僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

猫騒動

2011年10月30日 | 
昨日、携帯を買ったので今日はストラップを買おうと北千住にお買い物。
折角なので、いつも通り猫めぐりも兼ねてお散歩。
この猫めぐりが後でトンでもない事態を招くことになろうとは(^_^;

ある公園は猫さんの集会場になってる。
黒猫さんが鎮座。珍しく逃げない。他にも子猫が居たけどボクが近づくと退散(^^;

あるお宅の前で柿が丸々となってる。嫁と写真でパチリ。

こちらも別の公園でお嬢さんがお昼寝。カワイイ花輪を首に巻いてる。オシャレ。
撫でても嫌がらない。ワシは狂喜して何度も撫で撫で(゚゜)\バキ☆


で、本題はここから。尾竹橋を渡って北千住に向かって歩いてると
年老いた猫さんがグッタリとうずくまっている。
かなり元気が無い。病気なのかな?毛も汚れて怪我もしてるみたい。
「大丈夫?」と声を掛けて、そのまま散歩を続行。
でも、歩いていても猫さんの事が頭に離れない。嫁も心配そう。
嫁と話し合って買い物は中止。病院に連れて行くことにする。
携帯ネットで病院を色々探して電話したけど日曜日午後はどこも休診。

西日暮里にある新しい病院が日曜日午後でも診察してた筈。ということで戻る。
さっきの猫さんが居た場所にまで戻る。
猫さんは矢張りグッタリしてる。涎も垂らしている。ますます心配になる。
猫さんは連れて行けないので嫁と2人で西日暮里の病院まで行く。
3時から診察受付。よしあのコを連れて行こう!

一旦自宅に戻ってキャリーボックスやタオルを用意。素直につかまってくれるかな?
タクシーで猫さんの所に急行。まだ寝てる。でも毛の汚れがキレイになってる?
横に隣のお宅のオバさんがいたので聞いてみると「ウチでお世話してるよ」との事。

もう15年も生きて数年前から歯が抜けてるけど、ご飯はフツーに食べてるらしい。
「ビョーキかと心配で病院に連れて行こうと思ってました」というとオバサン恐縮。
チャンと面倒みてくれてるヒトがいたんだ。良かったね。
というか知らないであのまま連れて行ってたらオレたち、猫誘拐犯になってた。
オバサンに会えてよかった(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

嫁と帰りすがら「すごい1日だったね」と笑って話す。ホントオモシロい1日だった。
帰宅するとヨモギがチンマリ待ってた。
にゃにゃん、もしかしたらお友達できたかも知れなかったのに残念だったね。
けど、オレと嫁@パンダがいるからイイよね?

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ニューソング、ニューマシン

2011年10月30日 | 日々の泡(日記)
今週半ば祥子さんのニューシングル「You Take Me,You Make Me」が発売。
でも残業続きで中々買いにいけない。週終わりに早目に残業切上げて、やっとゲット。
早速聴いてみた。タイトル曲は壮大なラブバラード。濃密な声と演奏。重く切ない。
カップリング曲「Is my love wrong?」はライブで何度か演奏してた曲。
ジャック達をバックにこちらも濃厚な声と演奏。ひたすら迫ってくる。

「あなた」に対するくどい位恋する想いを訴える「You Take Me,You Make Me」。
孤独とココロの傷みと自問自答を繰り返す「Is my love wrong?」。
この手の作品は以前もあった。決して目新しくはない。でもコトバがズンと来た。
 「音楽がある場所、だけがリアルで゛自分゛なんて無い」
 「ねぇ、あたしの愛は間違ってる?」
こんなコトバ、他の誰にも編み出せない。紡ぎ出せない。すごい。


実はこの数年、祥子さんの作品やライブに以前ほど、のめりこめなくなった。
アルバム「Sweet Serenity」やジャック達と組んだ辺りからかな?
曲もポップでライブも盛り上がり。それ以前の重い作風、静かなライブとは変わった。
それはとても楽しかったけど以前の様な「ひきずりこまれるような」魅力は無かった。

