僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

デモと古河庭園と街猫さんたち

2017年05月21日 | 日々の泡(日記)
先週木曜日は久しぶりに国会議事堂前デモに参加。
国会で審議中の「共謀罪」の反対デモ。
集団活動は苦手だしデモ自体の効果も怪しいが元春が発表した「詩」に後押しされ参加した。
リーダーのコールに合わせて声を出す。賛同できないコールはスルーした。

帰宅後、嫁@パンダに「安倍ちゃんに挨拶してきたよ」と言うと
「安倍ちゃんと顔を合わせて話せてねーじゃん」とツッコまれた。確かに・・・・(^^;。
オマケに「ケンカ売ったっつーのは首根っこ捕まえて引きずり出したことを言うんだよ」とも。
嫁@パンダ・・・カッケーな(T▽T)
オレがやったのはピンポンダッシュか?(^_^;

共謀罪はあっさり強行採決。ネット上の色んな意見を読む。
賛成者、反対者、それぞれのコミュニティでお互いに罵り合っている。
「バカな国民」「対案出せよ」「無関心な国民」読んでて失望する。埋めようが無い分断。
意見が違ったらお互いに認めようがないのか?もっと冷静に優しくなれないのか。

昨日は嫁と古河庭園を散策。バラの見頃。美しいバラと溢れる緑にココロが落ち着いた。

その後は色々歩いて、街猫さんと遊ぶ。

帰宅後、高野寛を聴く。穏やかな声に触れて軋んだココロがほどけた。

今日は浅草で三社祭を見物。街の盛上り、人々のパワーに圧倒された。

共謀罪は多分成立するだろう。憲法も多分変わるだろう。
勿論、反対するが一方で想う。
法律が変わったら自分は変わるのか?そんなモンなのか?・・・・変わんねーし(笑)
キレイなモノはキレイと書くし、違うと思ったら言う。
自粛も自己検閲もするが、それを決めるのはオレだ。オレ自身だ。法律じゃない。

世界が変わっても自分は変わらない。
それも、ひとつのやり方だしひとつの抵抗だ。
武器でもなく罵倒でもなく美しい森を選ぶ。
オレはそっちを生きたい。

さ、明日からいよいよ年度末対応の総仕上げだ。
政治も大切だが仕事も大切。チャンとやらなくっちゃ、な。ヨモちゃん♪

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南相馬ボランティア

2017年05月15日 | 東北のためできること

週末は福島南相馬ボランティアに行く。
南相馬に行くのは実に1年ぶり。サボっててゴメン<(_ _)>
前回お世話になったボラチームのツアーに参加。
2台のワゴンカーを繰り出して福島に向かう。
途中であるお宅の裏山に咲く藤棚を観る。キレイ。
リーダーの方はこのお宅を個人的に支援してるとの事。頭が下がります。


南相馬到着。現地は大雨。先ずはボラセンターに行く。
ボラセンター長の挨拶。
原発避難地域指定解除になって住人が戻ってきたけど少数、
 指定解除(=除染完了)により住人への公的支援が打ち切られ
 自己負担が増えた事、ボラが圧倒的に不足してる等のお話。

「避難地域指定解除」「帰宅」=問題解決じゃないのだ。
イヤ、むしろ此処から復興はスタートするのだ。お話を聞いてそう思った。


本日の作業はあるお宅の伐り出した竹材の後片付け。
大雨の中での野外の作業・・に一瞬怯んだが、
これも南相馬が前に進むために必要なこと、だ。やるっきゃない!V(^^)

現場は指定解除を機に避難先から帰宅した方のお宅。
普段はご主人1人で片づけをしているらしい。
庭に積んだ竹材を枝打ちし細かく切り分け運んで機械で粉砕。
豪雨の中、ずぶ濡れになりながら竹と格闘。
濡れた竹は結構重い。雨の強さと寒さに途中でココロが折れそうになる。
そのとき、嫁@パンダのコトバを思い出した。
「キミは慌てなければ、大抵の事は上手く出来る。」

このコトバを思い出したら途端に力がスコンと抜けて冷静になれた。
その後は作業はスムーズに進む。
以前は苦手だった竹の「枝打ち」のコツも憶えたぜV(^^)

