年末恒例。この1年をウダウダ振返ります(^_^;
29日の仕事納めの日にこの1年間の「良かったこと、ダメなこと」を書き出しました。
去年1年の感想は「届かなかった、つかめなかった」でした。
仕事、ボランティア、その他。自分なりに頑張ったけど成果は僅かだった。
今年も・・ウーン、同じかな?やっぱり届かなかったし、つかめなかった。
ただ、いつもは1年間を凄く長く感じたんですが、今年は何かあっという間に
過ぎた感じです。今年もイヤなこと、ウンザリすること山ほどあったのに
ミョーに明るい気分です。それは多少でも未来に「明るい展望」を持てているから?
仕事は相変わらずドタバタ続き。方法を変えたり、人を使ったりそれなりに頑張ったが
矢張り社内のウスノロ退治は出来なかった。
ただ、新しく入ったエライさんが優秀な方で色々と前に進めていただいた。
オレ独りじゃ何も変わらなかったけど、エライさんの力で「良くなるかも」という
期待を持つことが出来た。(結局は「人が変わらなければ良くならない」ということだが^^;)
年明け後、難敵との試合が続く。気合いを入れ直してウスノロ退治がんばろう。
プライベートはかなり楽しく過ごせました。嫁と色んな場所に行き色んなライブに行きました。
元春は色んな形のライブを見せてくれました。コヨーテバンドとの夏ツアーで演奏された
「警告どおり、計画どおり」には衝撃を受けたけど、あれを聴いたお陰で「原発」に
ついて真剣に考える様になった。新曲「La Vita e Bella」には後押しして貰った。
何より苦手だった「約束の橋」とやっと仲良くなれた。
元春のオンガクは自分が生きていく上での道標となる。来年も追い続けよう。
七尾旅人の「リトルメロディ」は傷ついた人たち(東北)にとても優しい作品だった。
「100人組手」も凄かった。新年初っ端に見るソロライブ、ホントに楽しみだ。
祥子さんは。。暫く離れよう。ズレを感じたまま聴いても仕方ない。
そして、311後を考える上で色んなミュージシャンの活動に刺激を受けた。
カーネーション「Sweet Romance」とそれに伴うLIVEはホントに素晴らしかった。
「遠くへ」を聴くと仙台の空を想い出す。この曲はこれからもずっと聴いていこう。
大友良英、アジカンゴッチ、くるり、みんな自分なりの方法で東北を支援してる。
凄く刺激を貰ってる。貰うだけじゃなく自分のエネルギー、勇気に変えていこう。
文学。今年最大の出会いは藤原新也さん。彼の書いていることは、今までボクが社会や
世界に感じていた違和感を明確にまとめてくれていて凄く刺激があった。
文章のパワーがあまりに強すぎて愛読者までには行ってないけど時間をかけて付き合っていこう。
伊坂さんは新機軸に少しついていけないかも。でも、この人も注目していきたい。
被災地ボランティア。東北とのかかわり。今年はボランティアに5回行った。
その中で実感したのは「復興は全然進んでいない」ということ。
荒浜、瓦礫は除去したけど生活は取り戻せてない。相馬の皆さんは放射能の不安の中、生きてる。
現地で色んな人と話して感じたこと。決して忘れまい。いや忘れないだけじゃなく行動しよう。
正直、一時期ボランティアに飽きやマンネリ化、苦痛さえ感じることもあった。
NPOや旅行会社のボランティアツアーは人が集まらずツアー中止があった。
進まない復興や風化に苛立ち、無力感を感じた。「やめようか」とも思った。
でも、東北の皆さんは歯を食いしばって頑張ってる。それを知ってて逃げるのは卑怯だ。
オレにはこれしか出来ない。現地に行って手を使って泥や瓦礫を取り除くしか出来ない。
ならば、来年もボランティアに行こう。東北に行って自分のやれることをしよう。
同時に新政府がチャンと東北支援を進めるか見ていこう。
ホンキでやれよ。テキトーなことしたら許さないからな。
仕事、遊ぶ、東北支援も大事だけど目の前の生活もチャンとしなくちゃ。
嫁によく言われます「大きな話を語る前に、目の前のことをチャンとしなさい」と(^_^:
流石我が嫁。的を得た指摘です。
50を前にして体力、気力衰えてる。突っ走るだけじゃなく立ち止まることも覚えなくちゃ。
こんな奴ですが嫁@パンダ、ヨモギともども今後もヨロシクお願いします<(_ _)>
皆さんにとって今年はどんな年でしたか?
シアワセでしたか?楽しかったですか?それとも苦しい1年でしたか?
