信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

山中湖 「花の都公園」 よりダイヤモンド富士を望む

2018-12-31 07:30:30 | 日記

2018年も今日が最後の日となりました。 一年間つたないブログにお付き合いして下さった皆様に感謝いたします

 2018年最後は

山中湖「花の都公園」

      よりの『ダイヤモンド富士』で〆させて頂こうと思います。 

                  写真は数日前の休みの日に此れだけの為に山中湖迄繰り出しました

PM3時29分 太陽が富士山頂に沈み始めました・・・「ダイヤモンド富士」となり

                             周りの多くのカメラマンのシャッター音が

今年も一年ありがとうございました (__) 公私にわたり、平穏な日々が続くことの無い一年でしたが何とか

年の瀬を迎えれました ブログでは掛けない事も多々あるのが実情ですが2018年も踏ん張れました・・・ 

2019年も背伸びせずに行こうと思います

こんな拙いブログですが多くの方に見て頂けました。毎年の事ですが来年は今年よりもは無いでしょうが頑張ります!!

                                    2019年も宜しくお願いいたします 


2018年の映画を振り返る 「邦画」編

2018-12-30 07:30:30 | 日記

2018年もそこそこの数の邦画を鑑賞させて頂きました。 個人的に良かったものを選びたいと思います

1月    すみません!!これと言った作品と出会わなかったようです

2月    すみません!!今月も・・・・

3月    北の桜守     北の三部作の最終作品でした。戦争で人が亡くなるシーンもありましたが

               劇中歌を入れる事で、重くなりすぎ無い作品となり、夫婦愛、親子愛、様々な

               人間愛が描かれていました。 ともあれ「小百合ワールド」たっぷりの作品でした

4月    邦画の鑑賞がありませんでした・・・・

5月    面白い作品はあったのですが・・・年度代表には??? 

6月    空飛ぶタイヤ   ホープ自動車という財閥系で、銀行とかバックにいるとてつもない大きな会社と

               赤松運送というとてつもなく小さな会社が社運をかけ、それぞれの人生をかけ戦い

               抜く人間の姿を描いた作品だと思った。下町ロケット」や「陸王」にストーリーは

               似ていたが最後はスッキリした作品でした

7月    友罪       罪は罪・・・人は人・・・生き続ける罪と、いつか死ね人間。

                  それぞれの生きるを考えさせられる作品でした

8月    ごめんなさい 私の心に響く作品とは巡り合えませんでした

9月    コーヒーが冷めないうちに 

               未来がわかっていれば・・・それが限りあるものならば優しくなれるのかも

               しれません。

               改めて自分の未熟さに気付かされた作品でした。

10月   散り椿       日本の、溜息が出るような美しい風景がいくつもあったし、麻生に岡田が身を寄せる

                シーンなども構図が斬新でした。流石カメラマンが監督だけある映像でした

               三歩さがって男を立てる、女性の美。どれもこれも日本人なら心に染み入る、わびさび

               とも言えるものでした。 

11月  人魚の眠る家     人の死とは何か?脳死は人の死か?生と死の境目は何か?脳が死んでいるのに

                自力で呼吸しているのは生きていることになるのか?死んだ人間を電気信号で

                動かすことは許されるのか?臓器移植は? 人の『死』について考えさせられる

                作品でした

12月  日日是好日      11月にも鑑賞していた作品なのですが12月にもニ回目の鑑賞となりました。

               茶道の所作、茶菓子の華やかさ、季節の移ろいなど、日本の風景と心の美しさが

               描かれたほのぼのとした作品の中にも樹木希林さんの死を予感していたかのように

               彼女にフォーカスし、日本の精神の原点である茶道の奥深さに迫り、二十四節気の

               行事、四季折々の風景を織り込みながらの素晴らしい作品でした 

 2018年も邦画は21作品と少なめの鑑賞でした。。。 2018年は誰に何と言われようと「日日是好日」が私の選ぶ

               ベスト作品でしょう。樹木希林さんはもとより黒木華さんの名演には樹木さんの後を

               継げるような巧さが思います。

               勿論、他の共演されている方々も素晴らしかったですね。

     

