僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

長い12月に

2020年12月30日 | 日々の泡(日記)
毎年恒例1年の振返り(^_^;
毎年1年を振返るとき「オレはこの1年何をした?何ができた?」と考えるが
今年1年はともかく・・・疲れた。何ができて何ができなかったも想い出せない。
ともかく・・・疲れた、疲れた1年だった。
それは主にコロナが原因。仕事、遊びコロナの所為で色々変わってしまった。
楽しみにしてた元春40Thツアーも延期になって、かなり落ち込んだ。

liveは行けなかったけど元春の新曲、配信はホントに楽しめたし
Glim Spanky、ハンバート、コレクターズのNewアルバムも良かった。
何より寺尾沙穂「北へ向かう」と「光のたましい」は、ある時期の自分に
とって無くてはならないアルバムだった。
七尾旅人の配信番組や彼がTwitterで発するメッセージも力を貰った。
何より年末にカーネーションとハンバートliveに行けてホントに解放された。
あのliveに行けなかったらオレ相当ヤバかった(笑)。

そしてSMAP。昨年からアルバムを聴き出して「Mr.S」という傑作に出逢えた。
草なぎクン主演映画「ミッドナイトスワン」は色々考えさせられた。
吾郎さんのラジオも楽しいし、何よりSMAPファン皆さんとの交流はホント楽しい。
5人の活動これからも注目していこう。
星野源の歌もオモシロいしドラマ「MIU404」映画「罪の声」も刺激的だった。
オモシロいモノ、刺激あるモノ、これからも探していこう☆

楽しいことばかりがあったワケじゃない。悲しい別れもあった。
コロナや仕事、他のことで落ち込んでこともある。他人の言動に腹立てたこともある。
そういうときはこの2曲を思い出してココロを立て直した。


 「あの人を殺すよりも面白いことをしよう」(星野源「私」)
 「生きてただ生きていて 踏まれ潰れた花のように にこやかに中指を」(星野源「アイディア」)

どっちも星野源だね(^_^;
オレもそうしよう。人を罵倒するより痛めつけるより楽しいことをしたい。
他人に汚いコトバを投げつけたり他人の愛するモノをバカにしたり
若者を上から目線で説教したり・・そういう旧い昭和オヤジ文化はもうたくさんだ。
そういう場所には、中指立てて笑ってByeByeしよう。

色々あったけど我が家は家族3人元気に過ごしてる。
それだけでイイ。それだけで十分満足、シアワセだ。

皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?
コロナその他の事情で思い通り計画通りに過ごせなかったかもしれません。
もしかしたら、嫌なこと悲しいことが沢山あったかもしれない。
でも、無事生き残ってるならそれで十分です。生き残った自分を自慢してください。

来年は、もっと良い1年になるとイイね。とりあえずコロナからは早く卒業したい(笑)。
来年が、皆さんにとってオモシロおかしく愉快な1年になりますように。
そう願います。ココロから希います。

では、また来年何処かで逢いましょう。出来ればライブ会場で逢いましょう。
そのときは満面の笑顔でハグと握手をしましょう!
コロナなんかに・・・負けねーぞ。負けてたまるか。絶対生き残ってやる。

では、皆さん、どうぞ良いお年を!V(^^)


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ハンバートハンバート「愛のひみつ」渋公

2020年12月29日 | オトの記憶(CD、ライブ)
先週1週間は4つの打合せがあって出社。中の1つは昨年度もめた部門。
昨年度意見や提言をしたら相手が逆ギレ(T▽T)
昨年度の経験に基づき、今年度は相手のミスを指摘しつつ優しくソフトに迫る。
結果、特にもめることも無く相手も素直にミスを認め改善を約束してくれたV(^^)

自分の仕事は会社内のミスやルール違反を見つけて指摘して改善を促すこと。
時にミスを指摘された相手の反発を買うこともある。
そういう場合は妥協点を探る。自分の意見を変えることもある。
自分の信念を貫くとか自分のポリシーにこだわるとかどうでもイイ。
妥協しようが忖度しようが仕事の結果がオーライなら満足だ。
これは仕事なのだ。これでオレはお金貰ってるんだから。

