信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

甘利山より富士を望む

2022-11-30 10:43:47 | 富士観100景

    今季はもう行けないかな?と、思って居た「甘利山」何とか通行止めになる前に

    PM10時 ウっ・・・僅かながら富士の姿は見えている(中央やや右に)何とかなるか?

    一旦車に戻り車中泊 4時に起きて見ると私だけだったのに3台の車がいらして居る

     行って見るか~ 一人だけが居られましたが私のポジションは空いて居ます

         富士の上に見える台形の星座はもしかして「カラス座」か?

        まだまだ地上の星輝く AM5:25分 この時間の空の色とのバランスが好き

     AM5:45分 地上の星も消え始める「かわたれ時」少し移動してみようか・・・

   この時間の地上から天空へのグラデーションカラーが何とも言えない 富士には後光が差す

     雲海にはもうならないだろうな・・・甲府の市街地は薄い霧に包まれいるだろう

      朝霜の降りた笹の原  薄く霧が巻いた向こうには神々しい富士の姿

       AM6:28分 御来光です  今年最後の甘利山は私を歓迎してくれたようです


すずめの戸締り

2022-11-29 10:19:20 | 映画

    九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年宗像草太

    に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手

    を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いを

    もたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ

    311で家族を失った少女が、親戚に引き取られて宮崎に住んでいた。 ある日廃墟を巡る

    不思議な青年と出会ったところから物語がはじまる、といった感じのスタートでしょうか。

    スタートは宮崎でしたが、そこから愛媛(芸予)、神戸(阪神淡路)、東京(関東)、福島と舞台

    が進んでいくところからも、モチーフとして地震を扱っているという点はこの時点で十分

    理解できる構成でしょうね。只ね・・・ローソン、au、マクドナルドにSpotify、更には

    クロネコヤマトのトラックなどがしれっと登場します。きっと、これらの企業から映画を

    制作するにあたり、お金(出資)を出してもらったお礼と言ってはなんですが、劇中に

    企業名や商品を出しているんだなぁ~と考えながら観賞しました。少し引きますね・・・

    日本を縦断して災害の原因を閉じていく!というコンセプトからして面白さやスペク

    タクルは保証されていたと思います。 只、圧倒的な面白さや感動には至らなかった?

    大きな原因として、鈴芽の草太に対する恋心が全く共感出来ない点です。 恋愛設定は

    後半、物語を展開かせる大きな軸の一つなのに、ずっと子供椅子のままの草太を好きに

    なるという設定に強引さを感じてしまいました。 観客は人型の草太を最初の15分しか

    見れていない訳で、その後の無機質な椅子との珍道中が物語の中で恋愛に発展しよう

    とも、観客の心は置き去りのままです。 さらに他の人たちも指摘しているように

    ダイジンやサダイジンの行動や常世の存在、子供の頃の記憶の答え合わせなどなど・・

    イマイチ腑に落ちない設定が上手く噛み合っておらず、詰め込みたい要素がとっ散ら

    かってるのは? 監督や制作サイドの思いの強さ、絵の美しさは素晴らしいと思います

    もう少し恋愛に至る感情の軸を観客にも共感できるよう描いて欲しかったです。

    そもそも草太が椅子になる必要性あったのか?という根本部分が最後まで気になりました

    

    11年前の東日本大震災をどこで、どう過ごしたか。 それによって受け止め方

                       刺さり方が全く違う作品だな、と。 ☆☆★


ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー

2022-11-28 10:30:50 | 映画

    国王とヒーロー、2 つの顔を持つティ・チャラを失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が

    迫る。ティ・チャラの妹であり天才科学者のシュリたちは、この危機にどう立ち向かう

    のか。そして、新たな希望となるブラックパンサーを受け継ぐ者は誰なのか…

    チャドウィック・ボーズマン、ティ・チャラがもうこの世にいないという事実を冒頭から

    これでもかと突きつけられた。葬式から始まるのが、なんともリアルに感じてしまい本物

    の葬式に思えてしまう。ここから始まるストーリーです。本当の追悼映画でした

    偉大な王だった兄を失い、残された者達は国として矛盾を突きつけられる。それぞれの

    正義が絡み合う中で何を継承していくのか。そんな喪失からの継承の物語は堅苦しくて

    辛気臭いが、チャドウィック ・ポーズマンへのトリビュートとしては見事だった…と

    初見時は思っていたのだが、継承はあまり上手くいっていないと思う。

    偉大な王の不在だけでも残された者達に暗い影を落とすというのに、世界情勢における

    ワカンダの立場も苦しくなっていく。先進国達との政治パワーゲームやネイモア率いる

    海の人々との衝突は目指していた理想に揺さぶりをかけてくる。

    正義や平和はどこにある?それでも残された者達は王の意志を継ごうとする。

    彼らの途方もない大きな覚悟が観客にもひしひしと伝わってくる。

    しかもチャドウィック ・ポーズマンに対する製作陣の熱いリスペクトとも重なっていて

    二重の意味でグッとくる。シュリが悪いわけじゃない、シュリのブラックパンサーも

    良いでもやはり前作を観ている者の心の中にいるブラックパンサーの姿はチャドウィック

    ボーズマン寛大で優雅な人柄と誇り高い愛国心を持った彼しかいない気がする

    もっと彼が演じるブラックパンサーを観たかったが、正直な感想。

    

   最初のMARVELロゴやばすぎた チャドウィック・ボーズマンに届いてたら良いな~ ☆☆☆


富士へ続く道・・・

2022-11-27 10:28:49 | 富士観100景

    前回余りにも余計な「雲」があったので再撮影に向かう事にした。今回のが余裕はあるが

     ん~~~何か違ううんだよな~ 光跡なのか?画角なのか・・・?

