僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

ケーキとワイン

2006年06月27日 | 写真

週末に銀座で買った白ワインと嫁がコージーコーナーで買って来た
ミ二ケーキを組み合わせて。

ケーキ美味かった~!ワインもスッキリして呑み易い~!
明日は刺身でも買ってワインと合わせよっと♪

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バースデイワイン

2006年06月25日 | 写真

金曜日、仕事帰りに「プランタン銀座」で買ったワイン。
ホントは別にお目当ての焼酎があったんだけど、
そっちは売切れとのことでワインに。

明日の嫁バースデイ用にします。
いつも我が家は「ビール」や「チューハイ」だけど、たまには
こんな贅沢もイイよね?

明日はケーキと一緒に呑みます。

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だから私は歌った

2006年06月23日 | コトバの杜

Coccoが語ったニューアルバム「ザンサイアン」にこめた想い

東京でショックだったのは、こないだ名護市が
(米軍基地の移設に)合意したときに、新聞でね
「悲願の普天間返還、今が絶好のチャンス」
って見出しに書かれてたわけ、
それを見て、あっちゃん声出して泣いてから、
もうレコーディング中トイレでわんわん泣いた。
ショックだったわけ。
 
だって返還って次の移設なわけさ、
だれかが背負っていかないといけないわけ。
それを東京の人は「絶好のチャンス」と書きよったわけ。
こんなの沖縄の人が読んだらどんな風に思うんだろうって。

そのときにこのアルバムを早く出したいと思ったのと、
でも同時に絶望もした。
歌なんて歌ってたってしょうがないと思ったし。

何を言って反対して主張しても、
ハイ次あなた、ハイ次あなた、とだれかに回っていくだけで、
何も変わらない。

でも、多分そんな問題知らない人いっぱいいるわけ。
実際に今からあっちゃんたちが具体的になくすものっていっぱい
あるから、それを自分でも忘れちゃいけないと思う。

何か´あった´ということ、´この海がちゃんと存在してた´
っということを残したかった


ロックだとか、カッコいいとか・・そういうのを超越してる。
ひたすら正しく強い。

Coccoは8月15日終戦記念日にオキナワでライブをする。

 ぴあ6.29号インタビューより




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ききたかったうた

2006年06月20日 | コトバの杜

活動再開後、Coccoが発表した作品は優しさと明るさに満ちてた。
それはそれでとてもスキだけど

激しいさけび・・オト・・荒々しいコトバを何処かで求めてた。
ニューアルバム収録のこの曲は「待ってました!」って感じです。

  熱い胸 頬
  削いで 剥いで
  
  冷めた胸 頬
  削いで  剥いで
  愛で呼んで

  土足じゃ ちょっと騒々しい
  だけど  素足じゃ 物足りない

   Cocco「暗黙情事」より

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たたかう番長

2006年06月17日 | コトバの杜

ボクのワイシャツのアイロンかけながら嫁@パンダビール番長が
指をポキポキッと鳴らしてた。
それを見ての会話。

 ボク「勇ましいねェ・・・何かと戦うの?」
 嫁きっぱりと言い切る。「見えない敵と戦ってるの。」
 ボク「見えない敵・・って何?」
 嫁「なんだか・・ワカンナイけど・・敵」

なんだかワカンナイのに・・「敵」ってのはわかるのか?(笑

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プロフェッショナル

2006年06月09日 | コトバの杜

 「コトバの杜」もここで復活します。(笑

 僕には目標とする男性、理想とする男性はいない。
 けど・・・kyOnさんの仕事のやり方には憧れる。
 このヒトみたいな仕事が出来るとイイな。

 以下、kyOnさんの凄さを表現してる発言集。

 「何て言うの、本当にフィフティーフィフティーでやりたい。
  いわゆるタイマンで、仲良くもケンカもできる間柄に
  段々なっていくわけやから。そういう状況でやりたいですよね、
  一つはね。」
 「一個のプロダクションに対して、ある部分だけやっとけば、
  分業制で、いいやっていうのが、段々もう、それではおもしろくない
  じゃないですか。」
 (映像作家林渉さんとのインタビューより)

 元春「僕の詞に口出しするのは宇宙人さえもいないぞ、ぐらいの意識
    なんですよ。~中略~KyOnがすーっと寄ってきてね、
    ゛壊れた車に乗って、というのはちょっと゛って。
    僕はそのときカチンと来て」
 KyOn「何でもいえばいいともちろん思わないですけど、本当にここだけは
    っって自分の中で思ったときは、自由に言える風通しの良さは
    あった方がいいなって」

 (キーボードマガジン元春&KyOnさんインタビュー)

 プロフェッショナルって言っても決まった事、言われた事だけチャンと
 やるんじゃない。

 チームで楽しみながら仕事する、対等、思ったことはハッキリ言う・・・
 自分で動いて相手を納得させ、楽しませより良いモノを作り出す。
 
 全部オレがしたい仕事のやり方・・出来ていないけど(笑
 スゲエなァ・・・このヒト、上司にすると絶対イイだろうな。

 でも、こんな凄いヒトが上司だったら楽で絶対働かない気もする(笑<
  


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No Way,No Place & My Home2「この愛を」

