今年は鈴木祥子さんデビュー30年。土曜日に記念ライブが開催。
バンドにKyOnさん、矢部浩志さんとボクが好きなミュージシャンが参加っつー事でボクも参加。
祥子さんライブは去年3月の「Candy Apple Red」再現ライブ以来。
場所は代官山ヒルサイドプラザ。祥子さんはデビューライブを此処でやったらしい。
代官山のお店の人工的・ハイソな造りに辟易する。型通りのお洒落感にゲンナリ(^_^;
ビルボード東京もそうだけど用事が無いと、こういう場所は絶対来ないな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/88/1977bba9420d2bed415ec1cdcf925839.jpg)
整理券を貰って入場。ステージ正面、客席後方に友人と陣取る。
開演時間を少し遅れてメンバーと祥子さん登場。祥子さんは肩を出した黒いドレス。
メンバーは祥子さん(Vo、Piano、シェイカー)、菅原弘明さん(guitar)、名村武さん(Bass)、
KyOnさん(Key、ピアニカ、Guitar)、矢部浩志さん(Drums、ペダルスティール)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/7b/bed10dcf648a290b5cf7ed9cb890c192.jpg)
〇セットリスト
1.空色のくれよん(大瀧詠一cover)、2.ステーションワゴン、3.恋人たちの月、
4.True Romance(祥子さんドラム)、5.月とスナップショッツ(祥子さんドラム)、
5.イケナイコトカイ(岡村靖幸cover。祥子さんPiano弾語り)、6.ただの恋だから、
7.プリヴェ(バンド)、8.依存と支配(KyOnさんguitar!)、9.完全な愛、
10.Any way you want it(お気に召すまま)(ジャーニーcover。KyOnさんguitar)、
11.夏はどこへ行った、12.風に折れない花、13.メロディ、14.優しい雨、
15.鼓動(ハートビート。新曲)、
(アンコール1)
16.あたらしい愛の詩、17.HAPPINESS、18.そしてなお永遠に (KyOnさんguitar!)、
(アンコール2)
19.ファーラウェイソング
先ずは大瀧詠一さんっつーか、はっぴいえんどのcoverから。
祥子さんの声、以前よりハスキーだけど凄く伸びている。
2曲目「ステーションワゴン」。原曲よりブルージーなアレンジが素晴らしい。
既存曲をバンドで演る際はソウル風味かつロック色が強いアレンジ。ボクが好きな感じ。
これはKyOnさん効果なのか?祥子さんが現在こういうムードなのかな?
此処からは「私小説」から中心に展開。
今回ワーナー時代のアルバムのボックスセットを発売。
「私小説」は当初の案と別の形で販売された。祥子さんはそれを後悔してたらしい。
ということでアルバムアウトテイクスの「恋人たちの月」を歌う。
大好きな曲をKyOnさん、やんべさんで!感動。
この歌で大好きなフレーズがある。
「いつかどこかへたどりつくなんて どこかへ 甘い夢を見るのはやめよう」
「そして希望とか約束だとか そんなことだって捨てちゃってさ。
何よりかるくなれたら そこに´愛´みたいなものが見えるかな?」
ある意味、元春の「サムデイ」「ロックンロールナイト」の世界観を否定した歌。
嗚呼、思い出した。このヒトの歌はそうだった。
「ここでない何処かに幸福が待ってる」なんて無邪気には歌わない。(元春もそうだけど。)
愛だの希望だの歌うためには、まず絶望や孤独を通らなければならない。
「いつか」や「希望」を否定しながら、実は一番求めてる。
面倒くさい(笑)。でも衒いなく希望を語られるよりオレはそっちの方が信じられる。
(元春「サムデイ」「ロックンロールナイト」は好きですよ。念のため。^^;)
中盤は祥子さん一人でピアノ弾語り。岡村ちゃんcover「イケナイコトカイ」が素晴らしい!
最後のフェイクした歌い方が岡村ちゃんっぽかった(^_^;
バンドが戻って再び「私小説」から。KyOnさん、菅原さんツィンギターで「依存と支配」!
後半、KyOnさんのスライドギターに合わせて祥子さんがドラムを爆打ち!