夕方まで作業して終了。庭はかなりキレイになってた。やったねb(^^)
メンバー皆さんはずぶ濡れで疲れてるけど満足そう。快心の笑顔だった。

東京への帰路。或るお店に寄って晩御飯に「浪江焼きそば」をいただいた。
ご主人は浪江からの避難者。避難先で新たにお店を開いた。
濃厚で食べきれるかな?と思ったけど、どんどん食が進む。ソースが甘辛くて美味しい♪
今度来た時は「シャモうどん」を食おう♪


深夜に帰宅して酒を呑みながら1日を振り返る。疲れが出て失神。
翌日は嫁と一緒に日本橋三越で岩合光昭の写真展「ねこの京都」を観に行く。
場内は盛況。四季の京都の風景に映える猫さんのカワイイこと♪
特に芸者さんに遊んでもらう猫さんの甘えっぷりが気に入った。
三越は全店「猫まつり」。
猫を象った可愛らしいサンドセットを購入して晩飯にしました。


南相馬ボランティアへは来月も行く予定。
今迄サボってた部分取り返さなくっちゃ。

東北・・今年は暫く行くのを控えようか、と思ってた。
でも、それは結局、自分の中で「無かったこと」にするのと同じ。
「無かったことにしたくない」から始めたこと。
そして、未だ・・自分の中じゃ終わっていない。
オトシマエはついてない。ならば・・行くしかない。
また行こう。な、ヨモちゃん。

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変容の行き先~カーネーション「METEO PARKWAY」@下北沢Gardenライブレポ

2017年05月09日 | カーネーション
GW最終日は下北沢でカーネーションのライブ♪
今回はサポートドラムに元メンバー矢部浩志さん(やんべさん)が参加。
過去、ゲストや再現ライブの参加はあったけど、通常ライブ、フル参加は恐らく初めて。
しかも、このライブ後暫くカネのライブは無いとの事。これは期待せずにいられません。

入場すると場内は満員。フロア真ん中、やんべさん・松江クン側に陣取る。
シナトラが流れメンバー登場、やんべさん登場に一際高い歓声が上がる。

ライブは「New Morning」からスタート。いきなり、これか!一気に持っていかれる。
やんべさん在籍時の名曲が散りばめられた内容になるか、と思いきや、
演奏された曲の大半はやんべさん脱退後のアルバムから選曲。しかもレア曲満載。
やんべさんのドラムで初めて聴く曲もある。
「この悲しみ」「Station」「Lost In Stars」改めて曲の良さを思い知る。
そして久しぶりに聴くやんべさんのドラムがヘヴィー。こんな重いドラムを叩く人だったんだ。

中盤、直枝さん、大田さん、やんべさんの3人だけで演奏。
直枝さん、5人組から3人体制になった当時の想い出を語る。
3人で演奏できるように完璧に構築されているカネの曲を解体。
直枝さん笑いながら話してたけど5人で演ってた曲を3人で演奏するなんて正気の沙汰じゃない。
フツー、サポートメンバーを入れるだろ?ハッキリ言ってムチャクチャ。
でもボクがカネを初めて見たのは丁度この時期だった。当時見たライブは凄まじかった。
この日、3人だけで演奏した「ANGEL」「Brack Coffee Crazy」はサイコーにアツかった!

更に嬉しいお知らせ。今年ニューアルバムを出すとの発表が!そして新曲が2曲演奏された。
2曲ともストレートなロックンロール、シャープでメロウなパワーポップ。
変態メロディに溢れた「Multimodal Setiment」の世界とは違うテイスト。
どちらの曲も好きな感じ。アルバムがどうなるか期待大。

後半は狂乱状態。これまた久しぶりの「クエスチョンズ」。
直枝さんと松江クンのギターに狂い手を鳴らし踊り叫んだ。
オ―ラスは「The End of Summer」。これも一緒に歌った!

