先週末は東京国際フォーラムでハンバートハンバートのLIVEを観た。
ハンバートLIVEを観るのは実に3年ぶり。最近のアルバムもあまり聴いてなかった。
ただ昨年出たcoverアルバム「FOLK4」が素晴らしかったので久しぶりに観る事に。
それにしても20数年前渋谷ラママであったどんとイベントで視たデュオが
観客5000人収容の大ホールでLIVEを開く事に感慨ひとしお(^^;
それにしてもお客さん・・多いな。親子連れも多いし若い人も多い。
ハンバートってこんなに多様なお客さんに支持される人気デュオなんだ。
ボク等の席はステージを正面から観れる好位置。ゆったり座って観ました。
今日のLIVEは何と良成と遊穂の2人のみで演奏。
いや今迄も野音や渋谷オーチャードホールを2人だけで演ってるけどこの規模のハコを2人で?
その豪気な姿勢にただただ天晴。
時間になって2人登場。。。歌うことなく始まったのはゆるいお喋り。
何?普段クアトロでやってるのと全然変わらないじゃん\(T▽T)/
数分お喋りしてようやく歌。アルバム通り「恋はいつでもいたいもの」から開始。
その後はcover+オリジナル。リンドバーグや大江千里あまり聴かないけど良い曲だな。
原由子「花咲く旅路」を良成の声で聴ける贅沢な時間。
そしてオリジナル「横顔しかしらない」「ぼくのお日さま」を聴けて嬉しかった。
第2部は良成弾語りをメインに進む。優しいけど時々刃の様に毒を撒き散らす歌たち。
自殺したけど死ねなかった。でも家族と再会できた喜びを歌う「ひかり」
年老いた夫婦の労わり合いを歌う「黄金のふたり」
上手く歌えない者、敗けた者のやけ酒を描く「虎」
死が別つのは分かってるけどキミのそばにいたいと歌う「どこにいてもおなじさ」
友への熱い想いにあふれた「それでもともに歩いていく」
遊穂も良成も励まさない力づけない。歌うのは生活の中の絶望、希望、色んな感情。
上手く話せない。敗けてばかり。そんな奴等の横にハンバートの歌はいる。
何も言わずチョコンと横にいるだけ。一緒に前を向いてるだけ。
それでイイ。だからこそ笑えるし泣ける。
こんな歌はハンバートしか描けない歌えない。
「国語」は滅茶苦茶盛上った!この歌では都度歌詞が変わる。
今回は「コンプライアンス、ダイバーシティ、キックバック」。思い切り笑った🤣
アンコールは「うちのお母さん」。この歌も凄い。
街中で見かけた子供(おそらく家出した子、DV育児放棄)を連れ帰る母親。
それを「生き者も生きてない者も連れ帰ってウチはにぎやかだ」と言う子供。
度を越した優しさ温かさ。楽しい歌なのに涙が止まらない。
そして最後は「おなじ話」。見えない者との対話。
「どこにいるの?そばにいるよ話をしよう どこにへも行かないよ」
LIVEでは何度も奏でられた歌。でも聴く度胸がさざめく。
ヨモちゃん🐱(ヨモ毛)を抱きしめながら聴いた。泣きながら笑いながら。
LIVEはここで終わり。その後は撮影タイム。
ボクの携帯だと2人が丸で幽霊みたい🤣 でも楽しそうだから、ま、いっか。
帰宅後、あまり聴いてなかったアルバム「愛のかたち」と「丈夫なわたしたち」を聴く。
どっちもいい歌がイッパイ詰まってる。「手のひらの中」は・・・泣いた😢
ハンバート2人は20数年間ひたすらイイ歌を書いて多くの人に届けて・・
その果実としてあんな大きなホールでLIVEができるようになったんだな。
素晴らしいな。改めて拍手
そして、これからも2人がどんな歌を届けてくれるか楽しみだ☆
な、ヨモちゃん♫