土曜日は渋谷公会堂でハンバートハンバートのliveを見た。
今年見る最後のlive。消毒・規制入場退場・連絡先記入・マスクの対策を行い見る。
我が家の席は2階ステージを横から見下ろすコクピット状態の席。
開演前の注意のアナウンスは何と俳優の六角精児(T▽T)
ハンバートファンの六角さん。直前の依頼も快く引き受けたそう。


LIVEは旧い曲「長いこと待っていたんだ」からスタート。
「ずっと歌いたかった」という歌詞が胸に響いた。
liveはNewアルバム「愛のひみつ」と過去の人気曲を中心に進む。
今回はバンド編成。と遊穂と良成の弾語りの構成。
Newアルバムの曲のテーマは「家」「ラブソング」どれもPOPで聴きやすい。
過去の曲のような毒は薄いが。。それでも同棲した恋人の別れや不倫旅行、
単なるラブソングでないハンバーとならではのひねりがある。

後半バンドで奏でられた「ぼくのお日さま」そして「虎」は刺さった。
クタバレと大声を出せない者。そして敗け続けてのたうち這いずり回りながら生きるモノ。
クタバレ!と大声を出せたら、どんなにスカッとするだろう。
勝利栄光を手にしたらサイコーにシアワセなんだろう。
でも、どっちもいらない。無くてイイ。
他人に罵詈雑言を得たり他人に敗けを味合わせて得るシアワセなんて無くてイイ。
遊穂も良成も「がんばれ勝て!やればできる。夢は必ずかなう」なんて決まり事は歌わない。
励まさない力づけない寄り添わない。横にチョコンといて同じ方向を見てるだけ、だ。
でも、それでイイ。それで明日から何とかやっていける。
この2曲には涙がとまらなかった。

アンコール「ホンマツテントウ虫」では良成がバイオリンを弾き倒し遊穂が踊る。
場内大喝采!満場の拍手!ボクも嫁もひたすら手を鳴らした!
最後の最後は「僕らの魔法」。「言葉なんて役立たず」。
目醒めない人へ送るラブソング。辛辣だけど優しく美しい。
最後は撮影タイム。ボクの携帯ではキレイに撮れなかったけど楽しかった!


今年最後に観たliveホントに楽しかった。嫁も相当楽しんだ様子。
そして、それはハンバート2人も同じみたい。
良成が「夏に出たイベント。久しぶりのliveでホントは楽しかったけどカッコつけて
楽しいって言わなかった!でも今日はホントに楽しい!」って言ってた。
そして2人とも何度も「大変な中来てくれてありがとう!」と言ってくれた。
同じことはカーネーションliveで直枝さんが言ってた。
きっと元春他のアーティストのliveでも言われているコトバなんだろう。

うつむいたり伏し目がちになる世の中で無条件のWelcomeのコトバ。
こういうコトバに出逢えるからliveは止められない。
来年2月はコレクターズ、カーネーション、Glim Spankyのliveに行く予定。
チャンと対策とって安全に楽しんでやるぜV(~^)

今週のヨモちゃんはクリスマスケーキにドキドキ(T▽T)
ヨモちゃん、もうすぐ年末・そして歳が明けるぜ。笑って過ごそうな☆


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さよならヒガシノマグロ

2020年12月21日 | 東北のためできること
先週土曜日の夜は嫁@パンダと久しぶりに外で晩御飯。
コロナ下で夜、外で食事は控えていたけど、
神田小川町「ヒガシノマグロ」が閉店ということで行くことにした。
東京駅で降りて日本橋経由で神田まで歩く。
クリスマス飾りつけがキレイ。


外呑みするのは4月以来8ヶ月ぶり。
その最後に行ったお店も「ヒガシノマグロ」だった。
2017年以来、東北縁のお店ということで都度行っていた。
お誕生日、結婚記念日。我が家のイベントでも利用していた大切なお店。
常連という程では無いけど、そのお店が閉店と聞いたらジッとしてられなかった(笑)。


お店は予約客のみ受付。店内のコロナ対策はバッチリ。
岩手ビール旨い!名物マグロ5点盛りも絶品!

