プレイボーイのサミュエル(オマール・シー)は、南フランスのコートダジュールで、毎日を楽しんでいた。ある日
彼の前にかつて関係を持ったクリスティン(クレマンス・ポエジー)が突然姿を現し、生後数か月の赤ん坊グロリアはサミュエルの
実の娘だと爆弾発言。クリスティンは、娘を置いて行方をくらましてしまう。。。
グロリアは可愛らしかったですね~(最初からそこか??)素直で明るく、しかし・・・良くあのプレイボーイからこんな出来た娘が
育ったな~と・・・ベルニーという母親代りがいたからというのもあったと思うけど一番はサミュエル自身が変わった事でしょうね。
とはいえ元プレイボーイのテクニックなのか校長先生を垂らしこむシーンは面白かったです。
グロリアが母を求めた結果としてクリスティンが登場するわけですが、クリスティンは勝手過ぎるのでは?無いでしょうか?
自分で手放したとはいえ、その子供に会いたいという気持ちはわかる。だけどサミュエルが暴力振るうとかならいざ知らず学校行って
なくたって幸せに暮らしてるんだから、それを壊して親権が欲しいというのはちょっと身勝手にも程があるだろう!!
そして何より遺伝子検査って・・・有り得ないわ~~ しかし、悪女にしか見えない女だがグロリアの唯一の母には違いない。
遺伝子検査の結果を見た後でも、「それでもパパはパパでしょ?」って言ってたグロリアに、そういう事を含めていい子に育ったなぁと
改めて思いました。クリスティンに連れて行かれる日、グロリアが嘘をつき、サミュエルを抱きしめた時、自然に涙腺が・・・
最後の海辺のシーンは良いですね~。グロリア、サミュエル、ベルニー、クリスティン、皆んなが幸せそうに笑顔で。。。
ハッピーエンドではなかったけど心温まる物語でした。 ☆☆☆