皆さんにとって来年が今年よりイイ年でありますように。
ハッピーなこと、楽しいことがイッパイあって
イヤなことツライことがなるべく少なくなるように
ココロからそう願います。そう祈ります。
オレもがんばります。ウスノロどもが押し寄せたって負けねーぞ、負けてたまるか☆
来年、また逢いましょう。その時は笑顔で逢いたいね。
では、みなさん、どうぞ、よいお年を!V(^^)
↓嫁が撮った我が家のステキ王子、カワイイでしょ?(笑
昨日で仕事納め。今日から冬休み♪
で今年も色んなオンガクを聴きました。
音楽は基本CDで買いますがウチでステレオで鳴らす、は殆どありません。
ウォークマンにダウンロードして外出のとき聴くか、お風呂で鳴らすか、のどっちか。
ウォークマンではシャッフルして聴くのでアルバム単位というより曲単位で聴きます。
で今年よく聴いたアーティスト、曲をつらつら並べてみます。
○宇多田ヒカル
「BLUE」「FINAL DISTANCE」「誰かの願いが叶うころ」「虹色バス」「桜流し」
○アジアンカンフージェネレーション、後藤正文
「新世紀のラブソング」「さよならロストジェネレーション」「LOST」(ゴッチソロ)
○クラムボン
「Long Song」「コントラスト」「メロウトロン」「カルアミルク」「ナイトクルージング」
「おだやかな暮らし」
○FISHMANS
「ナイトクルージング」「新しい人」「ゆらめき IN THE AIR」「LONG SEASON」
○佐野元春
「約束の橋」「愛のシステム」「警告どおり計画どおり」「誰も気にしちゃいない」
「コヨーテ、海へ」「黄金色の天使」「欲望(LIVE)」「太陽」「La Vita e Bella」
○向井秀徳
「SAPPUKEI」「INUZINI」(ナンバーガール)
「自問自答」(映画「カナリア」サントラ。向井ソロ)「SABAKU」(ZAZENBOYS)
○サカナクション
「ネプトゥーヌス」
○七尾旅人
「圏内の歌」「湘南の恋人たち」「Memory Lane」「リトルメロディ」
○忌野清志郎
「空がまた暗くなる」「I SHALL BE REREASED」「約束」「偽善者」「イマジン」
○斉藤和義
「ジレンマ」「ウサギとカメ」「オオカミ中年」「アゲハ」
「ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~」
○くるり
「SOMA」「のぞみ1号」「glory days」
○鈴木祥子
「忘却」「A LONG DECEMBER」
○直枝政広
「墨堤にて」「アルバトロス(DEMO)」
○カーネーション
「New Morning」「十字路」「へヴン」「さみだれ(LIVE)」「遠くへ」
こうして並べると、パーティソングや楽しいポップソングは皆無。
マジメっていうか自問自答系というか「闘う」系の曲が多いですね(^^;)ゞ
あと、「漂う系」の長い曲が。会社の行き帰りに聴くから、こういう選択になるな。
元春は何度も聴いてカラダに染み付いてるので今更サムデイやアンジェリーナは聴かない。
でも「約束の橋」はずっと苦手だったけどライブを通じて少しづつ仲良くなれたので
今年はよく聴いたな。
そして「誰も気にしちゃいない」、此処で描かれた世界のどうしようの無さは今も変わらない。
いろんなオンガクに触れたけど、今年のこの曲というとカネの「遠くへ」かな?
喪失、別れ、再会への誓いを真っ直ぐ歌い上げた歌。
この歌を聴くと仙台の空を想い出して知らず知らずに涙が溢れて拳を握りしめてる。
直枝さんはいつだって「怖いけど混乱してるけど逃げないで立ち向かう」歌を歌う。
だから好きだし信用できる。それは元春も同じだけど。
七尾クン、くるりのニューアルバムはホントにはまった。
FISHMANSはこれからも聴くだろう。佐藤クンの歌は生きていくうえで絶対必要。
ここには書いてないが大友良英、コレクターズ、大切なアーティストはイッパイいる。
来年のライブ1弾は1月5日七尾旅人@渋公。ソロライブは初めてなので楽しみ♪
その後はPatti Smith、コレクターズ&ブラフマン。2月は元春ライブもある。
来年もオンガクとのステキな出逢いがあるとイイな。
クリスマス連休。我が家は特別なイベントも無く買い物程度。
土曜日は雨。嫁が掃除で忙しいのを尻目にボクはダラダラ(^^;)ゞ
夜は銀座で嫁と餃子を食しイルミネーションを楽しむ。
ちょうどフジTVでフィギュア日本選手権を放送中。男女それぞれの素晴らしい技を堪能。
それにしても女子フィギュアの塩原アナの実況は強烈。実況と云うより殆どポエトリーリーディング(笑)
「真央暦」「ドン・コルオーネが微笑んでいる」
中でも笑ったのはある女性選手について語った「ティンカー・ベルが降りてきた!」のフレーズ。
なんじゃ、そりゃ?\(T▽T)/
我が家のティンカー・ベル、ヨモちゃん。(^_^;嫁がウチに居てウレシイのか絶好調。
夜は風呂に入りながら色んなクリスマスソングを聴き比べ。
坂本龍一「戦場のメリークリスマス」、山下達郎「クリスマスイブ」
うーん、やっぱり元春の「クリスマス・タイム・イン・ブルー」が一番好きだな♪
昨日は上野周辺で買い物。上野駅にキレイなクリスマスツリーが飾ってある。
よく見るとオーナメントは東北の被災した女性が造っているとのこと。
「被災地の皆さんに仕事をして貰う」という支援のカタチはステキだと思う。
夜は嫁が焼いてくれたグラタン、ローストビーフに舌鼓を打つ。旨い!
