大発作型けいれんでは、喉頭痙攣による甲高い叫び声と強直性痙攣で始まることが多く、その後に無呼吸とチアノーゼを呈します。
その後に間代性痙攣に移行することが多く、移行期には、いびき様喘鳴を伴う過換気を呈します。
発作中には、舌を咬み、尿失禁(便失禁)に加え、交感神経系の活動亢進 . . . 本文を読む
来院時に発作がすでにおさまったあとに来院した場合、けいれんか失神かの鑑別が重要です。
この鑑別に有用と考えられているスコアモデルを表に示します。
~表:けいれんと失神を鑑別するためのスコアモデル(スコア合計は-4 から +5)~
舌咬(+2)
異常行動・異常運動(+1)
感情的なストレスに伴う意識消失(+1)
発作後の意識混濁(+1)
意識消失時の側方への頚部回旋(+1) . . . 本文を読む
新たにけいれんをおこした患者をみたときには必ず薬剤性または薬剤の影響も考えることが重要です。
血中濃度が治療域以内の薬物でもけいれん発作を起こすものもあるので要注意です。
けいれんを起こす報告の多い代表的な薬剤を表に示します。
~~~~~~表:痙攣を起こす報告の多い代表的な薬剤 . . . 本文を読む
膠原病:全身性エリテマトーデスにおいては、中枢神経ループスによる痙攣をみることがあります。
肉芽腫性疾患:結核(結核腫)やサルコイドーシスなどで中枢神経障害をきたすことがあります。
腫瘍随伴症候群:肺癌や乳癌患者における辺縁系脳炎などで痙攣をおこす . . . 本文を読む
症候別“見逃してはならない疾患
医学書院
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ナルコレプシーnarcolepsy:昼間に突然の強い眠気に襲われ、睡眠発作を繰り返す過眠症です。
limb-shaking transient ischemic attack:頸部の過伸展などによる頸動脈の一時的な閉塞によっておこる四肢のリズミカルな間代様運動。
ジャクソン行進は認めません。
(Limb-sh . . . 本文を読む
脳底型片頭痛:片頭痛の前兆の責任病巣が脳幹付近と考えられるもの。
回転性めまいや耳鳴、複視、失調、構音障害、一過性の意識障害などの脳幹由来様の症状が前兆としておこる片頭痛の特殊型。
ものが歪んで見えたり(変視症)、小さく見えたり(小視症)、逆に大きくみえる(大視症)などの「不思議の国のアリス症候群」が現れることもあ . . . 本文を読む
失神とは脳血流が瞬間的に遮断されることによっておこる一過性の意識消失発作。
通常は数秒~数分で回復し意識障害などを遺すことは通常ありません。
脳細胞の過剰な放電から由来する反復性の発作である痙攣とは原因的な病態が異なります。
ただし、失神に痙攣を伴うことはあります。
. . . 本文を読む
外傷性脳障害:頭部外傷の病歴に注意しましょう。
脳血管障害:動脈性(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)が多いですが、ときに静脈性(静脈血栓症)のものがあるので注意。
脳梗塞のうち、アテローム血栓症やラクナ梗塞と比べて、脳塞栓症(心原性など)の場合に痙攣発症が比較的に多いです。
&n . . . 本文を読む
髄膜炎・脳炎:頭痛、発熱、悪寒、髄膜刺激症状、意識障害などで痙攣をみる場合、まず考えましょう。
ときに痙攣以外の症状が初期には明らかでない場合があるので要注意。
髄膜炎患者で痙攣を認める場合その多くは細菌性です。
ただし、脳炎の原因としてはウイルス性(ヘルペスウイルスなど)が多 . . . 本文を読む