ソングライターズ2人目のゲストはアジカン後藤正文クン。
非常に音楽に対して真摯に向かい合う姿勢に好感を持った。
中でも興味をそそられたのは「ロストジェネレーション」と呼ばれることに
対する違和感・苛立ち・年長者に対する怒りを語ったとき。
昔から若い世代を言い表したキャッチコピーというかレッテルはイッパイあった。
「全共闘世代」だの「ベビーブーム」だの「団塊世代」だの・・
オレ等の世代は「新人類」か?それとも「バブル世代」?
更には「ロストジェネレーション」に最近は「団塊ジュニア?」「ゆとり世代」?
ハッキリ言ってどれもこれも・・・・・・
上の世代が下の世代を見下しているイメージしか無いんですけど。
オレ別に「あたらしくも旧く」もないし
ハッキリ言ってバブルの恩恵なんて何も受けてません。
って言うかオレの周囲もそう。ごく普通の若者ばかりだけど。
後藤クンは「ロストジェネレーション」を生み出したのは前の世代の責任では?
って言ってたけど・・
一方で今度はロスジェネが「団塊ジュニア」「ゆとり」をバカにする。
なんなの?このネガティブな連鎖は?
なんでこんなレッテルが必要なんだろう?
どの世代でも人は個人として尊重すべき。
なんとか世代って十派一からげで語ったり判断するのはあまりに雑だし危険。
これはメディアか広告代理店がモノを売り易いように始めた風潮か?
じゃあこんな風潮やめようぜ。こんな切り口はハッキリいって古い。
共同体も崩壊し個人の趣味も細分化したこの時代に「~世代」なんて
レッテルを貼るなんてナンセンス極まりない。
といいつつオレも「団塊世代」を疎んじてる。全共闘世代なんて信じてない。
「女子高生はキャピキャピしてて騒々しくて面倒で怖い」・・・
・・・思い切りレッテルを貼って十派一からげで語ってますね(^^;)ゞ
でもホント気をつけよう。
「世代」だけでなく「国籍・学歴・職業」なんでもイイけど
「この人は○○だから○○」とレッテルを貼って安易に決めつけないように。
あくまで目の前にいるヒトが好きかキライか、オモシロいか。それで判断しよう。
佐野クンだって直枝さんだって祥子さんだってキヨシローだって
「ロックミュージシャン」だから聴いてるワケじゃない。
見ててオモシロいから、唯一無二の存在だから、だ。
今日ヨモギは嫁が買ってきた鰻重の髪袋に顔を突っ込んだそう。
このコのオモシロさはスペシャルです。\(T▽T)/