2020年公開も少なかったのですが31本の作品を拝見させて頂きました
個人的に良かったな~と思う作品を紹介したいと思います
1月 これと言った作品は残念ながら・・・
2月 この月も・・・残念ながら
3月 TVの2時間ドラマで良いかな~と、おもえる作品が続いており来年は少し考えよう
と思い始めていた月だったような気がします そして「コロナ禍」が本格的になり
4月 コロナ禍で館も閉鎖され邦画の鑑賞はありませんでした
5月 ロマンスドール
コロナ禍で館の感染対策も徹底されて初の作品でした 多分テレビなら始まり数分
でチャンネルを変えていたと思います。場末の工場でくたびれたおっさんおばさんが
ラブドールを作っているという下世話感満載の始まりでしたが、まさかの中盤~終盤
になるにつれどんどん作品に引き込まれましたね、まさか泣くとは思わなかった。
予想とはまったく違う、ファンタジーでもなんでもない、人と人とが向き合う重みを
リアルにどストレートに描いた作品だった。この後高橋一生さんと蒼井優さんの共演
の作品が今年度ありましたがこの二人の夫婦・恋人の相性は抜群ですね
6月 残念ながら・・・
7月 みとりし
『看取り士』と言う淡々とした中にも暖かい心がある仕事を初めて知りました。
ただひたすらに目の前の命と向き合い、逃げることなく支え、尊厳を守ってほしい。
そして愛情をもってそばにいてほしい。たったそれだけで命の終わりも輝くから。
そんなことを伝えてくれた作品でした。 こういう作品に弱いのかな~と思います
この作品後に我が町にもこの施設がある事、身近に「みとりし」が居る事を知りました
8月 期待した作品はあったのですが・・・
9月 いつくしみふかき
親子の在り方、主人公が過去に父親のしてきた事で振り回され、人生に絶望し、でも最後
には父として認めた、誰もが親に反抗したり、自分の人生はなんなんだろう!って思う時
がある。でも自分が親になって初めてわかる事、親が居なくなってわかる事、この映画を
観て、すごく考えさせられました
10月 浅田家
前半は本当。息子(弟)に振り回されて、いろんなコスプレ写真を撮っていて、すごく笑え
ました。でも、無茶な話でも頑張って交渉してしまうお兄さん、楽しんで付き合う両親だから
こそ、のびのびと自由なことができるのだろうな。と家族に関心をしました。
それに、父の「消防士になりたかった」と写真でならかなえられると思いついた発想力は素敵
な考えだな。と思いました。後半は、震災の内容にかかり、見るのが少しつらい部分もあり
ましたが、感動的でしたね。 写真を通して感動を与えられたらと・・・
11月 みおつくし料理帖
静かに物語が進む作品で、作品の世界観そのものが何かこちらの琴線に触れるところがあり
何気ない場面にも涙腺が緩み、その世界観の中心にあるのは多分、思いやりだと思う。
作品のごりょんさんは「料理は料理人の器量次第」と啖呵を切る。いずれも食べる人の事
を思いやる気持ちのことだ。料理人は「面倒臭いと思ったら料理人は終わりだ」と、思う
料理には特許も著作権もない。それでも料理人たちは創意工夫を重ねて、より美味しいもの
を食べてもらおうとする。聞かれたら食材も作り方も全部教える。自宅でも美味しいものを
食べてほしい。競合店に真似されても構わない。もっと美味しい料理を作ればいいだけ
それが料理人の矜持だと思い出させてくれる作品でした
12月 瞽女
この作品を通じて初めて瞽女(ごぜ)の存在を知りました。生まれながらにして盲目と言う
ハンデを背負って生きていく主人公の壮絶な生き様には本当に衝撃を受けた。母と娘の究極
の慈愛が心に染みて前半から思わず目頭が熱くなりました。
これから生きていくうえで自らの財産になる作品でありこの作品に出会えたことに感謝します。
1年を振り返ると自分の好みの作品が良く解ります。そして今まで闇雲に?見てきた感もあり
ましたが、来年からは・・・と考えるいい機会にもなった様な年でした そして個人的に
2020年一番、私の心に浸みた作品は「みおつくし料理帖」でしょう
時代劇✕日本食こそ日本が世界に誇るべきコンテンツ。これを日本の誇りとプライドと言わなくて
何を言うのか。感動作でした。日本アカデミー賞最優秀作品賞と監督賞で有終の美を!!