ワカメの唐揚げ旨いし日本酒も旨い!普段より長居して沢山食べた。

美味しい料理は人を幸せにする。
このお店に居る間ボクも嫁も笑顔でずっとシアワセだった。
最後の〆はお寿司とお茶漬け。これも絶品!

でも食べ終わるのがイヤだった。
これを食べきったら、もうこのお店に来ることはない。
これが最後。終わらせたくなかった。

お勘定のとき、店長さんに御礼とこのお店にいたとき
ホントに愉しくてシアワセだったことを伝えた。
店長さん恐れ入ってた(^_^;
再開はいつか分からないけど、東北と連携して色々な展開を考えてると仰ってた。
期待して待とう。


ホントにありがとう。
このお店で過ごした時間はサイコーでした。
お店再開したら絶対行きます☆


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ダンスの続きを夢見て~SMAP「Mr.S」を聴いた

2020年12月17日 | SMAP
12月8日はSMAP稲垣吾郎クンの47回目のバースデー。
昨年はそれを知らずにアキヨドタワレコでSMAPのCDを買ったら店員さんが特別レシート
をくれた!今年もSMAPのCD買ったら、やっぱり特別レシートをくれた!
(写真は左が昨年の、右が今年のレシート)

今回買ったのは「Mr.S」。現時点の最新アルバム(ラストアルバムと言いたくない^^;)。
これ聴いたら素晴らしかったので、久しぶりにSMAPアルバムの感想を書く。

昨年の秋「ス」を買ってから、定期的にSMAPアルバムを購入してる。
自分が好きなのアルバムは断然「ス」と「VIVA!AMIGOS」「Birdman」。
他のアルバムも勿論好きだけど、好きなアルバムと言ったらこの3枚になる。
POPでありながら挑戦的。この3枚がボクはとても好きだ。

2000年以降のアルバムは、どちらかというと大人っぽい落着いた曲が増えた。
(中居クンの曲は弾けてるけど(笑))
それは作品が2枚組になった「MIJ」「Pop UP!SMAP」に感じた。
どちらもグループ曲とメンバーソロ曲を別のCDに分けて収録する構成。
聴き易い反面、次に何が飛び出すか分からないドキドキ感は薄れた気がする。
いや、勿論良いアルバムですよ。「Triangle」の世界観には衝撃を受けたし(笑)。
長年活動続けていれば作風に変化が見られるのは当然。あくまでボクの好みの問題(^_^;


で今回のアルバムの感想。
「Mr.S」も2枚組。正直楽しめるか不安があった。その不安は杞憂でした。
これ、これトンデモない傑作じゃん!SMAPの最高傑作じゃないか!
(いや、未だ聴いてないアルバム山ほど有るがそう言い切る!(゚゜)\バキ☆

DISC1オープニングのインスト。ジャズ&ソウルテイスト満載。
何処かアニメのルパン3世のテーマや古畑任三郎のオープニング曲を思わせた。
2曲目「Mr.S-SAITEI DE SAIKOU NO OTOKO-」ギター、ベース、ドラム滅茶カッコいい!
3曲目「無我夢中なLIFE」ギターの響きが凄いイイぞ。何これ?
勿論、良いのは演奏だけじゃない。5人の歌もサイコーにノッてる。
最初から豪速球をビュンビュン投げてくる感じが凄くイイ。

剛クンソロ「藍色のGANG」木村クンソロ「ONE CHANCE」。
グループ曲がダンスチューンに対し、ソロはロカビリー&アメリカンロック。
この混ざり具合がイイ♪ 「藍色のGANG」なんてベンジーが歌っても似合いそう。
そして川谷絵音の手による「アマノジャク」。これ聴いて思わず笑った!
ピアノが高らかに鳴る高速ロック。メンバーの声と相まって疾走感が凄い。
誰だよ?SMAP歌が下手なんて言った奴。こんな超高速曲を難なく歌ってる。
しかも多分踊りながら。トンデモない人たちだ。

