今年はbloodthirsty butchers結成35周年。
2011年に上映されたドキュメンタリー「Kocorono」をロックな映画館シネマート新宿で再上映。
ボクは昨年この映画DVDを入手。以来何度も見ているけど・・
映画館の大画面、爆音で観たかったので行ってきました(^^;。
映画館の壁には旧いLIVE告知のチラシが山ほど貼っており、
VO&Guitar吉村秀樹さんが愛飲してた「いいちこ」が振舞われる。
映画館が丸でライブハウスの様相を呈してた。
ボクもいいちこ美味しくいただきました。好きだなこういうの。
映画館入場が始まると館内にbutchersのオトが鳴り響いた。
「Jack Nicoison」に続いては「discordman」大好きな曲。全部聴いてから入場した。
映画はいきなり契約とカネの件で揉めるシーンで始まる。
butchersは決して売れているバンドでは無い。
ボクの周囲にこのバンドを聴いてた知ってる人は皆無(^^;
途中にはレーベルの資金不足なんて話も出てくる。
吉村さんは都度スタッフに食ってかかる。
他のシーンでは望む音を出さないバンドメンバーに怒る。
カメラを前に映されるのは衝突と葛藤。メンバー誰も格好つけない。素。リアル。
「バンド愉しい!音楽サイコー!」なんてノー天気な夢語りは此処には無い。
バンドを如何に続けるかバンドで如何に食っていくかのヒリヒリした緊張感を描いている。
そして、その緊張感の中で産み出されるオトが・・・唯凄い。
度々映されるLIVEでの演奏シーン。
吉村秀樹と田渕ひさ子の2本のギターが造るオトの壁。射守矢雄、小松正宏の強靭なリズム。
お互いのオトがケンカの様に撃ち合い斬り合う。
他のバンドでは絶対視れない音像だ。
フェスで風邪でフラフラの吉村さんが酒を呑みながらステージで繰出したオトはトンデモなかった。
butchers吉村さんの格闘は「売れたい」から。
「なんでオレのオトを世間は分かってくれないんだ!こんなもんじゃないだろ」の怒り。
友人が言ってたように一定の評価、しかも高い評価を得てるのに満足してない。
怒っている。飢えている。その有り様が・・・サイコーだった。
売れなくちゃイケナイなんて思わないし売れてないオンガクでサイコーなのは沢山ある。
小さい世界で鳴る音楽で良いのもあるし、そういうのも好きだ。
でも、音楽やってるなら「多くのヒトに届けるんだ!」という意志は持っていてほしい。
元春もそうだし、コレクターズ加藤クン、carnation直枝さんもそう。
自分のオトを広く届けようと格闘してる。
その姿に刺激と魅力を感じるし、だから追い続けてる。
(逆に言えば売れることをバカにするアーティストには・・全く魅力を感じない)
butchersのメンバーもあきらめていない。
小松さん「吉村さんに色々言われるけど絶対ついていく。意地だよ。此処まで来たら」
射守矢さん「確かにCD売れてないけどサイコーのオトが出来てる。だからオレは満足だ」
吉村さん「リベンジだ!やってやるよ!」「伝説になっちゃダメだ。生きて行かなくちゃ!」
映画の最後、フェスで鳴らされた「ocean」が凄まじかった。
「生きていく 生きて行こう 残された気持ち 握りつぶす」
の歌詞と吉村さんのギターと笑顔に震えた。泣いた。
サイコーの映画とオトだった。終わった後、小さく拍手したV(^^)
帰りながら映画の内容を何度も反芻した。
大画面、爆音でbutchersのオトに触れると・・LIVE視たかったなという気持ちになる。
最早それは敵わないが。残念だけど・・・・・。
今日、映画館に集まった人数は決して多くない。
吉村さんの夭折後、butchersのオトが広まったとは言えない(CD廃盤多数だし)
ジョン・レノンやキヨシローみたいにLOVE&PEACEのアイコンやカリスマにもなってない。
吉村さん・・伝説化してないよ。残念ながら、それが現実だ。
でも、それはそれでイイ気がする。それでこそ吉村秀樹だ☆
butchersは毎日聴いてるし、これからも聴く。
butchersはオレの中ではずっと「リアル」だ。「伝説(過去のモノ)」には絶対しない。
このオト・・伝説になんかしてたまるかよ。