その前のアルバム「鈴木祥子」は圧倒的・絶対的な作品だった。
痛み・傷をぶちまけた作品。中でも「忘却」は自分自身を歌われた様な錯覚に陥った。
でも、その後の作品は・・カラダが反応しなかった。少し距離を感じた。
そして、昨年末からの大瀧詠一やオールディーズのカバーには正直ガッカリした。
「旧い死んだ音楽のカバーじゃなくて現在の祥子さんのオンガクが聴きたい」
そう思って買いもしなかった。で今年は1回もライブに行ってない。(迷惑なファン^^;)

今回の新曲は久しぶりに好きになった。気に入ってる。何度もリフレインしている。
祥子さん本来のメロディ、コトバの鋭さが戻っている。
祥子さんの新曲にこんなにのめりこむのはそれこそ「忘却」以来だ。
ライブ、ぜひ行ってみたい。この2曲は生で聴いてみたい。

今週は携帯も機種変更。3年前に買った奴が既にボロボロ。
ボタンは剥がれ、電池は直ぐ無くなる。写真の画像もイマイチ。
嫁が「誕生日プレゼントにしてやる」ということでリニューアル♪

昨日、上野のドコモショップでニューマシンを購入。
でビックリしたのは最近はメールも移せるんですね。知らなかった(゚゜)\バキ☆
カラーはホワイト。ホントはブラックが欲しかったけど入荷待ちということで断念。
でも開くと中はブラック。カッコいい。ということでお気に入り。

昨日から新しいオモチャにはまって色々いじってます(^^;)ゞ
操作もしやすくネットにも直ぐ繋がる。何より写真が以前のより段違いにキレイ。
下は新しい携帯で撮影したヨモギの写真。イイ男でしょ?(゚゜)\バキ☆

当分はこのニューマシンで色々楽しめそうです♪♪


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分からず屋中年

2011年10月29日 | 日々の泡(日記)
先週はライブ、同僚との呑み会と楽しいこと続き。
楽しいことの後はイヤなことが必ず起こる。で今週は矢張りドタバタ続き。
っていうか自ら墓穴を掘って血まみれになってしまった(^^;)ゞ

週初めの会議の後、ある人と口論。2人で話し合ったけど噛み合わない。
いつもは感情を抑えているんだけど彼の物言いに反感を覚え食って掛かる。
彼曰く「誤解だ。オレはキミの敵じゃない」
優しく諭されて、かえって情けなかった。

以来、会社に出るたびに思い出してユーウツな気分になる。
仕事は溜まりっぱなし。モチベーションは完璧堕ちてる。でもやらなくちゃ。
結果、深夜残業つづき。帰宅は夜11時過ぎばかり。疲労困憊。
でも嫁と話すと楽しい。曰く「キミと話すと会話がぬかるむ」。素晴らしい表現だ。
ヨモギは絶好調で爆走。キミはイイねぇ。いつも楽しそうで。

昨日は部下のボーナス査定のための面接。本論はスムーズに話せた。
予め立てたシナリオどおり。でも、後半彼女からとんでもない提案が出た。
「それやだ」とオレにしては珍しく即答で断る。他にも色んなアイディアが出てくる。
キミはオレの10年間を否定するんだね。笑って聞きながら心の中が引き攣る。

昨日も深夜残業。
仕事をしながら週初めの口論、部下の意見が頭を過ぎる。気が重くなる。
どーして思い通りにならないんだ?
オレ結構っつーか、かなりがんばってるぜ。少しは言うこと聞けよ。>オマエら。
意味無くムカつく。でも相手を責め切れない。中途半端に善人。ダメだな。オレ。
大体この程度の摩擦、冷静に対処できないでどーする?
そんなことで社内のウスノロ退治が出来るか?クラレッタのスカートが直せるか?

