春情蛸の足

ワンショットメモ



どこでねようか
にゃんにゃんにゃん
雨はいやだにゃん

１０月２７日（水）

ずんと冷え込み我が背中まるまっていく

田辺聖子さんの本（春情蛸の足）を読んでいると、そこに登場する食べ物に胃袋を奪われる。あー食べたい、食べたい、ぜーんぶ食べたいと叫んでしまう。食欲がウガーンと立ち上がる。よーし、順番に食べるぞ、完食するぞ。この冬の目標が出来た食いしん坊である。
食べ物のことを考えると元気が出る。若かりし頃は、恋愛のことを考えたら元気が出たよなぁ。元気も年々変化していくのですね。ふむふむ。先日、作家の渡辺淳一さんがラジオで「幾つになっても恋をしないとだめだ」と話されていた。うーん、食い気に走っているなぁ。いや、爆走している。「恋する気持ちよ何処へ」。ま、そのうちひょいと戻ってくるかもしれん、待ちましょう、美味しいものを食べながら。
夜は、熱燗にお湯割り。季節酒だねぇ、ほこほこするねぇ。おでん食べたいねぇ。週末は、蛸の足だな。「そうだそうだ」と胃袋がはしゃぐ。

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