デザートは上野で買ったケーキ。ヨモちゃんは当然の様にチョッカイを出してきました(^_^;
クリスマス休み、楽しかったな。今週末で仕事納め。あと、もう少しガンバりますか。
先週の日曜日は衆院選。どこを選ぶか悩む。
ボクは色々考えて共産党に投票した。ここのHPが一番東北についての情報を掲載してた。
ボクが優先して欲しいのは「東北復興・脱原発」。その考えに一番合ったのは共産党だった。
結果は惨敗だったけど、自分の選択に後悔はない。
ただ、自民党圧勝の結果にはガッカリ。安倍さんは一体「いつの日本」に戻す気だ?
国防軍、憲法改悪(あれは改正じゃない)、彼はこの国をどうしたいんだ?
決まったからには仕方ない。任せるが信用はしない。見てるからな。
先ずは「東北復興」チャンとやってくれ。いい加減なことしたら許さないから、な。
選挙の結果にモヤモヤした週初め。恵比寿に元春&コヨーテバンドのライブを見に行く。
昨年同様恵比寿ガーデンホール企画のクリスマスイベント。
体調は激ワル。喘息が悪化して咳がヒドいが医者に行ってクスリを貰ったら効いた。
恵比寿ガーデンはイルミネーションで煌びやか。大勢の人が集まってる。
嫁とも落ち合って席につく。ボクの席は左端で出口の傍。
若し体調が悪くなったらスンナリ出れそう。安心。ステージも見やすい位置。
元春のライブは衝撃(笑)のアーリーサマーツアー@横浜以来。
今回ウィンターツアーは未だ見てない。コヨーテバンドのオトがどうなってるか楽しみ。
元春はお洒落な格好でギターを持って登場。
最初から「アンジェリーナ」「スターダストキッズ」「ダウンタウンボーイ」の3連発!
いきなり、これか!一気にヒートアップ!でも喉が痛いので声は出さず拍手で応える。
演奏がシャープ、疾走感に溢れてる。
サマーツアーでは聴こえづらかった藤田顕クンのギターがバッチリ聴こえる。
アッキー、イイね!深沼クンも結構派手なアクションを決める。ホント、バンドになってる。
ホント楽しいライブ。元春のトークも含めて笑って感動。以下ボクの「燃え(笑)」ポイント。
・昨年に引続いて元春しゃべる、しゃべる。
フードメニューについてアンケートをとったり、「酒呑んで皆イイきもちだろ?」
「○○と○○が同じ値段なのは納得行かない。文句言ってやる」には受けた(T▽T)
・レコーディング中のアルバムから新曲2曲を演奏
「La Vita e Bella」は東北ボランティアの際は必ずお供にしてたのでライブで
改めて聴くとグッと来た。「ポーラスター」は尖っている感じ。
・「ハートビート」をオリジナルどおりに演奏。毎回アレンジが変わるこの曲。
オリジナルアレンジをライブで聴いたのは初めて。
元春は演奏の前「この曲をみんな10代で初めて聴いたかもしれない」
ボクが元春をチャンと聴きだしたのは20代半ば。10代では聴いてない。
「ハートビート」や「サムデイ」に「青春の想い出(そんなモンあったか?)」
は重ならない。でも、この曲はライブで何度も聴いた。嫁や友人と一緒に。
だからいつまで経っても「想い出」にならない。現在(いま)でもリアルだ。
・「今回の選挙の結果にはガッカリ。でも楽しい夜だから野暮は言わない」
と言って演奏された「国のための準備」。コヨーテと元春は荒々しく吼えた。
そう、今回の結果に誰が納得してるのか?でも世の中、思い通り変わらない。
「オレたち」はマイナーなのか?何か「変える」のを阻止するチカラがあるのか?
元春の歌は旧い曲でも「現在(いま)の世界」にリンクする。この曲もそう。
コヨーテの「現在(いま)の雄たけび」たしかに受け取った。
第二部は元春クラシックのオンパレード。
ホボキンで聴きなれた「コンプリ」「99ブルース」の演奏はカッコいい!