今日の散歩中、嫁にそんなことを話す。
嫁曰く「部下の人は提案の積りで言っててもキミはヒトの言うことを
絶対に受け付けませんオーラにあふれてるから悪く受け取るんだよ」
・・・鋭い!さすが我が嫁!!(T▽T)

散歩して街猫さんを見て嫁と話してるうちに気が晴れてくる。
そしてフと思う。オレは独りで会社にケンカを売ってる。
会社に仲良しゴッコしに行ってるわけじゃない。仲間も味方も要らん。
ならば、別に他の社員や部下と人間関係が上手く行かなくて構わないじゃないか?
それはオレ自身が望んだことなんだから。

だから、話が噛み合わなくても仕方ないじゃないか?
そもそもの立ち位置が真逆。融和を目指す人達と攻撃を目指すオレ。
オレはヒトとは別の視点を持って仕事したいんだから合わなくて当然。
ヒトに何言われても気にすることはない。相手に合わせる必要なし。

オレ何を悩んでたんだ?これってオレが望んだことだ。
オレは会社でケンカしたい。思い通りになってるじゃないか。
これでイイのだ<( ̄∇ ̄)> 悩む必要なし。

嫁にそう話すと「ほら、見方を変えると楽しくなるだろ?」と笑ってた。
やっぱり、このヒトには適いません。(^^;)ゞ

今週、鈴木祥子さんのニューシングルが出た。
歌うテーマはいつもどおり。孤独、ココロの傷み、自問自答を描く。
ホント変わらない。3.11の後でも一緒。
頑固なのか不器用なのか。それは見ていていっそ爽快だ。

ケンカするなら徹底的にやれ>自分。ヒトに批判したくらいでぐらつくな。
オマエは他人と違うことがやりたいならアツレキや衝突を恐れるな。
イヤ、むしろ望むところだ。ジャマする奴は斬り捨てていけ。

こんなことしてたら誰もついて来ない気もするが。イイさ人間は所詮独りだ。
最後は自分、頼りになるのは自分、他人にオレの生を決められてたまるか。
いわれたことの逆をやってやる。いけいけGOGO!(゚゜)\バキ☆

おかげで気が晴れたよ>嫁、ヨモギ、祥子さん。Thanks♪

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オーケストラ TOKYO-FUKUSHIMA!

2011年10月24日 | オトの記憶(CD、ライブ)

3.11は2つの被害をもたらした。
1つは地震と津波。こちらはボランティアという形で支援する。
もう1つは原発。こちらについては、自分としてどう対すべきか迷っている。
地震・津波災害は募金・ボランティアという形で応援できる。
でも原発、放射能にはどういう支援が出来るんだろう?そこで止まってしまう。
ネットで東電・政府を非難するのはオレのやりたいことじゃない(以前はやってたが笑)
それは他の人に任せよう。
むしろ、やりたいのは福島を如何に応援するか、オレにとって大事なのはそこだ。

そんな時ギタリスト大友良英さんの活動をNHKで知った。福島出身の大友さんは
「FUKUSHIMAという名前にネガティブでなくポジティブな意味を持たせたい」と考え
今夏、福島でロックフェスを開催し福島のアマチュアミュージシャンとセッションをした。
セッションには原田郁子、二階堂和美、坂本龍一も参加。その演奏光景は熱く楽しかった。

今回吉祥寺で「TERATOTERA祭り」というイベントが開催。
3.11以後の世界、福島を考えるイベントがあり、大友さんがいくつか参加。
中でも一番惹かれたのが「オーケストラ TOKYO-FUKUSHIMA!」。
http://teratotera.jp/event/fukushima01.html
井の頭公園で東京のプロアマミュージシャン200人が集まってセッション!
大友さんは勿論、七尾旅人、原田郁子も参加。何より福島から音楽家が参加!
テレビで見たあの熱い場にオレも居たい。そうすればFUKUSHIMAに対する立ち位置が決まるかも。
そんな想いで行って来ました(長い前振り(゚゜)\バキ☆)

中央線乗るのも久しぶり。電車の中では大友さんの「BLUE」(名盤!)を聴く。
吉祥寺はライブで良く来るけど井の頭公園は初めて。
ただ、映画やTVドラマのロケでよく使われるので馴染みのある場所。
公園に下りる道は混んでる。凄く広い公園、緑に溢れてキモチいい。

