今年も大分押し詰まって来ました。
昨年同様、今年1年の鳥撮りの成果を顧みて私なりのベストショット10選を選んでみました。
ただし、ベスト1は選定しましたが、あとの9点は順位がつけられず同列といたしました。
また、撮影時のエピソードや秘話もあわせて記載しましたので、お楽しみいただければ・・・と思います。
まずは今年1年を振り返って・・・
野鳥撮影を始めて2年目の今年、撮影した野鳥の種類は累計で92種になりました。昨年が66種でしたので今年は26種を加えたことになります。
この数字が多いか?少ないか?はわかりませんが、遠征はせず神奈川県内・都内の比較的近場をフィールドにしている私には妥当な数だと思っています。
今年は猛禽類の撮影機会に恵まれた年でした。オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ツミは巣立ちを迎えたヒナたち・・・秋口からは横浜市内の公園や相模川でのミサゴなど・・・ベストショットもこれらの鳥たちがやはり登場します。
ベストショットの10点を選ぶにあたり、正直悩みに悩み、迷いに迷いました!
でも、「ベスト1」は迷うことなく、このショットに決まり・・・でした。
今年、チョウゲンボウの里(仮称)では3組のペアが営巣、子育てに成功し多くのヒナが生まれ育ちました。
これはそのうち、なんと5羽兄弟の中の2羽です。
近距離からの撮影で、500mmレンズで何とかギリギリ、フレームに収めることができました。
まだ頭のてっぺんや背中に幼鳥のしるしの白い綿毛が残るヒナっちの可愛らしさが表現できた写真だと思います。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
チョウゲンボウの成鳥(メス)の飛び出しから方向転換するシーンです。
なかなかいい瞬間の姿を捉えることができました。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
このポイントでは3年ぶりにハヤブサのヒナが生まれ、巣立って行きました。
これは母鳥がヒナに餌を与えたあとの飛び出しシーンです。
飛び出し瞬間を待ってカメラを構える!いつ飛び出すか?・・・集中力と緊張感・・・狙い通りにカメラに収めた時の満足感!
野鳥撮影の魅力のひとつです。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
昨年のオオタカとの出会いは若鳥ばかりでしたが、今年は成鳥を見る機会が多くありました。
これは私がよく訪れる都内東部の公園で、この亜成鳥(成鳥になりきる少し前)は必ずといってよいほど姿を見せるお馴染みさんです。
松の木の上からオオバンを狙って狩りを仕掛けたところです。結局、この時はタイミングが合わなかったのか?オオバンの上でホバリングをしただけで狩りを諦めて去って行きました。100mを裕に超える遠い距離、ピントと手振れに気を遣った写真です。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
昨年のツミの営巣場所とは違うところを探鳥。下調べに行った場所でツミのペアを発見!
その後、何度か足を運び、このポイントで3羽のヒナの誕生と巣立ちを観察することができました。
この写真は母鳥が飛び立つ瞬間を待って撮影したものです。撮影後、カメラのモニターで獲物を掴んでいることに気がつきました。
おそらく、この後ヒナに与えたのでしょう。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
この日は何度かミサゴの餌捕りシーンを撮ることができましたが、いずれも離水は後ろ向きばかり・・・
ついていないな~!と諦めかけた時、最後の飛び込みでようやくこちらを向いて飛んでくれました。
やはりミサゴの写真は獲物を捕らえて飛び立つダイナミックなシーンが醍醐味ですね。
因みにこの写真では、左右の足に1匹づづ、2匹のアユをゲットしています。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
紅葉とカワセミ・・・いわゆる「モミカワ」です。
このカワセミの真上のモミジが光線の関係でトップライトのように、スポットを当てたように一際明るくなっています。
カワセミに露出を合わせるか?モミジに合わせるか?・・・いろいろ露出を変え、構図も変え、選別も迷いに迷った一枚です。
