令和3年3月28日（曇りの地午後は雨）
今日は午前中は曇り空だったのでハウス脇の畑を耕起しました。土壌の水分が高くて耕起しても土がボロボロかと思ったのですが、意外と乾いていてサラサラでしたね。今週にも肥料を散布して畝立てします。未だ、何を植えるかは決めてないですけどね。
その後に、野菜の鉢上げを一寸だけやりました。苗が今一成長していないし、ハウスのスペースがちょっと足りないので茄子の「くろべ―」だけ鉢上げしました。
まあ、農作業的には十分な進捗なんですが、田んぼには一切行ってないのでどうなってることやら？今週にバイトが終わるんで急ピッチで田んぼの排水作業もやりつつ、メインは野菜の定植ですね。
さて、掲題ですが、今日ある農家さんを訪問して色々と話をさせて頂きましたが、その中である集落でねぎの農業法人を作るという話になって、超高齢化集落で農業法人て冗談だろうと思っていたら本当のようです。平均年齢が75歳以上だと思うけどやるんですね？メンバーをみたら大丈夫かなと思うメンバーなんですが、頑張ってほしいです。バイトが終わって暇になったら皆、知り合いなので聞きに行ってきます。
農家さんとの話で、農業法人の闇が見えてきました。当市で一番？な農業法人なんですが頗る評判が良くない。今回の雑談以外でも何度も聞いたことなんですが、従業員へのパワハラが凄いらしい。親が起こした農業法人なんですが、今は担い手の息子（30代）に主権が移ったらしいけど、その息子の従業員へのパワハラが凄いって噂が色んな場で聞くんですよ。息子が機嫌が悪いと「こんなことも解らないのか」とキャベツが飛んでくるらしい。従業員に直接聞いたけどお盆は枝豆の出荷最盛期でお盆休みが無いそうです。とにかく、この法人はお休みが極端に少ないらしいです。
また、別の農業法人Ｂですが、社長がパチンコが大好きで朝のミーティグだけ顔を出して直ぐパチンコに行くらしい。農業は息子に任せているらしいが、此の息子もバカ息子らしくて、従業員に朝に作業指示して現場にはほとんど行かないらしい。昼11時頃と16時頃に作業の様子を見に来るだけらしい。此れも元従業員に聞きました。授業員に対するダメ出しが凄いらしい。草刈り機のチップソーは減ると従業員が自腹で購入するらしい。へ――？考えられない？当然、従業員が定着しないので年がら年中、ハローワークで従業員募集を掛けていましたね。
次の農業法人は最悪な農業法人です。バイトで一緒になった若者がある日、弁護士事務所に行かなくてはならいと言っていて、どうしたのか聞いたら、実の兄が有る農業法人に就職していて、社長がほとんど働かなくて、その従業員が全て作業をこなしている状況だという事です。この法人は養鶏もやっていて鶏の餌やりなんかで休みも取れないらしい。お給料も未払いが多くて心身とも破壊されている状況で宗教ではないけど何か従業員が洗脳されているようで家族が弁護士に相談して切り離したらしい。
農業をやっていたなら、自分ところにバイトで良いんで来てほしいと言ったんですが、其のお兄さんが心を病んでいて働ける状況にはないらしい。今は心療内科に通ってるという事でした。どんだけブラック？
聞いた内容が、新興宗教よりも怖い状況で、農業法人でもこんなところが有るなんて、怖すぎる。その他にいろいろな農業法人の事も沢山の方から聞いたのですが、農業法人の闇って凄く深いんだなと思った次第です。ブラック企業よりえげつない状況を聞かされると、話半分としても怖い。自分も沢山の農業法人の経営者と付き合いが有るのですが、知り合いの農業法人も話題に出てきたので実態は内部に入ってみないと分からないものですね。
自分なりに考えると、「経営というノウハウも無く、経営という経験も無く経営センスも無い」人が法人経営をするとひずみが出てくるんですね。
国は大規模経営を推奨していますが、先ずは経営者を育てることをしたほうが、結果的には良い気がします。良い経営者は規模拡大していきますから後先が違いますね。
一寸、酔っぱらった頭で言えば、
田舎でコメが最上の作物だと言って、米しか作付けしてこなくて、経営なんて感覚も無く助成金頼りの農業経営してきたものが法人経営なんて出来るわけがない。経理なんてやったことも無くて、帳簿も付けてなくて経費8割の確定申告を未だにやってる。今はコスト70％に税率が変わっているなんて知らないだろうな！日頃の言動から色んな雑収入もあるのに申告していないだろうなと自分は想定しているけど、セコ過ぎる。
今週は3月31日でバイトが終わるのでお天気が良くなればキャベツとブロッコロリーを定植します。
自分は法人化は目もくれず、自分の農業を、百姓を邁進し、楽しみます。
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