公園内の色んな場所で音楽が鳴出して一箇所に集まるらしいんだが・・散歩しながら探す。
見つからん。と思ったらいきなりガムラン音楽が鳴って紅い衣装の集団が。
矢鱈人が増えてくる。これか?これなのか?とりあえず一緒に歩く(^^;)ゞ

イベントシャツを着たスタッフさんが居て確認するとこの団体でイイみたい(^^;
ガムラン音楽を奏でる楽隊に今度はチンドン屋が合流。
ギターを鳴らしたり太鼓を鳴らしたりホーンを吹いてる若者が居る。自由、楽しい!
オレも何か鳴らし物持って来れば良かったなぁ。後悔。なので手を叩いて声上げる。

そのうち広場に到着。人がイッパイいる。中央ステージに七尾クンと郁子ちゃんが居る。
2人歌ってるみたいだけどマイクが無いので声が聴こえない。
チンドン屋さんもステージに上がってHISの「しあわせHAPPY」が鳴らされる!
これは嬉しかった!キヨシローが生きてたらこのイベント絶対来ただろう!!

そしていよいよ大友さんが登場。拍手&歓声。大友さん拡声器で話す\(T▽T)/
大友さんが一角を指差すといきなり音楽が鳴り響く。
七尾クンが拡声器で福島でのエピソードを叫ぶ。爆笑。
PIKAさんが、郁子ちゃんがステージ上で踊り出す。郁子ちゃんは客席に乱入!
その間も音楽が鳴ってる。大友さんがブレークを指示するが合ってない。
みんな笑う。また何処かから音が鳴り出す。客は手拍子と声で応える。
これ!楽しい!!~( ̄∇ ̄~)(~ ̄∇ ̄)~

ここでは「反原発」の叫びも怒りの声もない。ただ皆音を鳴らし笑ってる。
福島の人もいる。東京の人も居る。プロも居る。アマも居る。大人もいる。子供もいる。
そして、オレもいる。
「みんなで手をつないで、みんないっしょに」なんてコトバを聞くと反吐が出る。
でも、こんな風に個人が自由に集まって自由に行動して1つになる。それは楽しいことだ。
隣の人と手をつなぐなんてキモチ悪い。でも同じ場所で一緒に並んで何かやるのは歓迎だ。

演奏は延々続く。というか終わらない。いったんクローズするがまた始まる。
最後、大友さんがジャンプして締め。でもその後も公園内で色んな輪が出来、音楽が鳴る。
七尾クン、「トンネルぬけて」や「いいことばかりありゃしない」を奏で出す。
20歳の女の子が大友さんに話しかけて写真を一緒に撮ってる。
20歳で大友良英を聴く!前衛ジャズ、ノイズミュージックを!イイじゃん!

もう少し居たかったけどキリが無いので退出。夕暮れの井の頭公園は美しかった。

帰り、笑顔になってる自分に気付く。楽しかったんだ>オレ。

このイベントに参加してもFUKUSHIMAに対し自分に何が出来るか?答は見つからなかった。
ただ、やるなら怒りや非難でなく笑顔と楽しさ、優しさという形で支援したい。
今日、この場には確かにそれがあった。

自分自身が何をするか?はまだ見えない。
ただ、FUKUSHIMA応援については大友さんの活動をフォローしていこうと思う。
このヒトをフォローしていれば新しい景色が見れそうだ。
先ずは「FUKUSHIMAを応援するアーティスト」を応援しよう。そう決めた。

「TERATOTERA祭り」は続く。トークイベント、ライブと盛り沢山。もう1つ位行こうかな?
http://teratotera.jp/index.html
ウン、いい日曜日だった。サイコーのイベントありがとう、大友さん。応援してます☆

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曽我部恵一 presents "shimokitazawa concert" 第十夜・十月

2011年10月22日 | カーネーション
星に聞いた ボクはどこから生まれてきたのかなァ?
星は答える キミはいつでも、そこにいたじゃァないか。
花に聞いた キミはどうして そんなに強いのカシラ?
花は笑う  キミはそこから どこへでもゆけるよ。
(イノトモ「星と花」アルバム「風の庭」収録)


