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習字セット


横着者奮発しインスタント珈琲買う

「お習字レッスン?」

セットで2800円(税込み)。
安いじゃないの、割引されていたじゃないの、即決で買った。
それは、これだぁ~。



習字なんて、小学生? 中学生? 以来である。授業でちょこっと習っただけだ。
今から習字をはじめるのか? そう問われたら、否! である。
ならば、どうして買ったのだ? 書く、描く、ためである。
勝手な道を歩むのである。書道というまっとうな道を行くのではなく、その辺の砂場で遊ぶ感覚でなにかをやらかすのであります。

動機は、ある日突然、墨をすりたい、硯をつかいたいと、思ったのですよ。あの墨の匂いを急に思い出したんだろうな。
字はへたで小学生、中学生の習字の授業で褒められた記憶はまったくない。赤い字であれこれ修正されたことだけは覚えている。興味もやる気もなかった。

それなに、それなのに、今頃墨の匂いに引き寄せられるとは・・・でもすぐに飽きちゃうかもしれないから、安いセットを探していたのだ。
筆一本でもちゃんとしたものは高価だものね。じぶんの気まぐれに付き合って支払うには危険すぎると判断したのだ。
これだけのセットで2800円、少々商品に問題があっても許せるじゃないか。そもそも技術がないのだ、文句は言えない。

いつ使うか。やっぱり、落ち着いた気分で向き合わないといけないだろう。道には入れないが、最低の心構えだけはしておくべきだ(まねごとであってもいい)。
文字は、ひらがなしか書くつもりはない。「花」も「桜」も「正月」も書かない。「あほ」とか「ボケ」とかは書く。絵も描く、非写実的なものを描く。なぜなら写実的なものを描けないからだ。
そうです、じぶんの都合、じぶんの範囲、ものすごく小さな世界である。
どうなるかな、じぶんでもたのしみである。すでに2800円の元はとったな。







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