でも、ホボキン大好きなボクには正直複雑なキモチもある。
コヨーテメンバーはホボキンアレンジをなぞる様でオリジナルな味を加える。
そこにはリスペクトがあった。同時にミュージシャンとしてのプライドもある。
同じ曲だけどホボキンは横ノリ。コヨーテは前ノリで速い。ビミョーに違う。
考えてみれば2つのバンドを持ち同じ曲を違うアレンジで演奏できる。
そんなアーティストは滅多にいない。そこが元春の凄さ。
後半「約束の橋」。明らかにホボキンとは違う姿。前のめりに走る。
ずーっと苦手だった曲。サビの「今までのキミはマチガイじゃない」を
歌うことに躊躇いと気後れを感じてた。でも今回は素直に一緒に歌えることができた。
なぜだろう?ワカンナイ。
でも、東北にボランティアに行ったこと、相馬に行ったこと、いろんなことが関係してる、と思う。
やっとオレは「今までのキミはマチガイじゃない」と真っ直ぐと歌えるようになれた。
「ヤングブラッズ」元春が跳ねるようにステップを踏む。
もう我慢できなくなって声を上げ手を叩き踊る。
ライブスタート時は調子が悪かったのにすっかり元気になってた。(^^;)ゞ
「悲しきレイディオ」。あ~これもやるんだ!でも、もうひたすら楽しい。
元春は魔法にかかったように光り輝いてる。客席との熱いコール&レスポンス。
ホーンが無い分、コヨーテメンバーの持ち味を活かしたアレンジに変わってた。
最後のキメで演奏が終わるか、と思うと元春ジャンプを繰返す。
まるで歌舞伎みたい。「型」と「変化」。何れも楽しい。
アンコール。ステージ上のクリスマスツリーを指差し元春は歌いだす。
そう、当然この曲「クリスマス・タイム・イン・ブルー」!
客席にサンタが登場して踊りお客さんとハイタッチ。客席にもサンタ帽をかぶってる人がいる。
世の中には数多くのクリスマスソングがある。でもボクはこれが一番好き。
スタンダード、ジョン・レノン、山下達郎、この季節になるとTVやラジオから流れる。
一斉にヤになるほどに。どれも今では作者の意図とは別にイベントソングと化してしまってる。
どれも良い曲だけど、正直もうお腹イッパイ。今更イイよ、と思う。
でも、元春のこの歌はそこまでメジャーになってない。だからイイ。
そして、他のクリスマスソングと一線を画して「シリアスな世界」を歌っている。
貧困、戦争、憂鬱。それをチャンと取上げて、それでも「メリークリスマス」と歌う。
光と影。陽と陰があるクリスマスソング。だから好きだし、これからも聴いていきたい。
客席は大合唱。ボクも出ない声を振り絞って歌う。
元春はお客さんに歌わせたりサンタをステージに歌わせる。ステージも客席も輝いてる。
ああ、楽しいな。ただただ楽しい。
最後、元春は「CDが売れない時代にこうして皆さんがライブに来てくれることが
励ましになってます。ありがとう」と話してた。
いえいえ、こちらこそ。毎回ステキなプレゼントをいただいてます。<(_ _)>
更に元春はこう云った。
「来年はやるんだ!何をやるか、は各自で考えてください」
これにはホントに励まされた。元春はいつだって「○○をしろ!」「一緒に○○しよう!」
は云わない。ただ「前に行こう!」「ボクはこう思う。キミはどうする?」を投げかけるだけ。
そこから先は自分たちの問題。自分たちで考えて行動するしかない。当然だ。おとななんだから。
ライブ後、嫁が「今年最後のライブがこれでよかったな」と呟いてたのが印象的だった。
そう、今年はこれで我が家のライブ〆。最後に素晴らしい夜を過ごせた。
いつの間にか、咳もとまってたし(^_^;
翌日、会社でゴタゴタがあった。楽しいことの後には必ずイヤなことが起こる。
週末Sクンと現状について意見交換。失望と落胆のフルコース。笑うしかない。
来年・・・何をしようか?やりたいことをやる。やりたいことは何だ?
東北、仙台・相馬の復興のお手伝い。嫁・ヨモギと楽しく愉快に暮らすこと。
仕事は・・・まぁ、そこそこテキトーに。(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆
今日からクリスマス休み。ゆっくり休んで遊ぼう。
にゃにゃん、クリスマスプレゼントは何がイイ?チキンでも食うか?(ダメ)
雨は上がったみたい。今夜は嫁と銀座で餃子パーティといくか♪
でレポを直ぐ書きたいところですが、その前に先週土曜日に行った祥子さんのライブレポを(笑)
クリスマスアルバム発売に伴うライブ。アルバムは賛美歌やクリスマススタンダード、
洋楽カバー、新曲やライブテイクを収録した内容。場所は渋谷サラヴァ。
喘息がぶり返して咳が止まらない。ライブ参加は止めようかとも思いましたが
今年最後の祥子さんライブ。折角なので行って来ました。
今回も独り弾語りライブ。ビートルズ、サイモン&ガーファンクルのカバーを
やったりアルバムに収録した賛美歌や新曲を歌ったり趣向を凝らした内容。
「竹田の子守唄」のカバーはかなり凄かった。大瀧詠一のクリスマス音頭も盛上がった。
新曲「この世のどこかで」は祥子さんには珍しい和風のメロディ。
いつもどおりのお惚けトークもあって楽しいライブだった。
ただ楽しいけど惹き込まれたり聴いてて我を忘れる、はなかった。
体調が悪くてライブに集中できなかったのもあるが、それだけじゃない。
今回の新曲もライブも「明るくて楽しい」。新曲もメロディがキレイ。
カバーも実に巧く歌いこなす。でも「楽しい」・・ただ、それだけ。他には何もなかった。
アルバム「鈴木祥子」が出た頃のライブで感じた凄み、ピアノや声がひたすら
ココロに突き刺さる、あの感覚は今回のライブではなかった。
いや今回だけじゃない。今年のライブではついぞ感じれなかった。
それは単にボクの好きな作風(重い暗い)と祥子さんの最近の作風(ポップ、キュート)
のズレかも知れない。311を経てボクは祥子さんが歌う「極私的世界」に惹かれなくなった
からかも知れない。
昨今、祥子さんが熱心な旧い日本の曲のカバーとか大瀧詠一のカバーには何も惹かれない。
「古典(オールディーズ&ナツメロ)」を今更引っ張り出してどうするの?
