日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一。ある目的の為
一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていた。そんなある日、杉元はアイヌ
民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕
まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた
金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパ
に救われる。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともに
することに。一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉と、戊辰戦争で戦死したとされて
いた新選組副長・土方歳三も、それぞれ金塊の行方を追っていた
原作は未読で、ストーリーも知らずに鑑賞したのですが、全く問題なく楽しめました
日露戦争最大の戦いと言われる旅順攻囲戦・203高地での壮絶な戦闘は見応えありました
こういう修羅場を経験し帰還した軍人は強いだろうなと 山崎賢人が演じた杉元はキングダムの信
みたいだな~と、風呂でキズだらけの上半身が見えたが、鍛えて体が大きくなったのか、迫力あった
鶴見役の玉木宏と土方歳三役の舘ひろしは怖かった。30年以上前に戦死したはずの土方歳三が生きて
いた、という設定もなかなか良かった。脱獄囚・白石役の矢本悠馬は面白くて存在感あった。
そして今作で一番輝て居たのが山田杏奈のアシリパでは無いでしょうか?TVドラマなどでも拝見した
事はありましたが今作が一番かっこよくて可愛いかった。押しの女優さんの一人になりました
そして、味噌をオソマ(うんち)と勘違いして食べた時の顔は笑えた。
当然ですが完結しておらず、まだまだ続きそうです 本作だけでも面白かったの次回作が楽しみです
ただ、最後のタイトルデザインはもうちょっとなんとかならなかったのかな…笑 ☆☆☆☆★