そして・・「JOY!!」。今回一番聴きたかった曲。「赤い公園」津野米咲提供曲。
スマスマ他TVで歌ってるの何度か見たけど、音源をチャンと聴くのは初めて。
「赤い公園」も・・名前を知ってる程度。
これ・・素晴らしい曲だ。
サビのメロディ展開、間奏のマーチ。視界がパーッと広がる感じ。
それは嘗て、
ライブで元春の「約束の橋」の最初のピアノイントロを聴いたとき、
岡村靖幸「あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔をするだろう」を聴いたとき、
カーネーション「Edo River」で皆で「Say No!」を叫ぶ・・・あの解放された感じだ!
「JOY!!」聴いてると自然に笑顔になる。魔法が掛かったような曲!
こんな・・こんな・・素晴らしい歌を描ける才能を・・喪ったのか。残念だ。残念すぎる。

魔法はまだ続く。「DaDaDaDa」「ビートフルデイ」。バリバリのダンスチューン。
これ聴いてると踊りたくなるぞ(^^;。
「ビートフルデイ」のコール&レスポンスをLIVEでしたら楽しそう!
DISC1を聴き終わった後、丸でLiveに参加した後の様な心地よさが残った。


DISC2はDISC1とテイストがガラリと変わる。バラードとEDMダンスチューンが並ぶ。
最初にバラード「よわいとこ」を持ってくる構成が素晴らしい。
アッパーな曲が続いた後のスロー。こういうメリハリがあると聴き易い。
「やりたい放題」「Mistake!」はSMAPらしいダンスチューン。
でも、単に過去の作風を繰返したワケじゃない。
オト・・サウンドが滅茶苦茶凝ってる!
「Mistake!」ホーンとキーボードが踊るサウンドの響きが何ともカッコいい。
そして「SKINAIRO」。慎吾君得意のダンスチューン。
EDMサウンドでソロの「ニワニワワイワイ」に通じるテイスト。
実は、ボクEDMはあまり得意ではない(笑)。分厚いサウンドで曲展開も大袈裟になりがち。
でも、香取クンが歌うとEDMサウンドが実に上手くハマる。
「The Future」もカッコいい!壮大なEDMチューン。作詞LEOIMAIって‥レオ今井か!
レオ今井が向井秀徳と組んだ「KIMONOS」はサイコーにカッコよくて好きだ。
レオ今井を起用した・・SMAP?プロデューサー?イイ趣味してる!
EDM3連発。最後は吾郎さんソロ「Dramatic Starlight」。
吾郎さんがこういう激しいダンスナンバーを歌うの意外だったけどカッコいい!
途中ではさまれる「Ahn…」の呟き(吾郎さん?)が凄く色っぽい♫
歌詞、よく聴くと「夢の続きを見せるよ」「目を醒ましたらヒーローだ」
と、ある意味SMAPがファンに向けて「ずっとSMAPでいること」を宣言した歌に思えた。

ラストは川谷絵音による「好きよ」。ゆったりとしたラブソング。
歌詞は女性の言葉遣い。カッコいい男性が女言葉で歌う。これが実にイイ。
最後のフレーズは中居クンの声?この声が実に優しくてイイんだなぁ。
クロージングはオープニングのインストのリプライズ。
聴き終わった後、満面の笑顔になってる自分がいた。嗚呼、楽しかった。



このアルバム聴いてSMAPのライブ見たくなった。このアルバムの再現ライブ見たい!
・・・ってここで気づいた。SMAP解散してんじゃん。オレLive見れないじゃん(T_T)。
え~!そりゃないよ。こんな凄いアルバム作るグループが何で居ないんだよ!
どうなってるんだ!誰が解散させたんだよ!(メンバーではない)