アンコールは最後の最後は「メテオ定食」が鳴った。
過去の名曲を鳴らすのではなく、最後に最新ナンバーを持ってくる。イカしてるぜ♪
この曲を、やんべさんのドラムで聴けるとは・・・震えた。
最後アウトロはノイズまみれ。直枝さんは終わるのを惜しむ様にギターをずっと弾いてた。
ライブは此処で終了。何と定番の「Edo River」も「夜の煙突」も演奏しなかった。
うーん、直枝さん攻めてるな(^_^;


大満足。翌日は検査で休み。筋肉痛だらけなので休みにして良かった。
前日ライブが終わったばかりなのに、またカネのライブを見たくなってる。
次のライブは9月江の島虎丸座のアコースティックライブ。
毎年パスしてるけど・・やんべさんも参加するし今年は行こうかなぁ。

このライブ、やんべさんの参加・新曲とカネの変化の兆しが見えていた。
カネ、直枝さんはいつだって同じ場所に留まらない。
メンバーが抜けたら曲を解体し、サポートメンバーも定期的に見直す。
やんべさん脱退後のアルバムもライブは基本直枝さん一人でギター弾いてたのに
ここ数年は松江潤という凄腕ギタリストを迎えて自分はサイドギターに徹してる。
そうやってカネは変化・・いや変容し続けてきた。
「Brack Coffee Crazy」の歌詞じゃないが「お前(音楽)を飲み込んで俺は変わる」のだ。

カネはいつだってワクワクドキドキさせてくれる。
カネのオトはオレにとってサイコーのドラッグだ。だから止められない。
これからもやり続けるよ☆


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GWあれこれ

2017年05月07日 | 日々の泡(日記)
今年のGWは遠出をせず都内で遊ぶ。
初日5/3はサントリー美術館「絵巻マニア列伝」を見に行く。
様々な時代の絵巻コレクションを鑑賞。
尾籠な内容や残酷なネタ、エロネタみたいに色んなテーマを包含していて楽しめた。

5/4は代々木公園で開催の「今日だけ!こどもパーク」に出掛けてライブ鑑賞。
ハンバートハンバートのライブを見るのは映画「プール」のインストアライブ以来。
10年ぶり?
いきなり「ミサワホーム」のCMソングでスタートするセンス・・イイナぁ(T▽T)
遊穂嬢の明るく朗らかなトークととぼけた良成クンの佇まいが何とも可笑しい。
「ぼくのおひさま」「国語」を生で聴けて満足。そのうちライブ行きたいな。

続いては七尾旅人。見るのは1月のキネマ倶楽部以来。
いつも通り弾き語り。「こどもパークなのに大人ばかりで子供いないじゃん」
と毒づきながら客席に居る子供のためにアンパンマンの歌を歌ってあげる。
途中で客席に居る子供をステージに上げてセッション。
オマケに裏で吠えていた犬をステージに連れ込む。
ステージに犬を上げたミュージシャンを見るのは元春以来だ\(T▽T)/
お決まりの進行で無くこういうハプニングを起こす七尾クンのやり方はステキだな。
最後は客席の男衆に担ぎ上げられて木の上に登る。自由奔放。また見てみたい。

昨日は目黒雅叙園に「福ねこ展」を観に行く。
百段階段を使って様々なアーティストの猫に関する作品を展示。

館内は撮影自由。
作品の内容は奇想天外、爆笑、驚愕・・・。多様な内容で楽しめた。

映画「猫侍」の「玉之丞」をモデルにした作品に会えたのは嬉しかったな。

連休は今日で終わり。明日も所用で会社を休むけど(^_^;
今夜はカーネーションのライブに行きます。ドラムは、やんべさん。
ナオエさんのギターで思い切り狂ってきます♪

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10年目

2017年05月06日 | 日々の泡(日記)
「迷ったら立ち止まる そして問う あなたなら こんな時どうする」(宇多田ヒカル「道」)

5月4日は父の命日。父が旅立ってから・・・10年経った。
父との想い出を考えてみるが・・無い(笑)
子供の時に一緒に何かをやったとか、深い話をしたとか丸で無い。
大人になってから殆ど家に寄り付かなかったオレが悪いんだが^^;

