僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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逢いたかった空~仙台・荒浜ボランティア記

2017年08月29日 | 東北のためできること
日曜日は仙台荒浜でボランティア。土曜日から深夜バスで仙台に向かう。
ここ最近、東北ボラは風邪で休んだり熱中症で作業に参加できなかったり失態続き。
気合を入れるためU2のロックナンバーをウォークマンにぶち込んで道中聴いた。
「約束の地」「終わりなき旅」「ビューティフルデイ」を聴いたら一気に盛上るV(^^)

仙台に着いて先ずは荒浜海岸を訪問。
驚いたのがバスが終点「荒浜小学校」まで走っていること。
この小学校、津波で被害を受けて長らくバスは1つ前の停留所「深沼」止まりだった。
そうか。ここまでバスが通るようになったんだ。
因みにこの小学校は「遺構」として残し見学可能だそう。今度来たらぜひ見学しよう。


荒浜海岸を歩く。荒れていた土地もすっかり綺麗になった。新しい施設も出来ている。
震災前の海岸周辺を映した写真の展示、津波の高さを示す碑。
亡くなった方と話すための電話BOXと亡くなった人に送る手紙を入れるポスト。

綺麗になったのは善い事。
でも、それは同時に以前、此処に住んでいて津波のため避難した人がもう戻れない。
そのことを示している。
それについては・・部外者のオレには何も言えない。言う資格が無い。
慰霊碑にお参りし、墓碑に刻まれている方の名前を読み上げた。
・・・また来ます。


それからReRootsに向かう。山羊のゆずちゃんが出迎えてくれる。
オマエ元気だったか?撫でるとスリスリ甘えてくる。丸でヨモちゃんみたいだ(^_^;


午前中はある農家さんの畑で作業。芋の蔓返し。これにより作物の出来がよく成るらしい。
途中で山形からYさんが参加。復興時期にボランティアに一緒に参加して色々話した方。
久しぶりに会えて嬉しかった。
その後も子供たちと一緒に土いじり。楽しく作業できました。

午後は公民館で昼食と料理自慢のお母さん指導の下、「ずんだとはっと」作り。
昼食の間、ReRootsの学生やボランティアに参加した人と話す。
Rerootsのある女の子は昨年広島にボランティアに行ったそう。水害被害の復興支援。
「東北は全国色んな人に助けて貰ったので、そのお礼です!」とその子は笑顔で言った。
ある若者は311を切っ掛けに農業に関心を持ち、仕事を辞めたそう。
311を切っ掛けに何かが変わった人たち・・・・。
オレは311以来、「死」について矢鱈考えるようになった。
あれ以来、何かが確かに変わった。「あれ以前」にはもう戻れない。
それが善いのか、悪いのか・・・は何とも言えない。何とも言いきれない。

昼食の後は「ずんだはっと作り」。はっと汁は以前1回だけ食べたことがある。
ずんだとはっとを組合わせて食べることはあまり無いそう。
地元の小学生の男子が張切って作業を進めてくれる。頼もしいぞ男子V(^^)
ワイワイ話しながら、途中で先生のダメ出しを食らってようやく完成。
ずんだはっと、滅茶苦茶美味しかった!


これでボランティアは終わり。帰りに農業園芸センターに立ち寄る。
Rerootsのリーダーは恐竜わらアートを製作中。途中だけど凄い迫力。
10月に完成品を公開。10月には今回のお芋プロジェクトの続きもある。
当然行くつもり。今日話した学生やYさん、若者ともまた逢えるだろう。


夜はネットカフェでシャワーを浴びて晩御飯に牛タンをいただく。
その後はブックカフェで時間を潰す。疲れもあってあまり散策できなかったのが残念。
でも、また来るさ。

荒浜ボラ。失態続きだった南相馬ボラのリベンジの積りで参加した。
福島の仇を仙台で果たす積りだった。でも活動中、そんなことは忘れていた。
頑張ってるRerootsのみんな、地元の人たちの笑顔。ひろがる空、海。
美味しい野菜、久しぶりに逢えた人、新しく逢えた人。
それで・・・十分だ。それ以上、何がいる?
また行こう。空と海と人に逢うために。

因みにReRootsのアイドルゆずちゃんは只今、花婿募集中♪

こちらは我が家のアイドル猫ヨモちゃん♪いつだって嫁@パンダにラブラブです♪
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆


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山形帰省と荒木経惟「センチメンタルな旅 1971-2017-」

2017年08月16日 | Art・本・映画
先週末は嫁@パンダの実家山形に帰省。
東京より遥かに涼しくて過ごしやすい。
お墓参り以外はちょっとお散歩した程度。殆どお出かけもせずノンビリ過ごしました。
東北の空・・雲が覆いかぶさるようだったり、抜けるような空だったり。
こういう空は東京じゃ中々お目に掛かれない。年末にまた来ます。