更にジャーニーのcoverも飛び出て会場は大盛り上がり。
祥子さん楽器は持たずハンドマイクでステップ踏みながら歌う。スッゲェ楽しそう。
後半は「優しい雨」をソウルフルなアレンジで。これ素晴らしかった!
オリジナルのしっとりしたアレンジも善いけどボクはこっちの方が・・好きだな。
最後は今回出たシングルより新曲を。優しいメロディ。
アンコールは大好きな曲連発!
KyOnさんのKeyで「あたらしい愛の詩」が聴けるなんて!
今日のライブで「痛い系」の歌は殆どなかったけど久しぶりに聴くこの歌は刺さった。
「あたらしい愛の詩」だけど、此処で歌われるのは「別れ」と「孤独」。
「ふるさとは何処にも無くって・・」の一節は。。。いつまで経っても一緒に唄えない。
続いて「HAPPINESS」。この曲も出すとき色々紆余曲折があったらしい。
祥子さんは当時を思い出しつつ明るく語る。
「昔はプロデューサーの意見を聴いて自分のやりたい事をひっこめた。
でも、やっぱり自分の意志を通さなくっちゃ。
できなければ、また出来るチャンスが来る。そう思える様になりました」
決してビッグセールスに恵まれた人じゃない。今までも過去の葛藤を語る事があった。
でも以前の様な「恨み節」を語るのでなく笑って話せるようになった。
それは年齢なのか・・・経験なのか・・・・。
最後は「そしてなお永遠に」。此処でもKyOnさん、菅原さんのツィンギター!
以前は叫ぶように歌っていたけど、今回は祥子さんは落ち着いた歌い方。
この歌には何度も助けられた。でも、ボクもこれ聴いて以前の様に胸が疼く、は無くなった。
それも・・・年齢なんだろうか?経験なんだろうか?
でも・・久しぶりにこの歌が聴けてよかった。此処に来た甲斐があった。
アンコール2回目。以前出した未発表曲集から歌う。これもポップな優しいメロディ。
実はこの作品持ってません。配信されてないここ数年出た作品集は全く聴いてない。
編集物、ベスト盤、ボックスセット。。過去物には正直心が動かない。
聴きたいのは、あくまでNew、だ。現在(いま)だ。
でも、この最後の曲も良かった。「未発表曲集」・・買おうかな?(゚゜)\バキ☆
LIVE終了後は、写真撮影会になったけどボクはガラケーなのでボケボケ写真。(゚゜)\バキ☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c4/74b1b743e5d6e6c1087a3ded0449ea55.jpg)
ウン、いいLIVEだった。ここ数年の祥子さんのライブでNextを感じなかった。
でも、今回のライブは「Next」、「New」を感じた。また見たい。行きたい。
このバンドでの祥子さんを。このバンドで是非アルバムを作って欲しい。
帰宅してNewシングルを聴く。1曲目のアナログ感満載のサウンドに爆笑(T▽T)
明るくキュートだけどサイケなフレーバーもある。
「鼓動」は逆に打ち込み系のを使ったアダルトな曲。
最後の「二人の願い」は三線入れて沖縄風味。祥子さんでは嘗て無かった路線。
どの曲も正直オレの好みとは一寸ズレる(^_^;
でも、いずれの曲も今迄の祥子さんに無い新しさを感じた。そこが良かった。
聴き慣れたら・・・この歌たちと友達になれるかな?そうなれるとイイな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2d/b091213df97a153234df58ae6b06bef7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/22/af70f8297ef62915ef2505d68d822875.jpg)
今回のライブ、新曲とも、嘗ての様な打ちのめされる感じは無かった。
ヘヴィーな曲は無く明るく楽しいライブだった。
でも、まぁそれもイイだろう。
オレも祥子さんも50を当に超えている。
いつまでも「痛い」とか言ってられないし、自分の痛い部分を歌に投影してられない。
もう子供(ガキ)じゃないんだから。自分探しの旅なんてもう要らん。
祥子さんの歌・・・昔の様な向かい方はもう出来ないかもしれない。
でも、あたらしい向かい方ができるのかも。それはそれで、悪くないかも。
