久しぶりに女房と二人で映画を観ました。久しぶりに良い映画に出会えたな!と、言う感じです。
長年苦労を共にしてきた夫婦の愛、色々あっても何処か心の奥底では確かに繋がっている親子の愛
自立した大人になれず何処かまだ甘えの残っている若者達を包み込む隣人愛、普通に暮らしていると
当たり前のようにして過ぎていく人間関係の中でつい、忘れてしまいがちな愛に改めて気づかされる
作品でした。雄大な北海道の大地がちっぽけな人間を大きく包み込んでくれているからでしょうか?
形も大きさも不揃いな石を積み上げることで人間も人それぞれ、その人には必ず必要な場所がある
と、知らせる・・・・そしてそれを見つけた時、素晴らしい塀が出来上がる。人も同じ・・・
腰を据えて、正面から人と向き合い人間・夫婦・親子・家族関係を大切にしていかねばいけないと思った
観終わると、きっと大切な人を思い出す 派手でも刺激的でも無い、けれど心に染み入ってきて暖かく
してくれるようなそんな映画でした。久しぶりに涙腺が緩みました。
映画って本当に良い物ですね