今日の福音書の19節には、
「そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、
「あなたがたに平和があるように」と言われた。」とあります。
この「あなたがたに平和があるように」という言葉は
ヘブライ語では「シャーローム」と言います。
そして、これは現代のユダヤでも挨拶に用いられる位、普通の言葉です。
その普通の言葉でイエス様が復活のお姿を現されたということです。
現在、この世界は新型コロナウイルスによって、
混乱や試練に満ちた暗い雲に覆われているように思われます。
そんな今であるからこそ、
復活のイエスさまの「平和があるように」という言葉を待ち望んでいます。
先が見通せない現在であればこそ、主のご約束を信じて、
この試練の時をともに歩んで参りたいと思います。
聖書箇所:ヨハネによる福音書20章19~31節
19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、
自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。
そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。
弟子たちは、主を見て喜んだ。
21 イエスは重ねて言われた。
「あなたがたに平和があるように。
父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」
22 そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
23 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」
24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、
イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。
25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。
「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、
また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」
26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、
トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、
イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
27 それから、トマスに言われた。
「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。
また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。
信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
29 イエスはトマスに言われた。
「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」
30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、
それはこの書物に書かれていない。
31 これらのことが書かれたのは、
あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、
また、信じてイエスの名により命を受けるためである。
「そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、
「あなたがたに平和があるように」と言われた。」とあります。
この「あなたがたに平和があるように」という言葉は
ヘブライ語では「シャーローム」と言います。
そして、これは現代のユダヤでも挨拶に用いられる位、普通の言葉です。
その普通の言葉でイエス様が復活のお姿を現されたということです。
現在、この世界は新型コロナウイルスによって、
混乱や試練に満ちた暗い雲に覆われているように思われます。
そんな今であるからこそ、
復活のイエスさまの「平和があるように」という言葉を待ち望んでいます。
先が見通せない現在であればこそ、主のご約束を信じて、
この試練の時をともに歩んで参りたいと思います。
聖書箇所:ヨハネによる福音書20章19~31節
19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、
自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。
そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。
弟子たちは、主を見て喜んだ。
21 イエスは重ねて言われた。
「あなたがたに平和があるように。
父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」
22 そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
23 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」
24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、
イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。
25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。
「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、
また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」
26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、
トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、
イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
27 それから、トマスに言われた。
「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。
また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。
信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
29 イエスはトマスに言われた。
「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」
30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、
それはこの書物に書かれていない。
31 これらのことが書かれたのは、
あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、
また、信じてイエスの名により命を受けるためである。