現はとらないことが肝要です。
ケーススタディでわかる脱ポリファーマシー | |
徳田安春 | |
南江堂 |
徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。
待望のシリーズ第三弾!テレビや新聞より早いグローバルな情報や科学的に正確なエビデンスに基づき、サプリなどの宣伝なしの信頼性の高い中立な情報をお届けします。キンドル版「知っておくと役に立つ最新医学2017(ノンフィクション)」こちらいかがでしょうか。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。2016年のメルマガまぐまぐ大賞「健康」部門5位に選ばれました。
臨床推論の総論とピットフォールをマンガでサクッと1時間以内に習得できます。エキスパート診断医への一歩を踏み出すことができます。「マンガ臨床推論~めざせスーパージェネラリスト~」こちらも合わせていかがでしょうか。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。