な、ヨモちゃん☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/65/2f8589a35f63e67cd50cf2b2e0425437.jpg)
(パンダちゃん、こいつ「ショーコ、ショーコ」って五月蠅いニャ。)
バンドにKyOnさん、矢部浩志さんとボクが好きなミュージシャンが参加っつー事でボクも参加。
祥子さんライブは去年3月の「Candy Apple Red」再現ライブ以来。
場所は代官山ヒルサイドプラザ。祥子さんはデビューライブを此処でやったらしい。
代官山のお店の人工的・ハイソな造りに辟易する。型通りのお洒落感にゲンナリ(^_^;
ビルボード東京もそうだけど用事が無いと、こういう場所は絶対来ないな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/88/1977bba9420d2bed415ec1cdcf925839.jpg)
整理券を貰って入場。ステージ正面、客席後方に友人と陣取る。
開演時間を少し遅れてメンバーと祥子さん登場。祥子さんは肩を出した黒いドレス。
メンバーは祥子さん(Vo、Piano、シェイカー)、菅原弘明さん(guitar)、名村武さん(Bass)、
KyOnさん(Key、ピアニカ、Guitar)、矢部浩志さん(Drums、ペダルスティール)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/7b/bed10dcf648a290b5cf7ed9cb890c192.jpg)
〇セットリスト
1.空色のくれよん(大瀧詠一cover)、2.ステーションワゴン、3.恋人たちの月、
4.True Romance(祥子さんドラム)、5.月とスナップショッツ(祥子さんドラム)、
5.イケナイコトカイ(岡村靖幸cover。祥子さんPiano弾語り)、6.ただの恋だから、
7.プリヴェ(バンド)、8.依存と支配(KyOnさんguitar!)、9.完全な愛、
10.Any way you want it(お気に召すまま)(ジャーニーcover。KyOnさんguitar)、
11.夏はどこへ行った、12.風に折れない花、13.メロディ、14.優しい雨、
15.鼓動(ハートビート。新曲)、
(アンコール1)
16.あたらしい愛の詩、17.HAPPINESS、18.そしてなお永遠に (KyOnさんguitar!)、
(アンコール2)
19.ファーラウェイソング
先ずは大瀧詠一さんっつーか、はっぴいえんどのcoverから。
祥子さんの声、以前よりハスキーだけど凄く伸びている。
2曲目「ステーションワゴン」。原曲よりブルージーなアレンジが素晴らしい。
既存曲をバンドで演る際はソウル風味かつロック色が強いアレンジ。ボクが好きな感じ。
これはKyOnさん効果なのか?祥子さんが現在こういうムードなのかな?
此処からは「私小説」から中心に展開。
今回ワーナー時代のアルバムのボックスセットを発売。
「私小説」は当初の案と別の形で販売された。祥子さんはそれを後悔してたらしい。
ということでアルバムアウトテイクスの「恋人たちの月」を歌う。
大好きな曲をKyOnさん、やんべさんで!感動。
この歌で大好きなフレーズがある。
「いつかどこかへたどりつくなんて どこかへ 甘い夢を見るのはやめよう」
「そして希望とか約束だとか そんなことだって捨てちゃってさ。
何よりかるくなれたら そこに´愛´みたいなものが見えるかな?」
ある意味、元春の「サムデイ」「ロックンロールナイト」の世界観を否定した歌。
嗚呼、思い出した。このヒトの歌はそうだった。
「ここでない何処かに幸福が待ってる」なんて無邪気には歌わない。(元春もそうだけど。)
愛だの希望だの歌うためには、まず絶望や孤独を通らなければならない。
「いつか」や「希望」を否定しながら、実は一番求めてる。
面倒くさい(笑)。でも衒いなく希望を語られるよりオレはそっちの方が信じられる。
(元春「サムデイ」「ロックンロールナイト」は好きですよ。念のため。^^;)
中盤は祥子さん一人でピアノ弾語り。岡村ちゃんcover「イケナイコトカイ」が素晴らしい!
最後のフェイクした歌い方が岡村ちゃんっぽかった(^_^;
バンドが戻って再び「私小説」から。KyOnさん、菅原さんツィンギターで「依存と支配」!
後半、KyOnさんのスライドギターに合わせて祥子さんがドラムを爆打ち!