ただ・・・一つだけ忘れられない思い出がある。
20数年前、女子マラソンのオリンピック選考で或る選手が落選した。
その選手は記者会見を開き落選した口惜しさを語っていた。
その後、とあるお笑い番組でこの記者会見の様子をネタにした。
少し天然の気があるその選手の様子を出演者が面白おかしく真似していた。
それを見ていた父の顔が見る見る険しくなって怒り出した。
「こんな一生懸命頑張ってる人を笑い物にするのは善くない。
オレはこういうのは好かん。嫌いだ」と席を立った。

そのときのオレは「多寡がお笑い番組に頭固いな」と気にしなかったが
後になって・・じわじわと効いてきた。
オヤジ、アンタの言う通りだ。アンタは正しい。カッケーよ。アンタ。

オレはどう見てもアンタの様にはなれない。いやならない。
アンタに恥ずかしくない生き方をしたいが・・どうすればイイかワカラン。
幾ら考えてもワカンネーよ。どうすればイイんだ?

でも、「人をバカにしない」それくらいは出来る。
それくらいは・・見習える。継げる。
それがオレの中にあるアンタの血を確かめる唯一つの方法だ。

オヤジ、また逢いに行くよ。嫁@パンダ一緒に。
じゃぁな☆


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西へ~DISTANCE

2017年05月01日 | 日々の泡(日記)
先週末は、滋賀に住む母を訪ねた。
帰省・・じゃないな。京都の実家は数年前に売って今は無いし。
京都到着後、先ずは父の墓参り。
タクシーで霊園に向かう。道中激しい雨が降ってたが墓参りの時は快晴。
お墓に花と父が好きだったワインを捧げる。
墓参り・・2年ぶりだな。すっかり御無沙汰してるな。スマン<(_ _)>
嫁@パンダは「ゆっくり話しなよ」と言うが、いざ前にすると話す事が・・無い(T▽T)
スマンな、オヤジ。すっとこどっこいな息子で。
その瞬間、父の「やっぱりオマエはバカだ」の声が聞えた(^_^;

墓参りを終えて母の家に向かう。途中で腹が痛くなるワシ。
嫁@パンダは「親に会うのになぜ、緊張する」と笑う。
え?血が繋がった親だから会うのに緊張するんじゃん?(゚゜)\バキ☆

母は元気そうで安心した。そのうち近くに住む妹夫婦と姪・甥がやってくる。
姪は高校生、甥も小学校2年生・・2人とも大きくなったなぁ。
その後は韓国料理屋で晩御飯。デザートの巨大プリンが美味い🎵

食事しながら母と父の想い出話や昔話をする。
ボクが忘れていたことも・・・よく覚えている。
そんな中で衝撃の事実が発覚!(・_・;)
その事・・ずっと「わだかまり」を持っていた。でも実は原因はオレにあったのだ。
全ては出来が悪い息子のためにしていた行動だったのだ。

この話、永年抱えていて聞けなかった。なんだ、父が生きてる間に聞けば良かった。
もっと早く知っていれば父とも、もう少し仲良く出来たかも。
オレはいつだって遅い・・遅すぎる。
オヤジ、アンタの言う通りだ。オレは大馬鹿野郎です。\(T▽T)/

翌日出発する時、母がいつまでも見送ってた。
これからはもう一寸帰るようにしよう。
元気って言っても、もう80超えてるんだし。今迄の親不孝を少しは取り返さないと、な。

オレが東京に来て既に23年。ある時期から故郷には戻らない、と決めた。
いや「故郷は無いもの」と思う様にした。
敗け続けだった東京暮らし。此処から故郷に逃げ帰るのはイヤだった。
ここで、取り返したかった。だから、家族とも距離を置いた。
自分勝手な言い分だ。でも、その距離があったから何とかやって来れたんだ。
だから、オレはこの距離を否定できない。あれは必要だったのだ。

帰りの車窓から見た富士山はキレイだった。
帰宅すると留守番のヨモちゃんが泣き叫んで嫁@パンダに甘えまくり(^_^;
ヨシヨシ、寂しかったのかい?この甘えっコ♪
      
ヨモちゃんの声を聞いて一息ついた。心がほどけた。
やっぱり此処が一番、此処がオレの家だ。オレの居場所だ。

さ、今日、明日と働いたらお待ちかねGWだ。ヨモちゃんたっぷり遊ぼうな♪


(オレはパンダちゃんと遊ぶニャ。)
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