西に戻る

浮遊する思いに現実という重しを

２月２７日（水）

茅場町のホテルで目覚める。今回の部屋は、良かった。
１０時過ぎに渋谷。やらねばならぬことを片づけて、マクドナルドでひと息。さて、検索だ。なにを？　カレー屋さんだよ。渋谷で人気のあるカレー屋さんを探す。出て来る出て来る、でも、上位にランキングされている店で「うそだ！」というカレー屋さんがあったので迷路に。とりあえずカンだ、自分の臭覚を信じて、エイヤーで決める。
道玄坂をテクテク歩いて見慣れた場所の一角にその店（カイラス）はあった。カウンターだけのお店で、雰囲気は良い。
チキンカレーをオーダーし、心ときめかせていただく。果たして、求めている味ではないけれど好きなカレーだった。感想を言葉にすれば、『懐かしきよそ行きカレー』。うんうん、また食べに来ると思う。お母さん、がんばってね。
ロフトで買い物をして、本屋さんに寄って、品川へ。今日は品川から乗ることに。のぞみではなく、ひかり。ポイントでグリーン車に乗る。グリーン車ってやっぱりいいね。常にグリーン車に乗れる身分になりたいものだ。
新大阪駅に着いたら、なななんと人身事故でJR神戸線はストップ。おいおい、帰れないじゃないか。さてどうしたものか、とにかく大阪駅まで行って、阪神電車に乗り換えて、最寄り駅から歩くことに。歩いて４０分弱かな、仕方がない。テクテクトボトボ歩いて帰る。いい運動だ。
夜、急遽人に会うことになり、早めに食事をする。なんだかんだと１１時過ぎになって終了。誰もがいろんな悩みや問題を抱えている。乗り越えるのだ、でないと次の景色が見えない。それは今の自分自身にも言えることだ。
曜日感覚がずれていて、明日は奈良へ行かないといけないんだった。そうか、そうだよな、うーん、仕事は・・・、今日はなーんにも考えずに寝るか、「そーだ、そーだ」。そだね、お休み。


行ってきました

美味し酒 茅場町にて

楽しき酒美味し酒五臓六腑に染み渡る

２月２６日（火）

爽やかに目覚め、爽やかにシャワーを浴び、さわやかに一日をスタート。ま、気分だけでもね。
まずは、「特別展 飛騨の円空」を見に東京国立博物館へ。久しぶりの上野。いつも泊まっていたホテルがやめちゃったので来ることがなくなった。せっかく上野になれてきたのにな。
円空の作品は迫力があった。うーん、なんだろうね、仏像を彫りたくなった。無理だろうけれど、彫ってみたい気持ちがふつふつとわいてきた。幼稚園児の作品にも届かないかもしれないけれど、気持ちが持続したらチャレンジしてみようと思う。
昼は、上野でカレー。南インドのカレーを食べる。ちとごはんを食べ過ぎて、ふー。脳みそが休みを要求し始める。いかん、打合せの時間が迫っているぞ。満腹は、思考回路にブレーキをかける。
２時から５時まで八丁堀で打合せ。迫り来る納期、間に合わせないといけないことだけは決まっている。そうだ、ウルトラマンを呼ぼう！ えっ？ウルトラマンが来てもお願いすることがないじゃないか。
夜は酒盛り会。茅場町で飲む。４バカ大将は、ビール、日本酒、ハイボールを順番に飲み倒すのであった。彼らと飲む酒はうまい。月に最低一回は飲んでいる。６００キロの距離を飛び越えての付き合いだ。長距離恋愛みたいなもんだな、男子ばかりというのがちと寂しいけれど、この飲み会にマイルド女子は参加してくれないだろうな、時々、ワイルド女子がゲストで参加してくれるけど、はは。
しっかり飲んで、語って、楽しんで、沈没。明日は、西の人だ。スイッチを切り替えなくては。名古屋下車を夢見つつ。

タブレット更新

流れ星流れ流れて故郷を目指す

２月２５日（月）

完全寝不足。久しぶりに眠れない一夜を過ごした。
禁酒の夜は、睡眠の女神が微笑まないのか。いや、そんなことはないはず。アンバランス状態なのかもしれない。でも、アンバランス状態も悪くはないから、アンバランスのヒヤヒヤ感覚を楽しもう。きっと、スコーンと目の前が開ける日が来る、必ず来る。春になればやって来てくれる。
今日から東の人、あれやこれやの案件を抱えて新幹線に乗る。
今回、仕事以外の目的は、東京国立博物館へ行くこと、上野か大手町でカレーを食べること（チェック済み）。これからは、目的を絞ろうと思う。美術館、博物館めぐりとカレーだ。この２本柱を楽しみに東の人に変身しよう。あっ、ライブもだな。ライブハウスめぐりもしたい。よし、できるだけライブハウスめぐりも組み込もう。二泊三日を基本とすると、なかなか厳しいスケジュールになるか・・いや、厳しくたっていいのだ、燃えるのだぁ～、燃えることを見つけるのだ、新しい出会いもあるだろう。燃え萌。
「楽しんで生きてるか？」と、自分に問えば、「はい、もちろん」そう答えられるように、ゆるりと、するりと、のんびりと、やりたいことをやって暮らすのである。面倒なことは、ポイである。なんてね。そううまくはいかんけど。

