晴れときどき、サボリ気分!

主に東京。散歩・食べ歩き・最近自炊・お酒・映画・アートが好き。私的ゆるメモ日記。

『ヒメアノ~ル』現代におこりうる恋愛編とサイコ編

2016-06-05 | 観=映画


ヒメアノ~ル

TOHOシネマズ日本橋



よくある男女の三角関係
もしかしたら身近にあるかもしれない恐怖

の二本立てになりま~す!って感じの映画





原作はみず、
「予告編」と「ヤフー映画のあらすじ」を
軽くチェック


個人的に好きではない映画の区分。
ヤフー映画で好評価なんだよね。
とは言いながら感動すべき部分は多い。







映画予告とおり、
三角関係の恋愛映画をのほほんと観ていたら
中盤にドドォ~ンとタイトルがでる。
いよいよ始まるのか、、
後半はストーカー野郎の狂気に追われ襲われる
ジェットコースター映画。
この後半への切り替わり方が素晴らしく良かった。

この後の展開は斬新なすすみかたで驚いた。

怖くなったのは
森田のような男は実際にいそうなこと。
隣りに住んでる人が、、よく電車で一緒になる人が、、
と思うとフィクションとかいっていられない。

R15ってことでしたがR18レベルだと思った。


「V6の森田くんの映画だ~」なんて軽い気持ちでみちゃダメです。
心臓の悪い方はみないほうがいいかもです。


森田役に森田剛ってのがツボでした。
森田くんのサイコ野郎の無表情でヤッちまってるの怖かった。
かなりヒドい役だったけど俳優森田剛すごいです。
森田くんのあんなシーンもみれちゃうので
ファンの方は心臓たたいてからみてください。

浜田岳さんは安定の演技。
おどおどしたとことか優柔不断な感じとかうまいなー

ムロさんは、普通の役だとやかましいけど(LIFEより… ww)
面倒くさい系、クセ強め系の役だとダントツな役者さんなので
ムロさんの得意ゾーンだったでしょう。
公園で「あーーーーーーーーっ!」って叫ぶアレ、、笑
最高でした。

佐津川愛美ちゃん可愛いし声がいいんだよね。
大胆な役にも挑戦してよかったです。
もっとドラマでてほしい。






ーーーーー ココよりネタばれ注意です ーーーーー

今日の私は辛口系になりますが燃えてしまう映画だからね。
しかも、お酒のんでブログってます!



原作よんでないから
どこまで忠実かわからないのですが
とにかく余計なシーンがたくさんあったような気がする。
これってこうでしょ?っていうご都合主義な表現にカチンときたり。



主人公の岡田がバイト先輩の安藤が片思いしているカフェスタッフのユカと三角関係。
なんとか飲み会をすることができるもユカがつれてきた女友だちがブスデブ性格悪い。
マドンナの相方が「ブスデブ性格悪い」って漫画だといいかもしれないけど
映画みにきている人間にとっては、そのノリについていけなかった。。
アメトークみたいからって、、できればロンハーにしてほしかった。
(信江勇ちゃんはロンハーで人気者ですね)

後にナイショで付き合いだした岡田とユカ。
いよいよやってしまうシーンあたりから妙にリアル。
購入から、つけ方がどーとか、、
そして何パターンでしちゃってるとことか、、
「俺って何人目?」とか「はじめてはいつ?」とか、
ただ長い。このあたり、もっとまとまらなかったのか?
サービスしすぎってこと?
だったらサービスになっていないのは隠れたままだったから。
園監督だったら大激怒でしょう。



後半もいろいろと。。

サイコ野郎森田が殺人・レ◎プを繰り返し犯していく。
冷血・無表情、なんの感情もなし。

ただただ殺害・レ◎プシーンがリアルすぎる部分も。。

なわりには

とにかく警察の表現がヒドすぎ。
こんなに無能じゃないだろ。。
簡単にやられすぎ、、

同級生のデブの男性とその婚約者が
森田を捕獲(殺害?)しにいくのに紐が新しいままって、、
そんなことある?ある程度、用意しないのかな?

そして森田が、こんなになってしまったのは
高校時代のいじめが原因です。
ずっと我慢していたのに
いじめっ子を卒業式3日前に上記デブ友とリンチ殺害してしまう。
そこから今の森田がうまれたのでしょう。
ってゆーエピソードも薄い。

でラストは
人間ころせるけど犬はころせない

どーしようかと思った。

全部うすい。

ちなみに高校のいじめエピソード(教室でアレしちゃってる)や
レ◎プのダイレクトなシーンがないから
私の中で森田は精神的なダメージでタタないって理解していたので
最後までアレどーしたのよ?って未解決のまま。


どうも、いろんな出来事が伏線に見えてしまい
まったく回収されずに終わるってゆーよーに感じにモヤモヤだけが残る。
疑問定義とかではなく「ナニ?コレ?」って感じ。

もしかしたら私が理解できなかったメッセージがもっとあるのかなー。
見方があまかったのかなぁ。



観賞後にずっとモヤモヤ・イライラしていたところに
2016.6.11のライムスター宇田丸さんのタマフル ムービーウォッチメン
ナイスタイミングで『ヒメアノ~ル』です

お風呂できいていてガチャで『ヒメアノ~ル』があたって
湯船で溺れるくらい喜びました~

自分の中でモヤモヤしていたので週末はじっくり聞きたいと思います。






上映時間:99分
ヒメアノ~ル ~Movie Walker~



コメント
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