顕現後第1主日・主イエス命名の日

＜ルカによる福音書2:15－21＞

馬小屋で生まれたイエスは、誕生から8日経ったこの日
イエスと名付けられました。
誕生から2週目に入りイエスの地上での具体的な生活が
「命名」によって始まりました。
羊飼いは人口調査の対象にもならない人々であり、
ある意味で「名を顧みられない人々」でした。
神はそのような羊飼いを顧みて真っ先に
救い主誕生の知らせを羊飼いたちに届けたのです。
彼らは喜びに満たされていました。
イエスの人格がこの世で人々と出会い、
この世の人々はイエスの名によって自分を取り戻し、
その名をこの世界に喜びと共に知らせるようになるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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