「Mr.S」は凄いアルバムだけど・・途中経過という気がする。
実際その後に出た「華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ」も凄く良かったし。
2016年のあのゴタゴタ(メンバーのせいではない)が無ければ順調に活動は続いてた筈。
もっと凄いアルバムが出来ていたはずだ。
「Mr.S」は傑作だけど、これがラストアルバムなんてオレは認めないぞ(何様だ(笑))。

SMAPの音楽に触れて僅か1年のオレでも解散・SMAP不在がこんなに悲しいんだから・・・
長年応援してきたファンの皆さんの悲しみや心の痛みは如何ほどの物だろう。
そう考えると、胸が・・・痛くなった。

でも、Twitterでファン皆さんが教えてくれたけど、このアルバム発売時のライブがDVDと
して売ってるみたい。
YouTubeでLIVEのオープニングの映像見て・・ぶっ飛んだ!(T▽T)
https://www.youtube.com/watch?v=55JyF9PS3sg

車やバイクで登場したり上半身裸で登場するメンバー。
派手なセット、何人いるかわからない大勢のバックダンサー。何じゃ?こりゃ?
普段セットや演出に凝らないロックバンドのライブしか見ない(それはそれで楽しい)
オレが・・・嘗て見たことが無い豪華絢爛・派手なエンタメショー。
これが・・・これがSMAPのライブか!これは絶対見なければ!

4年前SMAPは解散した。・・・事実は確かにそうだ。
でも、オレは、SMAP現在は活動休止中でメンバーがソロ活動に専念してると考える。
数年後には、5(6)人がまた集まって活動再開となるだろう。
それを信じてアルバム聴いてDVD見て待とう。
まだ聴いてないアルバム沢山あるしDVDはこれから見るし、お楽しみは山ほど待ってる♪

ダンスはまだ終わらない。終わってない。絶対続きがあるはずだ。
「その日」が来たらオレも5人に逢いに行こうと思う。
そのときはオレもNAKAMAに入れてね♪

(↑ 我が家のカワイイNAKAMAです☆)
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ここに或るオト~カーネーション「LOVE SUITE」@大手町三井ホール

2020年12月09日 | カーネーション
先週金曜日は大手町でカーネーションのLive。
カネは今年4月渋谷クアトロでLiveを予定していたが、コロナのため延期。
以来、客入れたソロライブは初めて開催。
ボクは生Live参加は2月に見たコレクターズ以来10ヶ月ぶり。
久しぶりに見るLiveがカネ。狂う気満々(笑)で会場に向かう。


会場は大手町三井ホール。東京駅で降りて直ぐ行けると思ってたら予想以上に遠い。
歩いても歩いても着かない。美しいライトアップも目に入らず次第に焦る(^_^;
散々歩いて何とか到着。たくさん歩いたので体温上がってないか心配だったが検温もパス。
嫁@パンダと落ち合って入場。

場内は椅子を設置。前後1人ずつスペースを空ける。客はLive中はマスク着用が義務。
立って見るのはOKだし声を出すのもOKだが大声出すのは禁止。
縛りだらけだけど仕方ない。いつも通りのLiveはムリ。限られた条件で楽しむしかない。
開演時間を少し過ぎてシナトラが鳴ってメンバー登場。一気に体温が上がる。


(セットリスト)
1.幻想列車、2.One Day、3.Annie、4.その果てに心が、5.いつかここで会いましょう、
6.Hello,Hello、7.Love Scene、8.スペードのエース(w田中ヤコブ)、
9.世界の果てまで連れてってよ(wヤコブ)、10.春よ来い(はっぴいえんどcover wヤコブ)、
11.ハイ&ローランド、12.Sweet Baby、13.センチメンタル、
14.RealMan、15.Lemon Creme、16.学校で何おそわってんの?17.Edo River、
18.New Morning
(アンコール)19.夜の煙突(wヤコブ)、20.愛のさざなみ(wヤコブ)


久しぶりのカネ・・・愉しかった!ホントに愉しかった!
アコースティックセットで短めのLiveと思いきや、がっつりエレキセットの2時間半。
1曲目が「幻想列車」という驚きの選曲!ガツンと来た所に2曲目「One Day」!
「僕はここにいる」の歌詞に一気に涙腺が崩壊した。
「Annie」の間奏で客席から手拍子が起こる。その様子に笑顔になってる自分がいた。