うまい酒を

夕暮れの寂しさおぼろげな月の輪郭

２月２４日（日）

引きこもりの一日になりそうだったので、夕方ウォーキング（もどき）を３０分ちょっと。冷たい空気がキリリと肌を刺す。月もうっすらと顔を出し、夕暮れの寂しさを演出している。日曜日が終わるよ～。
昼からテレビを見て、カレーを仕込んで、ちょっと歩いて、気楽な一日だったなぁと、つぶやいたとたんに、やらねばいけない仕事を思い出した。そうだ、明日から東の人に変身するから今日中にやっておかないといけないのだ。
急いでPCを開いたら、さらに休日出勤していた担当者からメールが・・あらま、月曜の午後の約束だったのに・・働くねぇ、みなさん。
急遽、仕事モードに。冷え込む部屋で、冷えながら仕事。この冷えた体に冷えたビールを流し込んだらキーンとしていいんじゃないか？　いやいや、今夜は禁酒です。自虐酒はやめましょう。うまい酒を飲まないとね。うまい酒は、心をほぐしてくれるから。
新しい一週間、どれだけうまい酒を飲むことができるか、それが幸せのバロメーターだ。但し、飲み過ぎはいけません。はーい。

買い出しの日

ふんわりと浮かんで漂う思いかな

２月２３日（土）

まだまだ冷え込む。3月が目の前だというのに寒い。冬眠希望組の一員としては、冬は部屋にこもって春を待ちたい。半年で1年分の生活費を稼いで、秋冬は身を潜めて暮らす。うーん、いいね。
若かりし頃、勤めていた会社の社長に冬が苦手なので、1年分の休日を冬にまとめてもらえないかと交渉したことがあった。あとは無休でやるからと言ったら、見事に目が点になった。あのときの社長のあきれた顔を時々思い出す。
春よ来い、早く来いの心境で暮らしております。来週の東京も寒いのかな。カレー屋さんも何軒かチェックしているし、なんとか時間を捻出して東京国立博物館にも行きたいから、寒さに負けていてはいけないのだ。元気はつらつでいこう。
午後から買い出し。イオンへ行く。ホールトマト、トマトジュース、オリーブオイル、スパゲティ、ワイン、ビールを買い込む。これでしばらくは安心だ、安心も宝である。
憂歌団のアルバム、Blues（1973～1975）を聴きながら、歌詞の整理、明日の用意をする。まったりとした時間がいい。
バクハツスンゼンノワガミ、タノシミノジゲンバクダンヲシカケテイキルノデアル。サンガツシガツニパカーントヨゾラニハナヲサカセヨウケイカクデアル。


これでしばらく大丈夫だ

丸腰人生か

注意事項つらねて送るメール本日も空回り

２月２２日（金）

7時起床。うう、最近うだうだの日々が続いているからツライ。今日は待ち合わせをしているので遅れるわけにはいかない（4人と待ち合わせ）。アタマのスケジュールが狂うととんでもないことになる。とんでもないことは、我が身を苦しめる。だから起き上がるのだ！
満員電車を覚悟していたのだけれど、奈良方面は空いていた。ラッキー。仕事の原稿に目を通しつつ移動。どこでも仕事ができるというのもいかがなものか、いや、今はその状況に助けられているのだから感謝しないといけない。
予定通りに実家に到着。まずは、作業開始。お願いしていた業者さんの感じがすごく良かったので、プラスであれこれ頼んでやってもらった。若者よ、君はきっとどんな仕事をしても成功エリアに入ることができるよ。久しぶりにそう思わせてくれる青年に出会った。
1時過ぎに一段落。まだまだ積み残しはあるけれど、ひとまず今日はここまで。素早く昼食を摂って、次の待ち合わせ場所へと急ぐ。
2時からショールームを二カ所回る。こりゃなかなか手ごわい。迷う迷う、予算とにらめっこしながらの調整。ひとまず決めて、来週、最終調整をして結論を出すことに。またまた、丸腰人生のスタートだ。スリリングな我が人生・・なんて言っている場合ではないのだけどなぁ。もう、スリリングはイヤだわ。平穏無事こそ宝なり。
帰りに我が師匠に美味なる店でごちそうになる。ちびっと飲みながら、この先のことを少し相談。結論、やるしかないのだから、やならいといけないだろう。やっぱり地面に近いところで生きろということだ。ほんとうに求められるところで花を咲かせることだな。
慌ただしく一日が終わる。今日の日のことをここに記して、寝床に潜り込む。（来年、どういう状況で読み返すのだろう、さてさて）。