毎年夏は色んなライブに行く。でも今年は全く行かなかった。
コレクターズのライブと七尾旅人が参加した夏祭りイベントのみ。
ライブだの映画だの楽しいイベントに行く気になれない。なぜ?地震の影響か?
祥子さん、カネ、さくら、楽し気なライブはあったけど何れも行かなかった。
ただ、仙台から帰って来て吹っ切れた。楽しむことに罪悪感を感じる必要はない。
行きたいとこに行けばイイし聴きたいオンガクを聴けばイイ。

でライブ復帰第一弾が曽我部恵一が下北440でやってる企画ライブ。
ナオエさんに加えてイノトモちゃんも参加。
イノトモちゃん、ライブは何年ぶりだろう!これは行くでしょう!(^^;)ゞ

仕事で外出してそのまま直行。途中に渋谷に寄って斉藤和義の新譜をゲット。
太郎さんにも挨拶。こいつは震災、原発関係なしに「ここにいる」。強い奴だ。

シモキタには早目に到着。嫁が来るまでフィッシュマンズを聴きながら徘徊する。

相変わらず若者で溢れてる雑多とした通り。毎日が縁日の様な街だ。

嫁と落ち合って入場。椅子に座らず立って待つ。曽我部がDJで曲を掛ける。
70年代~80年代のロック、ソウル?結構好きな感じ。以下ライブの感想を順番で。

○曽我部恵一
いきなり主催者が登場、オーラスに出るのかと思ってた(笑。
過去何度かイベントで見たけど実は詳しくない。弾語りで孤独、揺れる感情を切々と歌う。
もっとゆるゆるした歌を想像してたのでウレシイ誤算。
ピアノ弾き語り「ベティ」がとてつも無く美しい。新曲「月夜のメロディ」は歌詞がイイ。
過去バンドで見たイメージとは全く違う。色んな顔を持った人なんだな。

○スカート
巨躯の男性シンガー。新人らしい。人気があるらしくフロアに人が一気に集まる。
今日の共演者のファンらしく嬉しそうに話す。彼だけバンド演奏。
フックのあるメロディは初期のカネに通じる魅力。声もイイ。これもウレシイ発見。
でも巨体が棚やん(元カネの巨漢キーボーディスト)を思わせる。嫁にそういうと、
「いや、棚やんよりもキミにそっくりだ」と指摘されました(T▽T)

○イノトモ
イノトモちゃん登場。細くてキレイ。ほよほよしたトークに場が一気に和む。
「落ち葉の道」から開始。今の季節にぴったりの温かい歌。
「愛のコロッケ」「坂道」大好きな曲が次から次へと演奏される。嫁は聞入ってる。
初期のイノトモちゃんのアルバムには曽我部が関わっていて当時のエピソードを披露。
サニーデイサービスのカバーも演奏された。最後は曽我部が加わり「星と花」。
歌詞の1つ1つがグッと来る。イノトモちゃんは嫁と付き合いだした頃聴き出した。
その頃を思い出した。この歌はその頃とかわらないでそこにいる。
イノトモちゃんも嫁もイイ意味でかわっていない。それがウレシイ。

○直枝政広
「コズミック•シーのランチ•タイム」からメロウで始まったと思ったら「大食漢」で弾ける!
「やるせなく果てしなく」「ギターに映る空」で優しく奏でる。変幻自在、自由。
でも何より今回は新曲!新曲が壮絶に爆発的に素晴らしかった!!
ピアノ弾き語り(!)で演奏された「UTOPIA」、アコギ弾き語り「遠くへ」。
音が鳴り声が歌う瞬間、風景が変わる。日常を超えて世界はゆがむ、ゆれる。
「遠くへ」は雨や夢が連れ去った何かを静かに描く。失くした景色、今此処に居る自分。
ただのキレイじゃない。暴力的に美しい。そしてそのままラスト「ANGEL」へ。

ナオエさんはカネの曲をソロでも歌う。弾き語りで。当然音はバンドより減る。
でも減ったから見える描ける景色がある。独りだから立ち上がる世界もある。
「ANGEL」はまさにそう。狂ったギターソロ、何度も続く叫びに熱くなる。