新曲も過去の祥子さんの作風をなぞった感じで何か聴いてて歯がゆい。
祥子さんが多分今、そういうモードなんだろう。新機軸に挑戦、というよりは自分の
好きな物、自分の持ち味を活かした手作りの創作。
今回のクリスマスアルバムもチカラがこもった「良い作品」だし。
ただ、数年前の祥子さんのライブは毎回組むミュージシャンが違って音も変わって刺激があった。
カーネーション、勝井祐二、大友良英、祥子さんを通じて好きになったミュージシャンも多い。
でも、最近のライブは基本弾語り。それが悪いわけじゃないが、以前の様な驚きや刺激はない。
特に先々週にカーネーションの凄まじいライブを見てたのでどうしても比べてしまった。
なんかヒドいこと書いてるな、オレ。読んで気が悪くされた人がいたらゴメンなさい<(_ _)>
でも、正直最近の祥子さんにはあまり魅力を感じない。それはホンネだ。
これは祥子さんが変わった、というよりボクが変わったんだろう。
聴き出して20年にもなるけど・・しばらくはライブ行くのはやめておこうかな?
カーネーションやKyOnさんと共演するときは別だけど(をい笑)
ま、しばらく離れてみるのも悪くない。どこかでまた交差する日も来るだろう。
日曜日は嫁とソラマチまで散歩。月曜日が定期検査なので脂を落としたい(^_^;
スカイツリーは冬空に雄々しく建っている。
で散歩の目当てはソラマチ以外にもう1つ。
以前隅田公園でとても愛想のイイ三毛猫がいたのでもう1度会いたかった。
ダメ元で行ったら・・・いました。
でボク等を見て「にゃ~~~!」と鳴いて寄って来て甘えてくる。
しまいにはごろんごろんと転がる\(T▽T)/
腹見せて転がってるし、ボクと嫁の膝の上にも乗ってくる。
ウチでヨモギに相手にして貰えないボクは狂喜。
をいをい、キミ無防備すぎるだろ~\(T▽T)/\(T▽T)/
ボクはすっかり満足。「今日は楽しかったね♪」と嫁に話すと
嫁は呆れて「まだ昼だぞ。今日はもう終わったのか」と苦笑。
ソラマチは凄い賑わい。スカイツリーは過去何度か行ったけど
今回は今まで行ってなかったスペースを廻ってみる。楽しい♪
ランチに美味しいスープとホットドッグをいただいて満足♪
帰りはまた隅田公園で三毛猫と遊びました(゚゜)\バキ☆
往復で6時間近く歩いた。おかげで検査結果は順調♪
ヨモギは嫁@パンダに思い切り甘えてます。あの三毛猫に負けてない甘えっこ♪
なんだよ、そのシアワセそうな顔は。たまにはオレとも遊んでくれよ、ね☆
元春のライブレポは週末に書こうっと♪(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆
で、その後相馬に対して何ができるか、かんがえてみた。
フと思ったのは相馬のお店から何か買えないか、ということ。
先月のライブの主催者森田さんは相馬でCDショップを営んでいる。折角だし何か買うか。
森田さんがブログの中でくるりの新作「坩堝の電圧(るつぼのボルト)」を絶賛してたな。
http://blog.livedoor.jp/happymoritamusic/
くるりはシングルを何枚か持ってるしオーケストラと共演した奴と前作は友人から借りて聴いた。
キレイで優しいメロディを鳴らすバンドって印象。決して熱心なファンではなかった。
で通販で今回のアルバムを買ってみて聴いてみた。
1曲目「white out」疾走感溢れギターが唸るロックンロール。
2曲目「Chilli papper japone」山椒!と矢鱈怒鳴る超高速パンク。なんじゃこりゃ?
3曲目「everybody feels the same」雄大な曲。中盤のコーラスがキモチいい。
4曲目「tarius」菅野美穂出演CMに使われてる曲。キレイなメロディ。タイトルは「牛」?
キリが無いので曲ごとの印象を書くのは止めておきますが(゚゜)\バキ☆
今までの優しいイメージが一気に変わった。凄く鮮烈だった。
こんな荒々しいロックナンバーを演奏するバンドなんだ?新メンバーの影響?
