模様替え

資本論の横で構造主義が胸を張る本棚を見ている



※部屋の模様替えをした。
読んでも忘れるのに積まれていく本の整理に一汗。
捨てるに捨てられないのだ（思い切りの悪い性格だ）。
模様替えの手を休めて本棚に並ぶタイトルを見ていると、
その本を買ったときの状況が浮かんでくる。
途中で挫折した本もたくさんある。
きっと誰かに影響を受けて買ったのだろう。タイトルに思い出ありだ。
不思議な組み合わせをたどっていくと、昔の自分の思考に再会することもある。
でも、すべて忘れている。
読んでも読んでも忘れるのに、本を読み続けるのはなぜなんだろう？
時々、本棚を見つめながら考えてしまう。