PENTAX K-3 smcPENTAX-DA★300 F4 ED SDM 300㎜(35mm換算420mm)
カワセミと見ると、つい餌捕りのダイビングシーンを撮りたくなりますが、こうした「静」のカワセミもいいですね。
季節は新緑の候、水面に写る水際の緑がきれいで写欲をそそられました。
遠くを見つめるカワセミの表情も、沈思黙考する哲学者のようで??・・・気高さを感じます。
NIKON D7100 SIGMA AF120-300 F2.8 EX HSM 300mm(35mm換算420mm)
今年の年初めはルリビタキがメインとなりました。
今年、首都圏では2度の大雪に見舞われましたが、これは最初の大雪の翌日、都内有名神社境内で撮影したものです。
木の葉や枝の雪は溶けてなくなっていましたが、背景のそれとなく見えるのは雪景色です。
それにしても、ルリビタキ・・・本当にきれいな鳥です。
NIKON D7100 Ai AF VR Nikkor80-400 F4.5-5.6ED 400㎜(35mm換算600㎜)
相模川にミサゴの下見に行った時、結局ミサゴは現れず、唯一相手をしてくれたのがこのノビタキです。
オス・メス、ペアで私の周りを飛び回り長い期間遊んでくれました。
ノビタキは決して派手な鳥ではありませんが、親しみやすい可愛い鳥です。
この写真はメスが木の枝に止まるところで、いい瞬間を捉えたショットだと思います。
PENTAX K-5ⅡS smcPENTAX-DA★300 F4 ED SDM 300㎜+テレコン1.4 420㎜(35mm換算630㎜)
番外・・・
これは池の波紋をバックにこちらに向かってくる2羽のイソシギを撮ったものです。
とかく、小さな被写体でこのような場合はバックにピントが持っていかれがちですが、上手く撮ることができました。
2羽のイソシギの翼の傾け方も同じで、波紋と溶け合って面白い写真となりました。
もともと、お遊びで撮ったもので一見すると何が写っているかわからない写真ですが、妙に気に入った一枚です。
NIKON D300 AF-S Nikkor 300 F4D ED+テレコン1.4 420㎜(35mm換算630㎜)
昨年同様、今年1年の鳥撮りの成果を顧みて私なりのベストショット10選を選んでみました。
ただし、ベスト1は選定しましたが、あとの9点は順位がつけられず同列といたしました。
また、撮影時のエピソードや秘話もあわせて記載しましたので、お楽しみいただければ・・・と思います。
まずは今年1年を振り返って・・・
野鳥撮影を始めて2年目の今年、撮影した野鳥の種類は累計で92種になりました。昨年が66種でしたので今年は26種を加えたことになります。
この数字が多いか?少ないか?はわかりませんが、遠征はせず神奈川県内・都内の比較的近場をフィールドにしている私には妥当な数だと思っています。
今年は猛禽類の撮影機会に恵まれた年でした。オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ツミは巣立ちを迎えたヒナたち・・・秋口からは横浜市内の公園や相模川でのミサゴなど・・・ベストショットもこれらの鳥たちがやはり登場します。
ベストショットの10点を選ぶにあたり、正直悩みに悩み、迷いに迷いました!
でも、「ベスト1」は迷うことなく、このショットに決まり・・・でした。
今年、チョウゲンボウの里(仮称)では3組のペアが営巣、子育てに成功し多くのヒナが生まれ育ちました。
これはそのうち、なんと5羽兄弟の中の2羽です。
近距離からの撮影で、500mmレンズで何とかギリギリ、フレームに収めることができました。
まだ頭のてっぺんや背中に幼鳥のしるしの白い綿毛が残るヒナっちの可愛らしさが表現できた写真だと思います。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
チョウゲンボウの成鳥(メス)の飛び出しから方向転換するシーンです。
なかなかいい瞬間の姿を捉えることができました。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
このポイントでは3年ぶりにハヤブサのヒナが生まれ、巣立って行きました。
これは母鳥がヒナに餌を与えたあとの飛び出しシーンです。
飛び出し瞬間を待ってカメラを構える!いつ飛び出すか?・・・集中力と緊張感・・・狙い通りにカメラに収めた時の満足感!