これ買って以来、すっかりへヴィロテ。会社の行き帰りはこれしか聴いてない笑
歌詞は抽象的で断片的なフレーズが並んで明確なイメージが浮かばない。
矢鱈英語の歌詞が多いし中国語もある。いろんな国の街の情景が登場。
そして、山椒とカニと牛と放射能と新幹線が共存する世界。メチャクチャ。無節操。
ただ通底しているのは「現在(いま)に対する戸惑い」。明らかに311後を描いてる。
「SOMA」は実際に相馬に行った者としては矢張りズンと来た。
「沈丁花」「のぞみ1号」に滲む「戻せない、どうにもならない」という絶望には胸を突かれる。
それでも岸田クンは「走れ、涙なんて流すな、あきらめれずに立ちはだかれ」と呟く。
最終曲「glory days」は禍々しく、でも美しい。
「東電も関電も関係ない」と言い放ち様々な街を想い最後は「進め」と叫ぶ。
最後の最後、「ばらの花」のフレーズが挿入される。「安心な僕らは旅に出ようぜ」。
原曲とは違って禍々しく歪んだ演奏で。
この曲を聴いてると何だか血が騒ぐ。叫びたくなる。拳を突き上げたくなる。
それは高揚して、というより「負けたくない」「流されたくない」という感情。
何に?
おそらく311と福島原発事故以来、感じてる、ずっと拭えない「後悔」と「敗北感」に。
過去も叫ばれていた原発の問題に何故チャンと向かい合い反対しなかったのか、という後悔
世界に何の関心も持たず毎日毎日ヘラヘラ笑いながら好き勝手やって生きてきた(生きてる)
自分が初めて感じた敗北感。無力感。
そうオレは敗けたのだ。あの日、311に。そして、その敗北感は植えつけられてまま消えない。
それがたまらなくイヤだ。
だから、もう後悔はしたくない。違うと思うモノに対しては「立ちはだかろう」。
声をあげよう。
明日、東京都知事選と衆院選挙がある。
どの候補に入れるか、どの党に入れるか悩んだ、迷った。
オレが望むのは何だろう。一番大事なテーマは「東北復興」と「脱原発」。
もちろん「景気回復」「TPP」「外交」も大事だけどオレにとって優先すべきテーマは2つだ。
それを実現してくれそうな党は何処か?票集めのスローガンでなく実際に行動してるのは?
いろいろ調べて311が起きたとき東北支援を積極的に行った政党を見つけた。
原発問題を含めて今までも政府に色んな問題提起をしてきたようだ。
ハッキリ言ってマイナーな党だけど、
財界と結託してないのも何かインディーズでパンクでロックって感じがする。(^_^;
決めた、ここにしよう。オレの一票はここに託そう。
東北を忘れ、原発を再稼動させようとする動きの前に「立ちはだかろう」。
このCD聴いてよかったな。くるり、岸田イカシてるぜ。な、にゃにゃん♪
○「あるキング」伊坂幸太郎
天才野球選手王求の人生を描いた伊坂さん新機軸の小説。
伊坂さんらしい洒落た会話も無く伏線やどんでん返しもなく主人公の人生を淡々と描く。
その才能があまりに凄く周囲から怖れられ孤立する王求。
途中で魔女が出てきたりヘンな怪物が登場したりかなりぶっ飛んだ展開。
正直「オモシロいか」というとウーン。なんかワケわかんないまま読み終わった。
再読したら、また良さが分かるかも。
○「悼む人」「静人日記~悼む人Ⅱ」天童荒太
この作品、以前から興味はありつつ重そうな内容で中々手が伸びませんでした。
ただ最近出たⅡに天童さんが東北震災被災地を訪問したドキュメンタリーが掲載
されてるのを知り、読んで見ました。
事件の起きた場所を訪れ死者が「誰に愛されていたか」を聞き祈りを捧げる青年静人。
「悼む人」では周囲の人物の目を通して彼のあり様を描きます。一方Ⅱは静人自身
の視点で描かれている。
静人は「死者のことを記憶する」ため全国事件が起きた場所を訪れ死者の知人に
会い生前の人となりを聞きノートに記録し祈りを捧げます。
静人の行為は喜ばれたり怖れられたり忌み嫌われたり反応は様々です。
周囲の人は「なぜ、そんなことをする?」と静人に問いかけますが彼自身もよく
分かってない。全く会った事がない人、犯罪者にさえ彼は等しく悼み祈ります。
なんとなく昔読んだ「ビルマの竪琴」の水島が静人に重なりました。
「死」というテーマを扱っているせいか、どうしても重苦しくなりがちですが
「悼む人」は第三者の視点で描かれているせいか、スンナリ読めました。
最後のスピリチュアルな展開もヤな感じがしなかった。
むしろⅡの方が静人の迷いや逡巡がストレートに描かれ正直キつかったな。
あと、恋愛話は無くてもイインジャナイかなぁ。
被災地訪問ドキュメンタリーはTV局の被災地取材に天童さんが同行した手記。
被災地、被災者に真摯に向かい「作家ごときに何が出来るかわかんないが
チャンと見届けよう」との誠実な姿勢にうたれました。
最後にTV局が天童さんのコメントを総て使わなかったことに触れています。
それはとても大切なこと。でもTV局は使わなかった。
もちろん編集の都合等あるんでしょうがボクはメディアの不誠実さを感じてしまった。