更にジャーニーのcoverも飛び出て会場は大盛り上がり。
祥子さん楽器は持たずハンドマイクでステップ踏みながら歌う。スッゲェ楽しそう。
後半は「優しい雨」をソウルフルなアレンジで。これ素晴らしかった!
オリジナルのしっとりしたアレンジも善いけどボクはこっちの方が・・好きだな。
最後は今回出たシングルより新曲を。優しいメロディ。
アンコールは大好きな曲連発!
KyOnさんのKeyで「あたらしい愛の詩」が聴けるなんて!
今日のライブで「痛い系」の歌は殆どなかったけど久しぶりに聴くこの歌は刺さった。
「あたらしい愛の詩」だけど、此処で歌われるのは「別れ」と「孤独」。
「ふるさとは何処にも無くって・・」の一節は。。。いつまで経っても一緒に唄えない。
続いて「HAPPINESS」。この曲も出すとき色々紆余曲折があったらしい。
祥子さんは当時を思い出しつつ明るく語る。
「昔はプロデューサーの意見を聴いて自分のやりたい事をひっこめた。
でも、やっぱり自分の意志を通さなくっちゃ。
できなければ、また出来るチャンスが来る。そう思える様になりました」
決してビッグセールスに恵まれた人じゃない。今までも過去の葛藤を語る事があった。
でも以前の様な「恨み節」を語るのでなく笑って話せるようになった。
それは年齢なのか・・・経験なのか・・・・。
最後は「そしてなお永遠に」。此処でもKyOnさん、菅原さんのツィンギター!
以前は叫ぶように歌っていたけど、今回は祥子さんは落ち着いた歌い方。
この歌には何度も助けられた。でも、ボクもこれ聴いて以前の様に胸が疼く、は無くなった。
それも・・・年齢なんだろうか?経験なんだろうか?
でも・・久しぶりにこの歌が聴けてよかった。此処に来た甲斐があった。
アンコール2回目。以前出した未発表曲集から歌う。これもポップな優しいメロディ。
実はこの作品持ってません。配信されてないここ数年出た作品集は全く聴いてない。
編集物、ベスト盤、ボックスセット。。過去物には正直心が動かない。
聴きたいのは、あくまでNew、だ。現在(いま)だ。
でも、この最後の曲も良かった。「未発表曲集」・・買おうかな?(゚゜)\バキ☆
LIVE終了後は、写真撮影会になったけどボクはガラケーなのでボケボケ写真。(゚゜)\バキ☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c4/74b1b743e5d6e6c1087a3ded0449ea55.jpg)
ウン、いいLIVEだった。ここ数年の祥子さんのライブでNextを感じなかった。
でも、今回のライブは「Next」、「New」を感じた。また見たい。行きたい。
このバンドでの祥子さんを。このバンドで是非アルバムを作って欲しい。
帰宅してNewシングルを聴く。1曲目のアナログ感満載のサウンドに爆笑(T▽T)
明るくキュートだけどサイケなフレーバーもある。
「鼓動」は逆に打ち込み系のを使ったアダルトな曲。
最後の「二人の願い」は三線入れて沖縄風味。祥子さんでは嘗て無かった路線。
どの曲も正直オレの好みとは一寸ズレる(^_^;
でも、いずれの曲も今迄の祥子さんに無い新しさを感じた。そこが良かった。
聴き慣れたら・・・この歌たちと友達になれるかな?そうなれるとイイな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2d/b091213df97a153234df58ae6b06bef7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/22/af70f8297ef62915ef2505d68d822875.jpg)
今回のライブ、新曲とも、嘗ての様な打ちのめされる感じは無かった。
ヘヴィーな曲は無く明るく楽しいライブだった。
でも、まぁそれもイイだろう。
オレも祥子さんも50を当に超えている。
いつまでも「痛い」とか言ってられないし、自分の痛い部分を歌に投影してられない。
もう子供(ガキ)じゃないんだから。自分探しの旅なんてもう要らん。
祥子さんの歌・・・昔の様な向かい方はもう出来ないかもしれない。
でも、あたらしい向かい方ができるのかも。それはそれで、悪くないかも。
な、ヨモちゃん☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/65/2f8589a35f63e67cd50cf2b2e0425437.jpg)
(パンダちゃん、こいつ「ショーコ、ショーコ」って五月蠅いニャ。)