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予防医療介入の妥当性評価

2020-02-17 | 勉強会
みなさん、こんにちは。
 
 
 
予防医療のための介入をするためには、下表に示す三大条件が必要だ。
 
 
これらがなければ、その行為は妥当な医療とはいえない。
 
 
予防的検査や介入を導入する前にこのような条件を評価確認すべきである。
 
 
 
表:妥当な予防医療行為の条件
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その疾患で生じる苦痛や負担が元々大きい
 
予防的介入は安全で、効果があり、費用も安価
 
スクリーニング検査のパフォーマンスがよい
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
 
米国での前立腺癌検診などは、このような評価を経ずに広まった。
 
 
その後になって、この検診は推奨されない、ということになって混乱を招いた。
 
 
 
その疾患で生じる苦痛や負担は、死亡率やそれにかかる医療費、病気そのものの頻度や入院理由となる頻度などで評価される。
 
 
 
非常にまれな疾患の検診検査は、偽陽性の割合が高くなるので、妥当な予防医療にはならないのだ。
 
 
 
写真 FM那覇のスタジオ

 

 

 

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