毎度のことながら、酒処新潟に来たら先ずは探すよね~ 『酒蔵』今回も高田公園から程近い場所に
一軒と帰路妙高赤倉に寄りたいのでと思いながら探すともう一軒あったので寄り道することにしました
先ずは上越から 「妙高酒造」さんです 200年以上の歴史を持つ酒蔵
品格ある日本酒を目指しており海外にも正しい日本酒文化を届けたいと思っているそうです
そんな酒蔵さんの店内は意外とこじんまり
成程ね~ワイングラスで美味しい日本酒アワードで最高金賞等の賞を頂いているだけあって、ワイングラス
で頂く様な瓶が並びますん?トランプシリーズ?嫌々!!アメリカ大統領とは関係ないですよ。
春夏秋冬その時期のお酒だそうです夏は「ダイヤ」 クール・ダイヤモンド 冷やして頂くお酒だそうです
次に向かったのが妙高市『君の井酒造』さんです 創業170年の歴史を感じる建物 店舗の前は「雁木」
が・・・雁木とは?冬季の通路を確保するために家屋の一部やひさしなどを延長したもので、豪雪地の生活
の知恵だそうです。(君の井社長さん?談)
店舗に入ると奥まで長く続き多少は見学できるとの事 しばし見ていると社長さん?が
出て来られて案内をしていただきました
大人の休日クラブの新潟編で撮影に使われたそうです 右の場所は杜氏さん達のお昼を取ったり
これからの仕事の打ち合わせを行っていた場所だそうです。此処で当時の話など詳しく教えて頂きふと
昔の杜氏の話し声でも聞こえて来そうでした
この窯で米を蒸すのに今はボイラーなので一時間程で湧きますが昔は薪だった為三時間は掛かったようです
この上の蒸気が逃げる場所が外から見えます 下の写真、中庭がそうですね。
冬は屋根の雪を落とす場所でもあるそうです。 雪の多い時は5月位まで雪が残るそうですよ
流石、豪雪地帯です
貯蔵タンク
精米所
この機会で酒米を10数%~大吟醸の様な35% とかまで精米するのですね。最新の機械は15%位
まで精米できるそうですが?米の香り残るかな?此処で今まで感じていた、磨いて磨いて粉になった部分
はどうするのだろう?と、言う疑問があったのですが解決しました!!成程~そういう手があったのか~
と・・・これを書くと変な見方をする方が居ると困るので控えます。もみ殻や・酒粕は普通に使われて
いますから気にもしなかったのですが、納得できました。ありがとうございました~
そしてこちらの社長さん?歴史に詳しいらしくお酒と上杉謙信の話・参勤交代の話など交えて話して頂く
ので面白かったですね~
君の井酒造酒造さんは「山廃酒母造り」を途切れることなく続けて来られている、こだわりを持った酒蔵さん
でした今回は両倉元さんから蔵元に来ないと買えないよ!というお酒を厳選して頂きました。
個人的に一番の楽しみは「君の井 生原酒」ですかね? 三十数年前に某佐渡のこれと良く似たお酒で感動を
得た時を思い出させてくれる事でしょう・・・期待値は高いです