      どうも…イマイチ、ピンと来ないんだよな・・・何故だろう? もう一度で治そうと

     何時もの「葛窪トンネル上」に向かう事にした 安定して撮影出来ます

     S字カーブが綺麗に見える・・・此処だよね~と 勝手に思いにふける早朝の時間

   AM6:34分 御来光です 薄木が黄金色に輝き一日の始まり 又一日頑張ろう!!


土を喰らう十二ヵ月

2022-11-26 10:48:34 | 映画

    長野の人里離れた山荘で1人で暮らす作家のツトム。山で採れた実やキノコ、畑で育てた

    野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしている。

    そんな彼のもとには時折、担当編集者である歳の離れた恋人・真知子が東京から訪ねて

    くる。2人にとって、旬の食材を料理して一緒に食べるのは格別な時間だ。悠々自適な

    暮らしを送るツトムだったが、13年前に他界した妻の遺骨を墓に納めることができずにいた。

    日々の丁寧な暮らしが描かれていて、観ていてその暮らしが愛おしくなるような気がした

    編集者が来客した際に自然に出される「干し柿」と「抹茶」さりげなく飾られている季節の

    草花・・・自分では出来ないけど憧れる、自然の中の丁寧な暮らし。 それだけで涙腺崩壊

    毎日を「ありがたい」と思いたい、大切に生きたい。松 たか子さんの食べっぷりには敬服

    いたしました、火野 正平さんはボソリと「昔の人はこんなに美味いもの食べてたんだな」

    と、(来春私も試してみようかと思った)誰かに食べてもらうことは幸せな事なのだなと

    今更ながら忘れ始めている自身の仕事にもう一度何とかしたいと思いが馳せて来ました

    野菜の音が、たまらない!野菜を摘み、洗う、まな板の上で刻まれ、鍋の中に忘れかけて

    いた記憶の中の"音"が、心地よく蘇ってきました。

    

    そして・・・生きていくのも所詮、ひとり。死んでいくのも所詮、ひとり。他人との関わり

    はあるけれど、他人の手をなるべく煩わせることなく。生きていれば、必ず死は訪れる。

    だから、あるがままに生きるべし。身の丈にあった生き方をしていれば、飯も美味いし

    生きているって思えることだろう。そんな、メッセージがあったと思います

    

     鳥のさえずり、川のせせらぎ、米を研ぐ・炭が焼ける、漬物を咀嚼する、全てが心地よい

     劇伴となりその豊かさを全身で感じさせて頂きました。       ☆☆☆☆


小さな食堂 山ひこ

2022-11-25 10:27:27 | 美味しいもの

    10月に開店した、古民家を改装した食堂が我が家からそれ程遠くない場所にあると言う

     お店は原村方面から17号線で富士見町方面へ向かう道、通称「エコーライン」

             立沢大橋の手前、大きなポプラが目印で小さな看板が出ています。

                    そこを左折してすぐの所に『山ひこ』さんはありました

 柿すだれ

    この富士山型のマーク何だか解りますか? 私の子供の頃は年に4回見回りに来て

    その家がちゃんとお掃除出来ているか見て回り綺麗になって居るともらえたブリキの表彰

    今の時代そんな事をやったら怒りそうな事ですね  さてさて

  入り口脇にもまるでオブジェの様におかれた、フユヅタと柿 柿の皮も漬物に使うのかな?