2006年06月01日 | ショートストーリー

ふたりはとても似ていたので 恋することはかんたんでした

鈴木祥子「この愛を」


バーのドアを開けて勢いよく店に入った。・・・中を見回したが来てない。
僕はカウンターの片隅に陣取り、ビールをオーダーした。
それから・・1時間。時計を見た、遅いな。携帯にかけてみたが、通じない。
自分から呼び出しておいて一体どういう積りだ。

彼女・・が会社を辞めて、もう4ヶ月。
彼女は、同期でセールストップの成績だった。
会社は当然必死に引き止めたが、彼女は頑として断った。
会社をやめてから彼女がどうなったかは知らない。特に噂も聞かなかった。
ただ・・・僕はときどき彼女のこと思い出してた。

そんな或る日。彼女から電話がかかってきた。大事な話があるという。
喜び勇んで来たら・・・遅刻してやがんの。
帰ろうかと思ったとき、彼女が慌てて入ってきた・・・。
僕を見つけると手をふり、ツカツカと歩み寄ってきた。

「遅い。1時間遅刻だぞ。」と言うと「ゴメン、大事な打合せあって」
「で話なんだけど・・」「おい、オーダーぐらいしろよ」
相変わらずだな・・。自分の話しか頭に無い。

「で何?」「うん、実は私、会社をはじめたんだ。いわゆるベンチャービジネスって奴」「ふーん」。別に驚かない。
彼女の才能と腕なら会社のひとつくらい作りそうだ。
「で何の会社?」「ウン、輸入雑貨の会社。独自のルートで安く仕入れて、
インターネットを通じて売ろうと思ってる。で・・・こっからが本題。是非ウチの会社に幹部として来てほしいの?」
「へ?」「御願い」「オレは事務畑だ。何の役にも立つとは思えないけど」
「いえ、そういう人が欲しいの」。

どうやら、事務方のリーダーとなる人材が欲しいらしい。
しかし僕は今の会社には不満は無い。退屈だけど気楽だし安定してる。
彼女の会社は言っちゃあ何だが海の物とも山の物ともつかない。
頭の中で天秤を図ってみた。

「悪いけど、どこまで信用していいか分らない」「え?」
「キミは信頼してる。ただ会社経営ってのは大変なことだ。来いって言われて
ハイ、そうですか、ってワケにはいかない。そっちに行って自分の人生を
台無しにするのはゴメンだ。」
「悪いけど販路は確保しているのか?チャンとした経営プランはあるのか?
簡単に信用できないな。」彼女は黙っていたが、笑い出した。
「何か可笑しいか?」と僕はムッとして聞いた。
「流石ね。相変わらず慎重で頭固いけど・・それくらいじゃないと困るわ」
「私は突っ走っちゃうから冷静な参謀が欲しいの、それは・・貴方以外考えられない」彼女は目を輝かせながら言った・・・
もっともその目には僕に対する個人的感情は微塵も無かったが。
「分った。1ヶ月考えさせてくれ。明日中にキミの会社の資料を出来るだけ沢山送ってくれ」と僕は答えた。

翌日、早速彼女からのメールが届いていた。
会社案内、経営計画、業務説明図、商品の写真、仕入先・販売先、
決算書、資金繰表・・必要な書類は全て揃っていた。
そのうえ、彼女が考える会社の強み・弱みもしっかりとまとめられていた。
彼女のやる仕事はいつも抜かりが無い。

資料をジーッと眺めながら僕は考えてた。
かなり魅力のある事業内容だ。・・・プランの内容も悪くない。
ただ・・矢張りリスクはある。

毎日、資料を読み込んで考えた。
現在の仕事と彼女の誘いを頭の中で何度も比較した。
今の仕事は・・給料は悪くない。安定してる。
このまま勤めれば部長も夢じゃない・・・夢じゃない・・が。
今の仕事には特に興奮や熱を感じない。自分の人生を賭けているワケでもない。
だけど、少なくとも・・彼女は「僕」という人間を必要としている。
そして・・・僕も彼女をサポート出来る自信がある。

確かにリスクはある・・・
ただ、30数年生きてきて危ない橋を渡ったことは一度も無かった。
一度くらいそういうムチャをするのもイイかも知れない。

そして・・・何より「彼女」と一緒に働ける。
それだけでも賭けてみる価値はあるんじゃないだろうか?
彼女が僕に特別な感情を持ってるとは思えない。
だけど、彼女といれば今よりはオモシロイ人生が送れそうだ。
そこまで考えて気付いた・・なんだ、オレ、もうすっかり行く積りじゃないか。

よし、明日電話してOKの返事をしよう。いやいや明日まで待ってられない。
早速これから会いに行こう。僕は彼女の携帯に電話した。
会いたい旨を伝えると、彼女が返事する前に電話を切った。

そして、部屋を飛び出ると車を発車させた。
何だかドキドキしてる、気分がハイだ。
車を走らせながら、知らず知らずのうちに口笛を吹いてた。
さぁ、次の角を曲がれば、彼女の会社だ。

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