信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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三十三番土偶札所巡り 甲府藤村(ふじむら)記念館

2021-06-05 10:40:29 | 三十三番土偶札所巡り

    最後の場所となりました「三十三番土偶札所巡り 星降る中部高地の縄文世界」の最後の藤村記念館

 

    甲府駅北口に平成22年10月1日甲府駅北口に移転し、交流ガイダンス施設として新たに開館

    

   藤村記念館は、明治8年に現在の甲斐市亀沢(旧睦沢村)に建てられた睦沢学校校舎です。

    昭和41年、藤村式旧睦沢学校校舎保存委員会の手によって武田神社境内に移築復元され、「藤村記念館」

                     として甲府市に寄贈され、翌年には国の重要文化財に指定されました

 

 

     人面装飾付深鉢形土器<後呂(うしろ)遺跡出土 

          土器の両側に顔があり、二つの顔は出産の「苦しみ」「喜び」をあらわしているのでは?と

 

    と、こちらが「三十三番土偶札所巡り」の最終地となりました その旨伝えると「証明書を」と・・?

        「山梨県立博物館にこの紙を持って行かれると記念品がもらえますよ」え? 知らなかった・・・

     それなら、最後に県立博物館をしたのに・・・期間限定では無いので何れ行く時があるでしょう

         何を頂けるかは解りませんが、頂いたら『追記』しておくようにいたします(忘れなかったら)

              此処から追記です 2021年6月13日 山梨県立博物館に伺って「記念品」を頂いて来ました それが‥

 

    クリアファイル・コースター・マグネットと冊子   マグネットは何処かに張って予定を

        クリアファイルはま~色々使えそうです コースターは・・・多分引き出しの肥しかな~(笑)

 

     冊子の中を開いてみると・・・ん? 今回の土偶は無いが星降る中部高地のその他の情報が・・・

             また新たなるネタを提供して頂いた様なので、その内に又チョコチョコと回ろうかな?


三十三番土偶札所巡り 「春日居郷土館」

2021-05-19 10:15:28 | 三十三番土偶札所巡り

        星降る中部高地の縄文世界の「三十三番土偶札所巡り」も後二ヶ所となりました 

    

     笛吹市春日居郷土館 桜の季節に一度、来館したのですが運悪く「休館日」故に此処迄、伸びました

 

      此処は広い展示室一角でまとまっているのですね? 広いな~ 体育館かと思う程です

    

      此の平べったい物も土偶なのだろうか?     かたこり土偶と妊婦型土偶付土器土偶

        かたこり土偶       「妊婦が疲れて自らの肩を揉むような姿が、写実的に表現されている」

        妊婦型土偶付土器土偶   「縄文時代中期前半の土器の口縁部に付く妊婦形土偶装飾」

                           住居跡の床面中央部にこの一点のみ残されていたそうです

 

      個人的に一番好きだったんだけどな~ 何とも少しとぼけたような顔が愛嬌があって

  縄文時代中期初頭の

    甲府盆地周辺を代表するカッパ型土偶。つま先の一部と片耳を欠損するほぼ完形品。

                    出土当時の御坂東小学校全児童による投票で「みさかっぱ」と命名。

  縄文時代中期後半の

     甲府盆地周辺を代表するバンザイ土偶。遺跡の減少期に向かう時代背景がほっそりとした体型に

              表現されている。出土当時の御坂東小学校全児童による投票で「ヤッホー」と命名

 

     この日のうちに最後の一ヵ所も回る予定だったのですが少々、時間に押され又の機会に・・・


三十三番土偶札所 川上村文化センター

2021-05-17 10:09:36 | 三十三番土偶札所巡り

    残す所後に2ヵ所と「三十三番土偶札所巡り」近いと言えば同じ県内か・・・と、川上村へ

 

         文化センターは音楽ホールや図書館、展示室が整備された複合施設でした

    