 江戸時代の
  
   古民家を改装した店内は、とても落ち着いた雰囲気です 南アルプスの眺望も想像していた
 
   より広々とした店内でしたたね 丁度、私たちが入った最は満席でしたが徐々に席が空き
   
   ゆっくりさせて頂きました
 
 
                               焼き南瓜と胡桃のマッシュ
だし巻き卵と豚しゃぶの梅味噌和え
         
 田舎汁
 香の物
    素朴な味であ~田舎の食事だな地元のお野菜の美味しさが生きているなと
 
        だし巻きは甘過ぎず辛すぎず 豚しゃぶの梅味噌が良い塩梅で美味
       
         南瓜をローストして胡桃とマッシュした物は凄く新鮮でした蒸したりしてマッシュ
    
     した物とは違い深いコクを感じます 田舎汁は白菜や人参のの甘みが出て美味しい
 
     限定の「栗の茶巾包み」を食後に頂きました 栗の甘みを活かし、余分な甘は
 
      入れて居ないと思います 僅かに感じる塩気が栗を美味しくしてくれていました
 
    一寸見、地味な献立ですが実は手間暇がかかって居る事が良く解ります 
 
                               簡単そうで出来ない料理ですね
 
      小さな食堂 やまひこ  住 所  長野県諏訪郡富士見町立沢
       
                  営業日  土曜~火曜日の週4日間
 
                  営業時間 AM11:30~PM4:00 
 
                  電 話  090-8585-1312

観光列車

2022-11-24 10:30:58 | 富士見町

    孫が遊びに来ていた最終日、丁度「リゾートビュー諏訪湖」の最後の日でした

  富士見駅で落ち葉を拾う事に今、はまって居る「孫」こらこら!頭に載せるんじゃないよ!

  「リゾートビュー諏訪湖」が入線してきましたね~ アルクマがアルクマ?をお出迎えしています

                   駅長アルクマと記念撮影

     観光列車「リゾートビューふるさと」の車両(HB-E300系)は、2019年より長野県PR

     キャラクター「アルクマ」のラッピングを実施。

     それも2022年12月25日(日)で終了します 「リゾートビュー諏訪湖」として最後の

     富士見町に2022年11月13日に来ました 最後のラッピング列車と記念撮影出来て良かったね


百名山第一座

2022-11-23 10:18:24 | 登山

    この日の入笠山登山はゴンドラリフトで山頂駅に・・・此処からの入笠を目指します

 長女と孫

山頂目指します

 が、熟睡

            後少しだよ~ 山頂に行けば起きるかな? 

    最近では普通に良く見る「ベビーキャリー」に載せられ?登山する親子 娘とまさか

    孫を連れて登山できるとは思って居ませんでした もう頂上は見えてるよ!!

  山頂に着くと今迄ぐっすり眠っていた孫も起きましたね!! 初か?気まぐれ親父の顔出しは?

 パラグライダー

直ぐ近く迄  

    珍しく山頂までパラグライダーの方が飛んできました!が私はコーヒーを淹れていたので

    気が付いた時には時遅し・・・ 

    ほら、富士山も見えるよ!   暫く三人で山頂を楽しんだ後下山 帰りは一番安全な

    ルートを通り下る事に 下りはストックがあった方がベビーキャリーを使って居る方は

    安全なのですが忘れて来たのでより安全な登山道を下る事に

   八ケ岳の展望エリア   ベビーキャリーを嫌がらずに乗って居る孫、山好きになるかな?


富士に向かう道

2022-11-22 10:30:11 | 富士観100景

    随分前から中央道を走っていると気になって居た場所があり今年に入りやっとの思いで

    その場所が解ったのですが…行って見ると「これは・・夜明け前の写真を撮るには中々だな」

    と、そうなんです高いフェンスがあるのでその上からでないと無理!やっと撮影できる

    準備?が整ったので(車の上に三脚が立てられる)よ~し行って見ようと

    中央道を諏訪方面から走っていると小淵沢インターチェンジを過ぎた所から富士山が

    正面に見える場所があるのですが、たまたまその上には橋が架かっており何処だ?と

    何回か通る内に橋の名前を覚え探したのですが…難儀しました! やっとですこの場所

    しかし、この日はあの雲が・・・・又、もう一度来ようと この画作りしか出来ないので

    早々と引き上げ小淵沢町内の他にも見える場所を選択してあるので向かいます

    雲海の下は多分?韮崎辺りだと思うのですが・・・この場所もこれ以上は無理

        一寸、広角にし茅が岳迄を入れてみました   ん~移動だな

     そして、富士山撮影の方が嫌がる鉄塔が・・・私は好きなので会えて居れます(笑)

     三ヵ所ともそれ程離れた場所ではありません。6時になったので仕方なく?仕事に・・・


香嵐渓

2022-11-21 10:29:11 | 愛知県

    錫杖ヶ岳を後に時間的に余裕があるなと初めての場所へと向かいます。愛知県足助

    途中で道を間違えてしまい一時間のロス・・・『香嵐渓』と言う「もみじ」の名所

  想像していた物より人の多さに驚き いや~こんなに人が来るんだと・・・ほゞ県内ナンバー

     予定より大分ロスしてしまったので足早に『香積寺(こうじゃくじ)』さんへと

  手書きの文字が暖かい

     山門から彩られる紅葉を まだまだ紅葉はこれからという所でした(この場所はですが)

     御朱印は書置きの物です 和紙に書かれた一寸高級感のある御朱印ですね

     余裕があれば此処から登れる「飯盛山」にも登るはずだったのですが・・・

        一の谷の吊り橋「香嵐橋」 下を流れる川は巴川です 

             橋を渡り反対側に 巴川越しの香嵐橋と紅葉

       残念ながら今回は少し足早に「香嵐渓」を初めて来たのに回らせて頂きました

       来年は女房も連れてここ目的で訪れたいと思います      2022年11月11日撮影