野鳥撮影の魅力のひとつです。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
昨年のオオタカとの出会いは若鳥ばかりでしたが、今年は成鳥を見る機会が多くありました。
これは私がよく訪れる都内東部の公園で、この亜成鳥(成鳥になりきる少し前)は必ずといってよいほど姿を見せるお馴染みさんです。
松の木の上からオオバンを狙って狩りを仕掛けたところです。結局、この時はタイミングが合わなかったのか?オオバンの上でホバリングをしただけで狩りを諦めて去って行きました。100mを裕に超える遠い距離、ピントと手振れに気を遣った写真です。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
昨年のツミの営巣場所とは違うところを探鳥。下調べに行った場所でツミのペアを発見!
その後、何度か足を運び、このポイントで3羽のヒナの誕生と巣立ちを観察することができました。
この写真は母鳥が飛び立つ瞬間を待って撮影したものです。撮影後、カメラのモニターで獲物を掴んでいることに気がつきました。
おそらく、この後ヒナに与えたのでしょう。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
この日は何度かミサゴの餌捕りシーンを撮ることができましたが、いずれも離水は後ろ向きばかり・・・
ついていないな~!と諦めかけた時、最後の飛び込みでようやくこちらを向いて飛んでくれました。
やはりミサゴの写真は獲物を捕らえて飛び立つダイナミックなシーンが醍醐味ですね。
因みにこの写真では、左右の足に1匹づづ、2匹のアユをゲットしています。
PENTAX K-5ⅡS BORG67FL+AF1.7 510mm(35mm換算760㎜)
紅葉とカワセミ・・・いわゆる「モミカワ」です。
このカワセミの真上のモミジが光線の関係でトップライトのように、スポットを当てたように一際明るくなっています。
カワセミに露出を合わせるか?モミジに合わせるか?・・・いろいろ露出を変え、構図も変え、選別も迷いに迷った一枚です。
PENTAX K-3 smcPENTAX-DA★300 F4 ED SDM 300㎜(35mm換算420mm)
カワセミと見ると、つい餌捕りのダイビングシーンを撮りたくなりますが、こうした「静」のカワセミもいいですね。
季節は新緑の候、水面に写る水際の緑がきれいで写欲をそそられました。
遠くを見つめるカワセミの表情も、沈思黙考する哲学者のようで??・・・気高さを感じます。
NIKON D7100 SIGMA AF120-300 F2.8 EX HSM 300mm(35mm換算420mm)
今年の年初めはルリビタキがメインとなりました。
今年、首都圏では2度の大雪に見舞われましたが、これは最初の大雪の翌日、都内有名神社境内で撮影したものです。
木の葉や枝の雪は溶けてなくなっていましたが、背景のそれとなく見えるのは雪景色です。
それにしても、ルリビタキ・・・本当にきれいな鳥です。
NIKON D7100 Ai AF VR Nikkor80-400 F4.5-5.6ED 400㎜(35mm換算600㎜)
相模川にミサゴの下見に行った時、結局ミサゴは現れず、唯一相手をしてくれたのがこのノビタキです。
オス・メス、ペアで私の周りを飛び回り長い期間遊んでくれました。
ノビタキは決して派手な鳥ではありませんが、親しみやすい可愛い鳥です。
この写真はメスが木の枝に止まるところで、いい瞬間を捉えたショットだと思います。
PENTAX K-5ⅡS smcPENTAX-DA★300 F4 ED SDM 300㎜+テレコン1.4 420㎜(35mm換算630㎜)
番外・・・
これは池の波紋をバックにこちらに向かってくる2羽のイソシギを撮ったものです。
とかく、小さな被写体でこのような場合はバックにピントが持っていかれがちですが、上手く撮ることができました。
2羽のイソシギの翼の傾け方も同じで、波紋と溶け合って面白い写真となりました。
もともと、お遊びで撮ったもので一見すると何が写っているかわからない写真ですが、妙に気に入った一枚です。
NIKON D300 AF-S Nikkor 300 F4D ED+テレコン1.4 420㎜(35mm換算630㎜)
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