転機、転換、出直し

ふと立ち止まりふとすべて捨てたくなる夜

２月２１日（木）

どうも二度寝をしてしまう。春眠か、いやいやまだ寒い。やる気の問題だな。
明日は、二度寝をしている場合ではない。8時過ぎには家を出ないといけない。ほぼ一日、肉体労働＆事務手続き、打ち合わせで走り回らねばいけない。ひとまずこれで落ち着くのか、そうはいかんぞ！ なのか、明日の夕方には答えが出るだろう。
とにかく、「ひとまず（あとのことは別にして、一応の区切りをつけるさま/明鏡国語辞典）」を求めて動くしかない。
今月最後のライブ。今夜の共演者はベテラン、大御所、新参者は背筋が伸びる。最近、観客として聴くことに楽しみを見いだしている。酒と歌と観客に吸い込まれる、快感。
ようやく、それもまだ少しだけれど、歌うことが楽しくなってきた。これも、周りの人のおかげだ。ほんとうにみんな楽しそうだもん、音楽でつながるってこういうことかな。
転機、転換、出直し、重い1年になりそうなところを、反転して軽やかに！　「生きるが価値だよ大丈夫」で、暮らしていこうじゃないか。

笑顔で食事を

熱燗に誘われ二串レバつくね

２月２０日（水）

家に戻って、夜中まで飲んでしまった。ううう、いけない。いけないことは魅力的だから、ついつい誘い込まれて溺れて沈没してしまう。
やや酒が残る朝。二日酔いではないから食欲はある。うどん！ピコーンと胃袋が反応する。なんの変哲もないうどんがいい。あれやこれやのうんちくを吹き飛ばす、王道うどんがいい。決まり！こんぴらうどんだ。
こんぴらうどんは、四国うどんなのだけれど、関西風だ。麺も太くない（ここがポイント）し、塩辛くない。関西の出汁だと思うのだけれど、のぼりには、四国うどんと記されている。名前もそうだよね。
のれんをくぐって席に着き、迷わずきつねうどんに塩むすびを注文する。これこれ、これだよ、これだぁ。「これこれ」と、心の中で指示代名詞を連発する。
食べる喜びというのは、高価な物でなくても得られる。気分が喜べば命も喜ぶ、命が喜べば、寿命も延びる。だから食事は、好きな人と一緒がいいのだよね。笑顔で食事を！

『架空の球を追う/森絵都』読了。

アメ村セラーさんにて

歌しみる夜 我の栄養となれ

２月１９日（火）

朝から雨、奈良は雪。冷え込む。
今夜は、久しぶりにアメ村セラーさんでのライブ。いつもながら店の雰囲気がいい。くつろいでしまう。
自分が歌うというのを忘れて、楽しんでしまう。なので、歌詞を忘れそうになる。共演者の歌を聴いている間に自分の歌が飛んでしまう。いかんのだ、入り込んでしまうから。
「マコデイ」ライブ、とっても楽しかった。歌は人柄だな。歌っていいなぁと、改めて思った。それぞれが、自分の世界を持っていて、それを披露してくれる。なんとも贅沢な時間だよ。ライブはやめられそうにないなぁ。
終わってから、お客さんに「金は稼げなくても歌い続けなさい」と、言われた。「はい」と、思わず返事してしまった。最高の褒め言葉だと勝手に解釈してがんばろうと思う。
魅力的な若者とも出会ったし、マコさんの世界をやさしくする笑顔も見られたし、マスターも元気だったし、大御所G様とも一緒だったし、即興で競演してもらったし、満足、満足で帰宅。
みなさん、ありがとうございました。

春よ来い

雨だれを見つめて一日引きこもる

２月１８日（月）

雨。心も体もシャキーンとしない。もうちょっと、もうちょっとで、二度寝してしまった。月曜日ですから、一週間の始まりですから、シャキーンとしてスケジュールを確認して、動きをきめないといかんのですが、ダメ。そのダメを素直に受け入れてしまうから、ダメが倍増していく。
それでも午後から仕事にかかる。脳ミソが、ガシャーンガシャーンと鈍くさい音を立てて回る。果たして回っているのか？　うーん、分からない。
夕方にちょこっと外出しないといけないから、それまでにやらねばいかんことをやらねばと、気持ちは焦るのだけれど、動きはスローモーションだ。スローモーション・ラブ。そんな歌があったようななかったような。あったところでどうなるわけでもないのだけど、少し気になる。
スキッとすることをしたい。スコーンと気持ちいいことをしたい。それがなんだか分からないけれど、したい。したいことはしたい。春よ来い！

チャメラdeショット

久しぶりに見た東京タワー　六本木ヒルズから