(天童さんはTV局に対する批判は別に書いてないけど)
○「希望の国」園子温
現在公開中の映画の原作と監督の福島ロケ日誌をまとめた本
この映画は近未来の日本で原発事故が起こり運命を変えられた家族を描いてます。
http://www.kibounokuni.jp/
近未来との設定ですが、これはどう見ても現在の日本、福島を題材としています。
前作「ヒミズ」(ボクは未見)で園監督は311被災地でロケを行い賛否両論でした。
今回の映画も賛否両論を呼びそうな内容。テーマに腰が引けてスポンサーが中々
つかなかったみたいだし。
ボクはアーティストが311や原発をテーマに作品を創りたいならどんどんやればイイ
と想う。「不謹慎」とか「早すぎる」とか非難する人も居るだろうが、誰もこんな
作品を創らなければ世間はサッサと忘れてしまう。
全員が取上げる必要は無いけど、取上げるクリエイターは絶対必要。
映画の内容は公開中なので伏せますが(原作読んだだけでボクも未見(^_^;)
園監督の東北訪問記は引き込まれて読んだ。
ある被災地で外は荒野と化しているのにコンビニで雑誌を読んでる若者。
何も無かったようにゲーセンで遊ぶ若者。
何度も福島を訪問するうちに放射能を怖がらなくなるスタッフ。
自分たちの家の有様をどんどん撮ってくれ、という石巻、南相馬の皆さん。
あれだけ大きな事件があったのに「日常生活」というバケモノは丸でそれが
無かったか、のように淡々と過ぎていく。人々もそれに乗っかっていく。
園さんはそのことに違和感を感じる。
だから311をもう1度実感するために、見る人に実感してもらいたくて
この映画を創った。
311から1年半が過ぎて東北に関するニュースはどんどん減っていく。
取上げられるのは選挙だの原発再稼動に関係した「ついで」の場合のみ。
Twitterを見てても「東北を応援しよう」なんてリツィートは流れてこない。
先日、会社のある同僚は「復興振興税、払いたくない」なんてヌカしやがった。
悪気はない正直なホンネだろう。周囲の人も笑ってたし。でもオレは笑えなかった。
まだまだ東北復興は時間が掛かる。そのためなら多少の税金がなんだ?(あくまで私見)
何か大きな流れが「忘れよう・無かったことにしよう」という方向に動いてる。
何だかキモチわるい。オレはそこに流されたくない。ずっと憶えていたい。
だから311という問題に正面から取組んでるクリエイターがいることにホッとした。
「ヒミズ」そして「希望の国」はいつか見よう。
直近では伊坂さんの「SOSの猿」を読了。
西遊記とエクソシストと引きこもりと株誤発注事件をミックスさせたヘンな作品。
でもオモシロかったので再読しています。その感想はまた別の機会に(゚゜)\バキ☆
「仕事は楽しくなくっちゃ」「東北支援も楽しいからやる」と明るく話す。
彼なら新しい職場でも成功を収めるだろうし東北支援でもデカイ仕事をするだろう。
「キミは何のため東北を応援してるんだ?」と聞かれて上手く答えられなかった。
楽しさじゃない。まして絆なぞでもない。無力感を晴らしたい、申しわけない。
自分も同じ傷みを背負いたい。簡単に云うとそうかも知れないがコトバに出すと変わる。
オレは彼のようにはなれない。仕事もボランティアもケンカ。楽しんではいない。
明らかに違う道を歩いてる。でも、それも仕方が無い。
昨夜はカネツアーファイナルに行った。新作「SWEET ROMANCE」発売に伴うツアー。
このアルバムの幾つかの曲は「喪失」「別れ」「そこにいない人、景色」を描いてる。
直枝さんは何処かで「311の影響はない」と言ってた。
でもオレはどうしても東北で見た光景を重ねてしまう。オレが聴いたらオレの曲だ(笑)
作者の意図がどうだろうが好き勝手に解釈させてもらう(^_^;
「ハイウェイバス」から始まりアンコールは3回。凄いモノを見た。
張替クンのドラムは腹に来る凄いヘビーなオト。新キーボード藤井クンもイイ!
でも何より今回はゲスト!
梅津和時さん(SAX)、大谷能生(RAP、SAX)、小貫早智子(Cho)
そして飛び入りのブラウンノーズ兄弟。
カネというステージの上で皆が好き勝手やりたい放題をやってる。
梅津さんと大谷さん、マウスピースを外して吹いてるし\(T▽T)/
印象に残ったシーンがあった。ホント色々あった。
・東北に着想を得た曲「女川」を演奏する前、直枝さんはツアー途中で
訪れた石巻、女川について話す。「まだまだ・・だよ」と口ごもって話す。
その後、演奏された「女川」は真摯なオトだった。
・ニューアルバムの曲には「消えた」「もっと話したかった」というコトバが
何度も出てくる。「InDreams」「Bye Bye」「Station」いちいちコトバが刺さった。
・コーラス小貫早智子さんはホントにキュート!ピョンピョン跳ねてた。
・昨年ツアーに引続き梅津さん参加。サックスを2本同時に吹いたり
大谷さんとホーンバトルを繰り広げたり愉快でキュート!
