5月2日の日記で出会いを紹介したF三(えふみ仮称)。
結局その日のうちに、目黒近くのお店に彼女の借金を支払ってやり身請けすることにした。
そして、そのまま あ~ちゃんの車でお台場へドライブして春霞の夜景を楽しんだ。
翌日、東京での会議の間は待たせておき、夜には二人で仙台へ帰り、連休までは僕の仕事もあったのでそっとしておき、彼女の体調を見ることにした。
今回、明日(7日)に大阪で会議があることもあって、2日の仕事を定時で切り上げ最終便で大阪へ飛んだ。(本当は4日に仙台で現場があったのだが、所長が出てくれる事になった。所長ありがとうございました。)
旅の目的は、僕の故郷を えふみ に見せてやることと、高校からの親友と両親に えふみ を紹介することだ。親友には連絡を入れてあったのだが、両親には関西に行くことは言っていなかった。
伊丹空港からバスと在来線を乗り継ぎ、14歳から19歳までを過ごした街に降り立った。迎えに来て下さいくれた友人と焼肉屋に直行。その後は昔でいうところのサウナに行き、風呂に入って湯を浴び、下戸の友人に小さいビールを飲ませ、えふみ には何も与えず自分はまた焼酎を浴びる…
昼過ぎまでまどろんで、午後からどこかへ出掛けようと車に乗り込んだ。
琵琶湖を見ながらのんびりとドライブしているときに携帯が鳴った形跡があった。しかし、僕の携帯は渋チンやバッカーズ他一部の人間しか番号を知らないし、そのメンバーに緊急事なんてないだろうとたかをくくっていたのだ。
ドライブの休憩時に着信履歴へコールしてみると、聞き慣れない声が聞こえてきた。
話を聞くと、どうやら彼は知人の弟で、彼から頼まれた「自分が倒れた時に連絡してほしいリスト」に則り兄の携帯から電話をくれたと言う…
「倒れたって…?」
「はい、兄は昨夜…脳梗塞で倒れました…」
「えっ!?」
「命に別状はないんですが、まだICUに…」
「いつ、出られるんですか?」
「今の予定では、今夜か明朝には…」
「死なないんですよね…?」
「それは…大丈夫だと…」
「明日、行きます!病院は何処ですか?」
「○○会病院です。」
そして、僕はえふみ と共に彼の地へ向かったのだった…
そして僕と えふみ の連休は二人のハネムーンどころではなくなってしまった…
この話は続きません…(友人の病状をオープンにする気にはなりませんので…)
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