        常設展示室には、旧石器時代から始まる川上村の歴史資料を展示しています。

      大深山遺跡は

    標高1300mに位置する八ヶ岳山麓一帯に数多く分布する遺跡の中でも最高度の遺跡で日本各地の遺跡の中でも

   標高の高い遺跡です 

 

       大深山遺跡出土 顔面把手      器の装飾の一つで今回の札所巡りでよく見た顔ですね

 

      仮面装飾香炉型土器 顔の周りの装飾が凄いですね

            因みに仮面香炉を「吊手土器・ウルトラマン」と言うそうですよ(笑)

   流石山梨県との境

                       石器の材料として利用された高山帯の水晶も出ていたんですね 

 

    文化センターからそれ程、遠くない所に「大深山遺跡」があり竪穴式住居が復元されているそうです

     現時点で日本最高所にある縄文中期時代の住居跡の遺跡だそうですので機会があれば行って見たいですね


三十三番土偶札所 釈迦堂遺跡博物館

2021-05-01 10:39:07 | 三十三番土偶札所巡り

       星降る中部高地の縄文世界 三十三番土偶札所巡りも残す所3ヵ所となりました

    

    桜巡りの最中だったので時期的には春始まった頃になります 博物館からは一宮の桃源郷が・・・

 

     縄文時代の代表的な遺跡で、国の重要文化財に指定されている1,116個体の土偶のほか、豪壮な装飾を

                    持つ縄文土器などを展示されています 土偶の数半端ないな~とおもう

  宇宙時の顔がいっぱい! 

   土偶は発見されても

     意外と顔の部分と胴体が少し離れた所から発見されていたりと面白いかったですね~ 

    

   縄文の土偶や土器の展示が見やすく、数多く、見事ですね 昨年リニューアルオープンのおかげもあるのかも

 

 

       こちらで頂ける御朱印は3種類 しゃかちゃん しゃっこちゃん 出産土偶

         しゃかちゃんは釈迦堂1116点の土偶の頂点!出産土偶は出産の瞬間を模しているそうです

 

    パーキング建設の時、古代遺跡が発見され大量の埋設物発掘品が出土し丘の上に博物館を建設し展示した

    といいます。今で言う巨大団地があったとされています。何故に水辺に近い所では無かったのかが疑問です


三十三番土偶札所 山梨県立考古博物館

2021-03-08 11:26:10 | 三十三番土偶札所巡り

    ミスミソウを訪ねた帰路、考古館の前は結構通って居るはずなのに今迄気が付かなかった事に駄目だし!

 

     考古館と裏には「甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園」が併設されたとても広い場所 次回は・・・と

 

      館内に入ると・・・おお~~土偶のひな壇か? 素晴らしい?感性だな~と感心する

   後に判った事ですがお内裏様とお雛様の代わりは大量の焼土と灰を土偶出土地点から数メートル離れた場所で

   確認、現存しませんが少量の骨片と骨粉・幼児のものと見られる歯数個が発見されました。

   顔面や頭髪の表現から、大きい方が男性(父親)、小さい方が女性(母親)と考えられているそうです

 

        基本館内は撮影OKらしいので すごく綺麗なレイアウト 見やすいです

        

     展示総数約300点、うち重要文化財26点、県指定文化財31点を展示しています。見ごたえ十分です

      御朱印一番

     「いっちゃん」

 

    此処を見て思った・・ここの展示の素晴らしさ 後ろを鏡にしてあるのでちゃんと「後姿」も見れる!!

    そして、こちらで私のつまらない思い違いも是正されました「縄文式土器」と「弥生式土器」の違い

    文様が有るか無いかで簡単に区別して居たのは大きな間違いだったようです(私が知識不足なだけ?!)