未だ終わらせねーよ。な、ヨモちゃん☆
2011年に上映されたドキュメンタリー「Kocorono」をロックな映画館シネマート新宿で再上映。
ボクは昨年この映画DVDを入手。以来何度も見ているけど・・
映画館の大画面、爆音で観たかったので行ってきました(^^;。
映画館の壁には旧いLIVE告知のチラシが山ほど貼っており、
VO&Guitar吉村秀樹さんが愛飲してた「いいちこ」が振舞われる。
映画館が丸でライブハウスの様相を呈してた。
ボクもいいちこ美味しくいただきました。好きだなこういうの。
映画館入場が始まると館内にbutchersのオトが鳴り響いた。
「Jack Nicoison」に続いては「discordman」大好きな曲。全部聴いてから入場した。
映画はいきなり契約とカネの件で揉めるシーンで始まる。
butchersは決して売れているバンドでは無い。
ボクの周囲にこのバンドを聴いてた知ってる人は皆無(^^;
途中にはレーベルの資金不足なんて話も出てくる。
吉村さんは都度スタッフに食ってかかる。
他のシーンでは望む音を出さないバンドメンバーに怒る。
カメラを前に映されるのは衝突と葛藤。メンバー誰も格好つけない。素。リアル。
「バンド愉しい!音楽サイコー!」なんてノー天気な夢語りは此処には無い。
バンドを如何に続けるかバンドで如何に食っていくかのヒリヒリした緊張感を描いている。
そして、その緊張感の中で産み出されるオトが・・・唯凄い。
度々映されるLIVEでの演奏シーン。
吉村秀樹と田渕ひさ子の2本のギターが造るオトの壁。射守矢雄、小松正宏の強靭なリズム。
お互いのオトがケンカの様に撃ち合い斬り合う。
他のバンドでは絶対視れない音像だ。
フェスで風邪でフラフラの吉村さんが酒を呑みながらステージで繰出したオトはトンデモなかった。
butchers吉村さんの格闘は「売れたい」から。
「なんでオレのオトを世間は分かってくれないんだ!こんなもんじゃないだろ」の怒り。
友人が言ってたように一定の評価、しかも高い評価を得てるのに満足してない。
怒っている。飢えている。その有り様が・・・サイコーだった。
売れなくちゃイケナイなんて思わないし売れてないオンガクでサイコーなのは沢山ある。
小さい世界で鳴る音楽で良いのもあるし、そういうのも好きだ。
でも、音楽やってるなら「多くのヒトに届けるんだ!」という意志は持っていてほしい。
元春もそうだし、コレクターズ加藤クン、carnation直枝さんもそう。
自分のオトを広く届けようと格闘してる。
その姿に刺激と魅力を感じるし、だから追い続けてる。
(逆に言えば売れることをバカにするアーティストには・・全く魅力を感じない)
butchersのメンバーもあきらめていない。
小松さん「吉村さんに色々言われるけど絶対ついていく。意地だよ。此処まで来たら」
射守矢さん「確かにCD売れてないけどサイコーのオトが出来てる。だからオレは満足だ」
吉村さん「リベンジだ!やってやるよ!」「伝説になっちゃダメだ。生きて行かなくちゃ!」
映画の最後、フェスで鳴らされた「ocean」が凄まじかった。
「生きていく 生きて行こう 残された気持ち 握りつぶす」
の歌詞と吉村さんのギターと笑顔に震えた。泣いた。
サイコーの映画とオトだった。終わった後、小さく拍手したV(^^)
帰りながら映画の内容を何度も反芻した。
大画面、爆音でbutchersのオトに触れると・・LIVE視たかったなという気持ちになる。
最早それは敵わないが。残念だけど・・・・・。
今日、映画館に集まった人数は決して多くない。
吉村さんの夭折後、butchersのオトが広まったとは言えない(CD廃盤多数だし)
ジョン・レノンやキヨシローみたいにLOVE&PEACEのアイコンやカリスマにもなってない。
吉村さん・・伝説化してないよ。残念ながら、それが現実だ。
でも、それはそれでイイ気がする。それでこそ吉村秀樹だ☆
butchersは毎日聴いてるし、これからも聴く。
butchersはオレの中ではずっと「リアル」だ。「伝説(過去のモノ)」には絶対しない。
このオト・・伝説になんかしてたまるかよ。
未だ終わらせねーよ。な、ヨモちゃん☆