2000年のアルバム「Love Sculputure」発売20年という事で、そこからの選曲が多い。
「Love Scene」なんてLiveで初めて聴いた。

中盤、はっぴいえんど「春よ来い」をゲスト田中ヤコブ君とセッション!
これがトンデモ無かった!
オリジナルをそのまま、なぞっただけの演奏だけどオリジナルの1000倍グランジ&サイケ!
直枝さんとヤコブ君の凶暴なギターのぶっつけ合いに狂った!

この日は、昨年のLIVEでも演奏された新曲「その果てに心が」「ハイ&ローランド」も
演奏された。新曲をLIVEで何回か聴いてるけど、徐々に輪郭がハッキリしてきた気がする。
録音されたらどうなるか・・楽しみだ。

後半「Real Man」「Lemon Cream」「Edo River」と盛上り曲で畳みかける。
普段のLIVEでは客も歌って踊って大乱痴気騒ぎになる場面。
でもコロナ下では大声で歌うのはダメ。直枝さんも「心の中で歌って」と言ってたし^^;
ボクは自席で手を鳴らしてヘドバン(笑)して足を踏み鳴らす。
最初は立って踊れない事に寂しさを感じたが、
座ってヘドバンする内にこれはこれで楽しくなった!(^^;
座りながらヘドバンを繰り返すうちにアタマの線が何本かキレて狂い出した。
カネのオトは立って踊って聴かなくてもオレを狂わせる。それが嬉しかった。

本編最後は「New Morning」!大好きな曲!

「ずっとここにいる オレは何だか怖くて震えていたんだ」
「ずっとここにいる だから吠えることをおぼえたのさ」
直枝さんの歌は自分の中に或る不安・脅え・恐怖・汚れを否定せず寄り添ってくれる。
コロナと共に生きてて、気にしないフリをして笑って生きてる。
でもホンネを言えば怖いし脅えてる。
今日、この歌に・・・また、泣いた。ここに来て良かったと思った。

アンコールは「夜の煙突」と「愛のさざなみ」!ヤコブ君再び登場。
直枝さんとヤコブ君のギターがつんざくように叫ぶ。
バンドのオトもステージ上に渦巻きのたうちまわる。まるでイキモノの様。
客席多くが立ち上って踊る。ボクも踊り狂いました(声は出さずに ^^)

「愛のさざなみ」の直枝さんの轟音ギターに涙がとまらなかった。
嗚呼、このギターが・・・聴きたかった。このオトが・・ずっと欲しかった。
直枝さんは最後「皆さん、ともかく健康でいてください!
頑張ってください・・いや頑張りましょう!」と言って終幕。


「頑張れ」という言葉は大嫌いだ。
頑張ってない奴にこれを言われると殺したくなる(笑)。
でも、直枝さんはずっと逆境の中頑張って踏ん張って立ち続けてきた。
このヒトが言う「頑張れ・頑張りましょう」は素直に聞ける。
このLIVE行って、ずっとLIVE行けなくて自分の中に巣食ってた
邪気・怒り・怨念が全部お祓い出来た。凄く満たされた。
やっぱりカネはオレにとって必要なオト、無くてはならないオトなんだ。
それを改めて思い知った。待った甲斐があったLIVEだった。


帰宅後、会場で手に入れた遠藤賢司トリビュートライブのCDを聴く。
カネ、サニーデーサービス、くるり岸田君参加。
実はエンケンさんの曲をチャンと聴くのは初めて(^_^;
どの曲も、トンデモ無かった。
直枝さんの「東京ワッショイ」を聴いて、またカネのLIVEに行きたくなった。
さっき行ったばかりなのに。

来年2月にはクアトロ延期の振返公演がある。
絶対行く。行ってまた踊り狂ってやる。
それまでコロナに負けずに生き残ってやるぜ☆ な、ヨモちゃん☆


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