僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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観た1

2024年09月23日 | Art・本・映画

8月、9月は映画に藝祭にLIVEにと遊びまくり(^^; 感想をざっとまとめて。
なるべく簡単に書くつもりが、書ききれなくなったので2つに分けます🤣

〇「ラストマイル」
 野木亜紀子脚本による映画。制作スタッフは「アンナチュラル」「MIU404」と同じ。

 
 8月末日、嫁@パンダを誘って上野TOHOで観ました。
    ネット販売流通センターを舞台とした群像劇。スケールがデカいと同時に綿密に造られてる。
 
  最初は爆破事件を巡るクライムサスペンスとしての物語を堪能していたが途中から観方が変わった。
   爆破事件に翻弄されながら仕事をやり遂げようとするヒロイン。
 悪い条件で働く下請け業者、配送業者。
   仕事に誠実に向う者、一方で小さな個人を踏みにじる理不尽。
 綺麗事を唱えながら実際は搾取する大企業。
   その理不尽、搾取に対して個人が出来る抵抗は何か?
 それはこれまでも野木さんが描いてきた物だ。
 見終わった後、爽快な気分だった。嫁@パンダも「オモシロかった!」と大絶賛。
   この映画視てネットで物買う時は配送業者さんの都合を考えようと思った
 (急がない。置き配利用他)
 後、他人の仕事を「なくていい」とか事情も知らずケチ付けたりバカにすまいと思った。
    ウン、イイ映画だった。☺

 
  〇藝祭2024
 9月2週目の3連休は東京藝大の藝祭に行きました。
    大学前の路上には学生製作の神輿が展示されている。どれも出鱈目でデカくて笑える。
    圧倒された(^_^) 

 
 
  各棟の展示も楽しかった。ただ暑い中、建物を行ったり来たりでかなりへバッた(^^:
  帰りにはトーハク前でサンバ隊の演奏も視れてサイコーだった。
  ボクは創る産み出すが全くできない。人が創った物を視て楽しむだけ。
  だから、こんな風に作品を創れる人が羨ましい。巧いとか下手とかはどうでもイイ。
  自分の考えたことを形にして人に見せることが出来る。ボクには全くできない。
  藝祭は行く度に楽しめる。来年も当然行きます♬

 〇「箱男」
   9月13日は渋谷ユーロスペースで映画「箱男」を観た。
 安部公房原作を「ソレダケ」の石井岳龍監督が撮影。永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市、白木彩奈出演。
 箱の中で暮らす「私(永瀬正敏)」を巡る奇譚。
 安部公房原作とあってぶっ飛んだ抽象的内容。観ててよーワカランかった(^^
 でも決して難解な映画ではなくオモシロく観れた。
 永瀬正敏や浅野忠信、そして佐藤浩市にアレをやらせるか!
 そして箱に入ったままの格闘シーンは大爆笑した\(T▽T)/
 ヒロイン葉子を演じる白木彩奈嬢の存在感も凄かった。
 90年代とがった存在だった永瀬クン、浅野クンが齢取っても未だとがったままと分かって嬉しかった。
 
 映画館の中は石井監督による様々なビジュアルイメージを展示。
    永瀬クンが入ってた箱の実物も展示。
 「ソレダケ」もそうだけど石井監督の豊かなイメージはホント刺激的。
 未見の「パンク侍」と「自分革命大戦争」見たくなった(^_^)

 
 
 暑い中、我が家の猫🐱はゴキゲン。愛嬌を振りまいてます。
 イイ子イイ子♬

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