  何という事だ・・・と、絶句 ああ恥ずかしい(赤面)

 

     常設展「弥生時代」のフロアーです この他にも 旧石器時代・縄文時代・縄文ダイス土器・古墳時代

            歴史時代とフロアーごとの展示がされており所々にある豆知識も大いに勉強になりました

 

        今度来るときは「曽根丘陵公園」が面白そうなので是非寄って見たいと思います  


三十三番土偶札所 茅野市尖石縄文考古館

2021-02-24 11:28:14 | 三十三番土偶札所巡り

       近い様で中々、行けていない「茅野市尖石縄文考古館」やっと?行って来ました

    

 と言うか訪れたのが休館日 

    だったのが何回かありまして(ちゃんと確認してよ!!)受付を済ませ入ると、おっ?仮面の女神の作り方?

    こちらの凄いのは

  レプリカや他所からの借り物以外はほゞ撮影可能と言う素晴らしさ!! 太っ腹だよね~ ビックリです

 

                     この様に出土したんだね~

 

                       国宝 仮面の女神

 

       一点は貸し出し中ですがどちらも長野県県宝 この施設内には多くの長野県宝が存在します

 

               縄文のビーナス 全周囲から展示物を観覧出来ますよ

                      出土状況の写真や土偶のCTスキャン画像も展示されています

    

     多くが長野県宝 余り画像を乗せるといけないな~と、思うのでこの位で・・・見学に行ってくださいね

    

 

             土偶の謎について説明されています 成程・・・と 

 

   実はこちらにいる学芸員の方は一寸した知り合いなのですが帰りに居るか聞いてみると地下でお仕事されて

       いる様でしたのでお声もかけずに帰って来ました 又、その内に多分行きたい場所があるのでその際に


三十三番土偶札所 南アルプス市ふるさと文化伝承館

2021-02-18 11:22:22 | 三十三番土偶札所巡り

    今回の場所は昨年、古木桜で伺った「能蔵の江戸彼岸桜」の目の前にあったのですが・・・あった?

    天候が荒れでしたので外観の写真は無いです~ 温泉施設と天文館に挟まれ分かりにくい事・・・

    

    一階は珍しく「弥生時代」の土器が展示されており意外やその地域によりの違いがあるのだとか へ~~

   二階がメイン

     「子宝の天使 ラヴィ」のぬいぐるみ?  妊婦姿でほんわかあったかキャラな女神 

                      ちょっと頭が大きいけどお腹のベビーと皆を愛する素敵なママ!

  館の真ん中に鎮座 

  レプリカだろうな~とおもい、伺って見ると「いえ、本物ですよ。貸し出しでいない時以外は展示しています」と

 

  イギリス大英博物館をはじめ海外の博物館に6回も行っているそうで。国内の出張は数えられない程の大忙し!

    

          土偶・・・宇宙人の顔がいっぱい!! (勝手な思い込みです)

  

   土器の表面に人間が象られています。なんともカワイイ顔をしていますが、この土器は正式には

   「人体文様付有孔顎付土器」という厳めしい名前がついた5,000年前の土器です。マニアはそこを見るのか~

 

      個人的にはこっちの数字の方が気になるのだが・・・ 細かい作業だな~ 私はごめんなさいだな!

  

      ふるさと文化伝承館はこのように中々マニアックな見方を教えてくれます!ん~面白い

  でっかい黒曜石・・が!

 

    私的にはこっちが気になった!!やっぱり山梨だな~この時代から「水晶」があったんだ!!

   伺って見ると、やはり山梨独特の産物らしく黒曜石よりはるかに硬度が高い為、加工が巧くいかなかった模様

 

    最後に御朱印を頂いて帰路に着いたのですが・・昨年「能蔵の江戸彼岸桜」はほゞ終わって居たので

                   今年、もう一度この地に来なければ済まないな・・・と秘めております


三十三番土偶札所 韮崎市民俗資料館

2021-02-10 15:34:09 | 三十三番土偶札所巡り

        韮崎まで来ると周りの白梅は既に花盛り(小梅)早いよな~と思いながら向かう

  

     走っている「七里岩ライン」から途中でわき道にそれる。 普段はまず通らない道筋でした

 

     迎えてくれたのは。。。土偶か?デカいな! そんな訳は無く発泡スチロール製ですね(笑)