・張替クンのドラムが進化してた。重くて大きくてトンでもない。
・「RealMan」はココロに響いた。聴きながら昼間の知り合いとの会話を思い出してた。
そう、大切なのは「楽しいか、どうか」じゃない。リアルか、どうか、だ。
・「ジェイソン」も凄いことになってた。バンド全体のオトが龍のように駆け巡る。
オレは何度も「なんだ?こりゃ」と呟き笑ってた。
・「EdoRiver」はゲストが全員加わりトンでもないことになってた。
梅津、大谷のホーンは好き勝手暴れて直枝さんと小貫さんは即興で歌いだす。
曲がイキモノになって別のモノに変身してた。
本編最後「遠くへ」が演奏された。
梅津さんの美しいホーンに乗って直枝さんは真っ直ぐと歌う。
雨、夢が連れ去った景色。過去見たはずの景色。会えない人。あったはずの奇蹟。
「でもありがとう そしてさよなら また会おうよ ねぇまた会おうよ」
どうしても今年見た東北の光景を想う。荒浜、石巻、いわき、相馬。
何故か涙がにじんで来た。また行こう。絶対行こう。負けねーぞ。負けてたまるか。
アンコールは饗宴、狂騒。
「夜の煙突」も全員参加して大暴れ。ブラウンノーズ兄がステージ上を走り回る。
なんか凄いことになってる。「EdoRiver」同様、曲がイキモノと化して蠢き飛び回る。
メンバー紹介も自由気まま。大谷さん、ラップするし、梅津さん、ホーンで会話するし。
小貫さん、いきなり「BE MY BABY」なんてレア曲歌うし。
最後直枝さんで終わるか、と思いきやそのまま「愛のさざなみ」に。
なんだ?コレ?なんなんだ?このバンドは?こいつらバケモノだ。
ここでメンバー退場。でもアンコールの拍手はやまない。
幾らなんでも、これで終わりだろう。何人かの客は帰る。と思ったら出てきた!!
そして最後は「砂丘にて」。今年ライブの締めはこれですかい?\(T▽T)/
これでようやっと終了。直枝さんは最後まで残って手を振って笑顔で去っていく。
凄いモノを見せていただきました。ありがたや、ありがたや(v_v)”
帰りの電車の中で嫁と「凄いモノみたね」と話す。ホント楽しく愉快なライブでした。
今日は全身筋肉痛(^^;)ゞでも何かスッキリしたキモチです。
ここ数ヶ月間、自分の中にあった邪気や澱みがカネ+ゲストに吹き飛ばしてもらったような。
カネはやっぱり凄い。これでまた暫くはイケるかな?何がイケるか?よくワカランが(゚゜)\バキ☆
確固としたモンはない。未来(あす)への確たる見通しもプランもありゃしない。
地に足なんか着いてない。いつだって行き当たりばったり、ふわふわゆれてる。
落ち着くなんか真っ平ゴメン。ゆれたままイケるトコまでいってやる。
これからも、「くだらねぇこと」が山ほどおしよせてくれるだろうが負けねーぞ、負けてたまるか。
オレはこっちをゆく。これでイイのだ。ね、にゃにゃん☆
でも咳以外は全然元気。で折角の週末、嫁と紅葉を見に行くことに。
土曜日は嫁がアキバに買い物があるというので上野経由でお散歩。
路地に銀杏が散って丸で絨毯みたい。
上野公園の紅葉も見頃。嫁と2人して写真をパチパチ撮る(^^;)ゞ
丁度福島の観光イベントをやっててランチにマトンのケバヴをいただく。
その後も上野公園内を散策しキレイな紅葉を堪能。
嫁はアキヨドでデジカメを購入。帰宅後ひたすらイジッています。
まさに「ニューマシンを手に入れたこども」(゚゜)\バキ☆
そのままヨモちゃんの撮影会に(^^;)ゞ
今日は駒込六義園に紅葉見物に。
此処は春や夏は何度か訪れていますが寒い季節に来るのは初めて。
中は観光客でイッパイ。紅葉はホントにキレイ。
木々もホントにキレイ。ふと「或る木」を探してみよう、と想う。
大好きな伊坂さんの小説に出てくる一節
「俺は洪水に流されず立ち尽くす一本の木になりたい」
そういう逞しく堂々と建つ木を見つけたい。
園内を散策していると中々イイ感じの木が見つかりました。
何があっても流されない、しぶとい木。そういう木にオレもなりたい。
紅葉をたっぷり楽しんだ後は猫さん散策。近くの商店街の公園で猫さんと遊ぶ。
前は近寄っただけで逃げたのに今日は背中を撫でても逃げない。
ここは有名な猫ポイントなのか次から次に人がやってきて猫さん鑑賞。
ボクと嫁はすっかり満足して帰路につく。
嗚呼、楽しい週末だったな。楽しくて散歩してる間は結構、咳が止まってた。
明日から、また会社か。仕事のこと考えたら、また咳が出てきた(゚゜)\バキ☆
今週がんばったら来週末はカーネーションのLIVE♪楽しいことが待ってる☆
ココロとカラダが折れないように、がんばろうな。な、にゃにゃん。