アンコールは曽我部と共演。曽我部、
「ナオエさんと一回り違うけどナオエさんの年齢でこんなカッコよくいられる自信ない」
と弱気発言。それくらい、今日のナオエさん素晴らしかった。
共演曲は「流星」。昨年2人で共作し、配信した曲。柔らかく優しい。
こういう曲はTVやラジオから流れて来ない。自分で探して見つけなくちゃ。

最後の最後はナオエさん一人で「ワイルドファンタジー」!
わぁ!こんな盛り上がる曲聴いたら終われなくなっちゃうじゃん!(^_^;
もっとやってほしいところだけど時間はもう11時過ぎ。残念だけど終演。


楽しかったなぁ。どの出演者も良かった。こういう複数ミュージシャンが
出るイベントって何処か、ダレるけど、全員楽しめた。嫁も堪能した様子。

中でも、ナオエさん新曲・・良かった。最新がサイコーってすごいな。
来月カネのニューアルバムが出て12月はライブある。
場所はあの東京キネマ倶楽部、渡辺シュンスケ、ドクトル梅津がサポートで参加。
どんな世界を見せてくれるんだろうか?楽しみ。それを楽しみにウスノロ退治に励もう☆

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猫写真

2011年10月22日 | 
最近撮りためていた猫写真を。
このコは近所の甘えっこの女の子。ボクのお気に入り。
近づくと「にゃあ」と声でゴロゴロ甘えてきます。カワイイ♪♪

この三毛さんも近づくとゴロゴロ。女の子はやっぱり甘えっこが多いのかな?

このチャトラさんは子供と一緒に日向ぼっこ。
子供の猫は映ってませんがボク等に矢鱈懐いて来て、それを見て
「人間に媚を売るのは止めなさい!」って怒ったのか壁をガリガリ(^^;)ゞ

こちらはあるお宅の前で遊んでた団体さん。
どういうワケかブチの女のコに男のコ達が甘えてスリスリ。
大きさから親猫とは見えないけど。女のコはつきまとわれてうざそう(笑

猫ではありませんが(笑 路上でお昼寝するワンコ。気持ちよさそう(笑

動物ではありませんが(笑 
あるライブハウスの前に貼ってた「鳥肌実」のポスター。楽しそう(笑

我が家の王子様は絶好調。猫砂屋さんがプレゼントしてくれたオモチャに御執心。
なんたってニューアイテムには目の無いコですから(;^_^A)
このオモチャを入れている机の上に乗っかって
「出さないの~?あそばないの~?」とおねだり\(T▽T)/

遊びもいいけど、キミはブレーキが掛からなくなるからほどほどにね☆
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おたんじょうび

2011年10月08日 | 
昨日はヨモギの三歳のおたんひょうび♪
最近のヨモギは絶好調。ピンポン玉を転がしては爆走。
昨日も嫁が出してきたオモチャを見つめてドキドキワクワク♪

キミは一体何がそんなに楽しいんだい?毎日が楽しくて楽しくてたまらないんだろ?(^_^;
遊びつかれて眠るヨモギ。こうして寝てるとカワイイんだけど起きると残念な子(^^;)ゞ

ちなみに猫年齢3歳・・・

人間の年齢に換算すると「33歳」なんだって!!\(T▽T)/

33歳?このコ33歳なの?立派なおとなじゃん(T▽T)
ヨモちゃん・・・どう見てもまだまだ赤ちゃんなんですけど(笑)
今日も嫁にナデナデされて喜んでたし(;^_^A)

いつまで経ってもこども、甘えっこ。でもカワイイから許す(゚゜)\バキ☆

今日、めざましTVの「今日のにゃんこ」で23歳の猫さんが登場していました。
人間でいえば百歳を超えたお爺ちゃん。でも元気に遊んで皆さんに可愛がられてました。
ヨモギはまだ3歳。まだまだ赤ちゃんだね♪大人になるのはずっと先のことだね。
ずっとこどもでイイよ。おとなになんかならなくてもイイさ。
今のままで、ずっとオモシロいままオレたちを笑わせてくれよ♪