   受付を済ませ一階を 

  見てみる事にすると「新府城」の事を詳しく説明して有り、おや?と思うと「高遠城」との関係もあったと、へ~

    

     二回へと進むと左は大正・昭和の生活の様子         右が古代史の展示のようですね

 

     縄文時代から近代に至るまでの様々な郷土の資料や各種遺跡から発掘された出土品を展示されていました

 

    縄文の仮面小町 ウーラ   後田遺跡からの出土なので「ウーラ」だそうですよ・・・

 

    ミスいしのつぼ   今回展示されているのはレプリカらしいのですが本物は つやつやの美肌

                                        複雑なメークアップ

                                          (縄文時代の絵具?が)

    見る角度や高さによって、優しいようにも厳しいようにも、可愛いようにも神秘的なようにも見えるそうです

 

      御朱印を頂いて帰路に着きたいと思いますが・・こちらは以前NHKの朝ドラ「花子とアン」の舞台

 

     になったそうで屋外展示場もあるそうですので、何れそちら目的で覗いて見ようかな?


三十三番土偶札所 梅の木遺跡公園

2021-02-08 11:33:07 | 三十三番土偶札所巡り

      少しずつだが進んでいる「三十三番土偶札所巡り」今回は北杜市明野 以前伺った事のある場所

 

    

   基本こちらはガイダンス施設なので管理されている方はいませんでした。 遺跡出土品の展示はされていますよ

       八ケ岳

      富士山 

      さて・・・御朱印は?と公園内にどなたか居るのかな~と散策していると竪穴式住居から煙が?

  ネコもあるし此処に?

 

 

     あ~モノクロームの方が良いかな? 竪穴式住居の中には三人の方が火を起こしており、何をされて

     いるのか訪ねて見ると「火起こしようの火きり棒を作って居ます」と紫陽花の枝?らしいが曲がって

     居る物を火に炙りまっ直ぐにしているそうです

 

 

 

     焚火のおかげで住居内は少し煙が巻き、縄文時代の人たちもこの様な光景を見ていたんだろうな~と

     中々お目に掛かれない竪穴式住居内の光景を拝見させて頂きました!!ラッキーだったな

    

     中でインスタの交換をさせて頂いたり若い方達と少しおしゃべりしお別れです 又何かしら機会があれば

 

     御朱印は北杜市考古資料館へ行って頂きました

      今回は余り接しない様な方達と僅かながら知り合いになれ良い出会いがありました


三十三番土偶札所 長和町原始・古代ロマン体験館 

2021-02-06 11:38:40 | 三十三番土偶札所巡り

    以前、長和町の氷瀑を見に伺った際(あ~そう言えばこの地にもあったな・・・)と

               毎度通り過ぎている長和町原始・古代ロマン体験館へと寄って見る事にしました

   

    伺って見ると・・・駐車場の正面に廃校になった小学校があり此処で納得 あ~旧小学校の体育館か!

 

    黒曜石鉱山を営んだ縄文時代の集落が連なる大門川沿いの小さな博物館 反対側は下諏訪町なので

    同じ山体からの黒曜石鉱山を背にした場所なので明治大学の「黒曜石研究センター」も兼ねています

 

     各施設で縄文時代を色んな面から展示されており何処の施設でも一つは新しい事を吸収できます

 

          お?!E・Tか と、見た私・・・ちがうか~   でも似てません?

 

      何とも愛らしい笑顔に見えませんか?  こちらは体験館と有る通り色んな体験も出来ます(予約制)

     黒曜石の石器を使って骨(牛骨)を削り、穴をあけてペンダントを作ったり、縄文ネックレスを作ったり

     普段では体験できない非日常体験が出来そうですよ 

 

    長和町にはここ以外にも「ブランシェ鷹山スキーリゾート」の横に「黒耀石体験ミュージアム」があり

    「黒耀石原産地 鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山(国史跡)」からの発掘成果を、実際の石器

              アニメーション・模型などでわかりやすく知る事が出来る施設もありますよ