日曜日の夕方、東京に戻る。ヨモちゃんは泣き叫ぶかと思いきや意外と落ち着いてる。
いつまでも赤ちゃんじゃない。もう立派な大人だもんね・・・と思ったら
暫くしたら、嫁@パンダに甘えまくり。やっぱり赤ちゃんでしたね(T▽T)


月・火はボクは夏休み。ただし生憎の雨。
家でジッとしてるのも勿体ないので昨日は恵比寿に荒木経惟~アラーキーの写真展を見に行った。
会場は東京都写真美術館。改装してから行くのは初めて。

愛妻陽子さんをテーマにした展覧会。過去発表した写真を再構成した内容。
新婚旅行、2人の日常生活、愛猫チロ、東京の様々な情景をカメラは鮮やかに映し出す。
陽子さんが最初蓮っ葉な感じがしたのが、どんどん穏やかな表情になっていく。
そして・・・陽子さんの死。
臨終から陽子さんの骸が運ばれる様、葬式、宴会、棺の中の陽子さん。
亡くなってから送るまでの過程をすべて「写真」に焼きつける。
それは荒木さんの愛情表現なのか?それとも、写真家としての業なのか?

展覧会の後半。空の映像を延々流すコーナーがあった。
他のお客さんは飽きたのか中座したが、オレは・・・動けなかった。
ひたすら続く・・・空・・・空・・・・空。
荒木さんは陽子さんの死後、ひたすら空を撮っていたと語っていた。
空以外の物は「撮れなかった」と。    喪失の後の空。
画面には明るく眩い空と暮れ逝く空が繰り返し映ってた。
1日のはじまりと1日のおわり。それはあたかも誕生と死を暗示してるかのよう。

最後の最後はチロのスナップショット。可愛らしい。
行ってよかった。



帰宅して「チロ愛死」を読んだ。愛猫チロの最期を映しとった写真集。
衰弱したチロの姿。死の瞬間(とき)。焼かれて残った骨。骨壺。
荒木さんはどれも写真に焼き残す。丸で弔辞を送るか・・・の様に。
そして・・その後は空。ずっと続く空、空、空。息が詰まりそうだ。


ヨモちゃん・・・写真家って・・ゲイジュツ家ってスゲェな。凄すぎる・・・。
荒木さんのもう1つの展覧会「写狂老人A」も絶対行こう。



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なつやすみ

2017年08月11日 | 日々の泡(日記)
3連休。ボクは月火も休みを取りました。
今日から嫁@パンダの実家、山形に行きます。
ヨモちゃんは嫁が居なくなるのを感じるのか朝から甘えっ子モード♪

ヨモちゃん、お留守番しっかり頼んだよ。
ペットシッターのお姉さんにたっぷり遊んで貰いな♪

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15年目

2017年08月01日 | 日々の泡(日記)
この前、「モヤさま」を見ていたら、職人さんが造った女性用のガラス靴が登場。滅茶苦茶デカい!
それを見た嫁@パンダが一言・・・「殺傷能力高そう♪」
をい、キミ・・何をやらかす気だ?(T▽T)
ボクがニュースを見て安倍ちゃんに毒づいていたら嫁が一喝した。
「ウチでグダグダ言ってるなら、政治家にでもなって国会に乗りこんだらどうだ?
 キミのやってるのはピンポンダッシュだ。
ホンキで変えたいなら、安倍ちゃんの首根っこを掴まえるくらいしなくてどうする?」
嫁・・・キミはクーデターを起こす気か?\(T▽T)/

昨日は上野でケーキを買ってきました。パンダケーキ♪
嫁@パンダは面白がって写真を撮ってた。その後は美味しくいただきました♪
ヨモちゃんは少ししか舐めさせて貰えず不満顔。(T▽T)
今日は嫁@パンダがステーキを焼いてくれました。
ケーキや肉はイイ。見て食べるとシアワセになれるV(^^)


今日で結婚して15年目。15年もガマンしてくれてる嫁に唯、感謝☆
未だにオレは嫁@パンダがワカラナイ。このヒトはなんで・・・こんなにオモシロいんだ?
そして、こんなにオモシロいヒトが、なんでこんなツマラン男の嫁になったのか?
未だに謎だ。
オレには「愛の謎を解く」より、嫁@パンダの謎を解くほうが大事だ。こっちの方がオモシロそうだし(^_^;

このヒトがこれから何をしでかすか楽しみだ。ずっと見続けよう。
そして、嫁がオモシロいことをやるときは、オレも手を貸すぜ。共謀しよう♪

ヨモちゃん、嫁は最強だ。ウチは最強の家族だ。これからも仲良く暮らそうな♪


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