ハッピーバースデイ、ヨモちゃん。キミはサイコーのにゃにゃんだよ☆V(^^)

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偽善者>卑怯者

2011年10月05日 | 日々の泡(日記)

タテタカコに「卑怯者」という曲がある。とても好きな歌。
他人の痛みを想い自分の弱さを曝け出した唄。その歌にこんな一節がある。


肩がわりする力はありません    導いてゆく力もないです
身変わりになる勇気もありません  共倒れする覚悟もないです。
ただ自分が倒れないように     ただ自分が立って歩くのを
ただ自分が轢かれないように    ただ自分がなってゆくのを

仙台ボランティアから帰ってきて3週間が過ぎた。
会社ではいつも通りのウスノロが続く。理不尽な文句や非難。頓珍漢なやり取り。
「言った言わない」「これは誰の責任?誰が悪い?」小さな世界の中の小さな争い。
ハッキリ言ってオレにはどっちでもイイ。さっさとやっつけようぜ。でも進まない。
色んな立場とか利害関係とか責任の押し付け合いとか、嗚呼面倒くさい(T▽T)

以前はイチイチ腹が立った。ムカついた。ガッカリした。でも、今はどうとも思わない。
面倒くさいだけ。笑うだけだ。割り切れてる。感情的にならなくなってる。何故?

多分、仙台で荒れ果てた海岸を見たから。家に戻れず苦しんでる方に会ったから。
被災地のために一生懸命汗を流して働く若者にあったから。
あの人たちに較べたら会社内のもめ事なんて鼻くそみたいなモン。笑い話しかならん。

これはボランティアを通じてオレが成長したって事なんだろうか?強くなったんだろうか?
よく言う「被災地から勇気やパワーをもらった」ってこと?
でも、それはおかしいだろ?
大切なものを失った人から何も失くしてないオレが勇気を貰ってどうする?
勇気だのパワーを与えるのはこちらであるべきだ。当然だ。
こっちは何一つ不自由してないんだから。
でも結局・・・仙台での体験がオレ自身の成長だか強さに繋がってるなら・・。
それって結局被災地を利用している事になるのでは?

正直オレがボランティアに参加したのは純粋に被災地を応援したいキモチだったか?
というと甚だ疑問だ。
悲しい目に合った場所を訪れたいとか貴重な体験をしたいとか、他人と違う事をしたいとか
それこそ「自分が成長したい」とか・・そういうキモチがあったのは否めない。絶対に。
で実際帰ってきてから以前ほど小さいことが気にならなくなった。

で、またボランティアに行く理由には「何か得たい、手に入れたい」って欲求はある。
無いなんて言えない。絶対ある。そういう「不純なキモチ」が。
結局は自分のためなのだ。自分の欲望を満たすためにやってるんだ。オレは。

最近、嫁がオレにこう言った。
「キミ、オレは悪人です、偽善者ですとか、書いてるけどホントはイイヒトなんですよ
 ってアピールしたいんじゃないか?」って。相変わらず容赦のないヒトだ(^^;)ゞ
ま、そういうトコは確かにあるかも知れないけど・・・
でも、やっぱりオレは自分が善人とは思えない。他人のために働けるそんな男じゃない。

オレは被災地のヒトの代わりに痛みを引き受ける勇気はない。そんな覚悟はない。
何度も現地に足を運んで、被災地のサポートをする力はない。
桑田さんや福山君、サンボマスター、箭内道彦みたいにみんなを喜ばす才能もない。

結局は自分のため、自分がやりたいからやる。自分を満足させるためにやってる。
だから、やっぱりオレがやってることは「偽善」だ。オレは偽善者だ。
そこは勘違いしないようにしないと。キレイごとにして偽らないようにしないと。

ま、動機がなんであろうとボランティアが被災地のために役に立ってるのは違いない。
偽善でも「善」には違いない。何もしないよりは何かした方がイイ。ならばするしかない。
それに1回行っちまったしな、この目で見ちまったからな。既に「当事者」だし。オレは。

もう逃げるわけにはいかない。知らないふりは出来ない。それをやったら「卑怯者」だ。
少なくとも「偽善」は「卑怯」よりはマシだ。ならば、オレは「偽善」を選ぼう。
オレにはそうしかできないから。オレはそうやってオレをやってきたんだから。

チャンと偽善者になるためには、その前に日常のウスノロをやっつける必要がある。
面倒くさくても仕事をちゃちゃっとやっつけなくちゃ。仕方ねーな。仕事なんだから。
こっちは思い切り極悪で行くよ。反則もあり、手段は選ばないぜ。

にゃにゃん、偽善者で極悪人だけどオレを嫌わないでくれよ♪
キミと嫁@パンダの前では大人しい善人だから、ね(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

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秋の週末

2011年10月02日 | コレクターズ
先週末と今週一週間の様子をざっと。
先週日曜日は日比谷野音にコレクターズ25周年記念ライブを見に行く。
20周年ライブもここだった。あのときは雨だったけど今回は丁度イイ天気。

1曲目は「東京虫バグズ」からスタート。大好きな曲なので初っ端から盛上がる。
野音は普段よりデカイハコ。でも何も変らない。いつも通り活かしたライブを見せてくれる。
加藤クンとコータロークンのロック漫談もいつも通り(;^_^A)
ただハコが大きいと音がやっぱりイイ。コータロークンのギターがいつもと違って響く。
お客さんの盛り上がりも凄い。って新しい若いファンが増えていないか?
加藤クンは「30周年のときは武道館でやらせてくれ!」と叫んでた。
コレ@武道館、イイな。オレも是非みたい。

今週も仕事でバタバタ。週初めの会議で面倒な依頼をされる。
ま、それ自体は構わない。ただ何故あんな感情的なムッとした話し方になるのか?
どうせ話し合うなら表面だけでも穏やかに話そうぜ。本音ではどう思おうとイイ。
でも仕事なんだから。余計な感情は入れないようにしないか?

週末は監査が3件続く。金曜日は名古屋出張。何れも問題なしV(^^)
相手とも理路整然と話し合うことができた。これでイイ。

ただ、他の問題も見えてきた。会議のもめ事も含めてウチの会社の限界かも。
もっと大きな会社なら、こんなもめ事や問題も起きないのかも。うーん。

仕事の合間に山田太一の「早春スケッチブック」のシナリオ本を読む。
30前に放映されたドラマの脚本。このドラマ大好きだったな。読むのは10年ぶり。
主人公が平凡な生活に毒づき罵倒を浴びせる。
「ありきたりのことをいうな!」「人生はもっと豊かなもんだ!あきらめるな!!」
刺激的なコトバにあふれてる。このコトバは読んだときからずっと自分の中にある。
自分がその通り生きれているか?はワカンナイ。何れこの本についてチャンと書こう。

昨日は嫁と六本木の新国立美術館に友人が出展している展覧会を見に行く。

数多くのアート作品に囲まれているとホント楽しい。刺激がある。
この展覧会は毎年行っていて、幾つかの作品は過去も見たことがある人。
同じ作風を繰返す人、少しづつ変化が見える人。それぞれの様相が絵を通して見える。
同時に作品を通じてその人の個性が見える。その個性に触れるのがホントに楽しい。

見るのは簡単だけど創るというのはホントに大変なことですごいことだ。
オレには創る才能は皆無なので、創作するヒトには嫉妬・羨望を感じる。
ま、良いアートを見て感じる。それだけで十分楽しいけどね♪
美術館を出るとイイ感じの夕暮れ。写真を撮る。


今日の午前中は出張疲れも出て寝込む。
午後から近場を猫巡り。涼しくなった所為か猫さんと次々に出会う。
清川で会ったこの猫さん達はホントに可愛かった。

ヨモギは週末はすこぶる好調。走り回って飛びまわって絶好調♪
何がそんなに楽しいのか?キミはいいねぇ。毎日楽しくて。

季節代わりで例年の咳込み症状も出てきた。体調には気をつけなくちゃ。
週末のお休みを楽しみに明日からの仕事、がんばりましょ☆


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