               日本人の心を思い出させてくれる本当に心に染みる作品でした

2019年も多くの良作に巡り合えることを期待します。 私などの陳腐な評論ご覧くださってくれる方に感謝です


2018年の映画を振り返る 「洋画編」

2018-12-29 07:48:00 | 日記

2018年もそこそこ多くの作品を観させていただきました個人的に良かったな~と思える作品を探して見たいと思います

1月   キングスマン:ゴールデン・サークル

      年初め目の作品でしたが007以来これは面白いと思える作品でしたね~ 

                        エルトンジョンのぶっ飛び方も笑えました

      二作目ながらまだまだ次の作品を期待できるものだと思います コリン・ファースの紳士ぶりが素敵です

     ペーパー・ムーン

      月に一本のつもりでしたが・・・どうしてもこの作品も外せない・・・ テイタム・オニールの幼少期完全に「父」

      ライアン・オニールを喰ってましたね~ 最年少助演女優賞を取っただけあります。

                                    彼女を見ているだけで楽しい作品でした

     ギフテッド

      この作品も一月から外せない一本でした。。。 残された子供の事を最優先に考える。。 

                            人種は関係ない。 そして・・

                            この映画の『画』造りが好きでした

                            

 

2月   スリー・ビルボード 

      アカデミー賞有力候補の作品で「正しい」と「正しくない」の人間の両面を魅せてくれた作品でした

                                 最初と最後で印象の大分変る作品でしたんでした

     QUEEN 旅する私のハネムーン

      ハネムーンで行く予定だったヨーロッパに一人で旅立ち、多くの人との出会いを通じて成長していく様を

                インド映画らしい軽快な音楽とダンスと共に描くロードムービーでした。

                  一人の女性が一人旅を通じて自立していく姿が描かれた良い作品でしたね~

3月   ブラックパンサー

       マーベル作品の新しいキャラクター 

         此れからのアベンジャーズ・シリーズの流れを左右するであろう新しい仲間に注目

4月   レッド・スパロー

       ジェニファー・ローレンスが仕掛けるハニートラップ…

          「スパロー」と呼ばれるスパイとして育成された彼女は、瞬く間に才能を発揮する。そして新たな

           ミッションとしてロシアの機密事項を探るCIA捜査官ナッシュへの接近を命じられる・・・

                                 次回作も出ないかな~と期待の作品でした

     ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

        メリル・ストリープさんがやはり素敵だな~と再認識させられた作品でした

5月   観ては居るのですが・・・

6月   ロンドン、人生始めます

         日々の忙しさに追われ、つい自分自身のメンテナンスをすることを忘れがちですが、たまには立ち止

         まって「今の人生に嘘はないか?」と考える時間を作れたらな~と・・・・思わせる作品でしたね。

7月   ダンガル きっと、つよくなる

         余りにもベターな流れなのに涙腺が緩んでしまったインド映画の最高作品でしたね

           父娘の絆、父親のアドバイスと応援の下で・・・・ う~んDVD買おうかな~~~

     メリーポピンズ

         ディズニーの50年以上前の作品と思えない作品でしたね~来年にはリターンズも帰ってくるし・・・

8月   ミッションインポッシブル/フォールアウト

         本編始まりから懐かしさを感じてしまった・・・合言葉を遣り取りして小包を受け取り、本人確認

         の手段こそ今風だがあろうことかフィルムの映写 ( 笑 ) でミッションの概要を把握!終わったら

                  5秒後 にフィルムが焼けて消滅 ! なんて懐かしい映像!! 

     オーシャンズ8

         女性陣で新たにスタートさせシリーズ中最高のヒットを飛ばした本作品

                               男性には良い目の保養作品でしたね~

9月   アントマン&ワスプ

         映画「アントマン」のシリーズ第2作目。体長1.5センチにまで小さくなることができる異色の

           ヒーロー、アントマンと同じく伸縮自在な戦うヒロイン、ワスプの活躍を描いた作品

           普段の暮しからすればヒーローでも何でもない・・・・相も変わらずクスリと笑わせる小ネタ

10月  マンマミーア!ヒア・ウィ・ゴー

        今年はこういった音楽館家の作品が多かった様に思います この作品も最後は涙腺の緩んだ作品でした

11月  ヴェノム

        ちょっとダークで寄生虫と虫扱いされると怒りますが、なんとなく憎めない性格で「イイ奴」に

                                     なれそうな(笑)そんなヴェノムでした

    ボヘミアンラプソディー

        ブライアンの独特なギターの音色や名曲の数々を聞くにつけ,やはり歴史に残るグループだと思う。

        そんな普通のQUEENファンが映画館の大画面で,大音量で音楽を楽しめた、そして新たなQUEEN

        ファンさえ作った今年の音楽作品の最高作ではなかったでしょうか?

12月  おかえりブルゴーニュへ

         三人の兄弟愛を綴った作品でした。 

           一見ヒューマン映画なようにも見えましたが、情熱はドキュメンタリー映画の様でした。

           父の残した葡萄畑を残そうと頑張兄・弟・妹の姿がとても素敵でしたね

 20187年度も洋画『50作品』観させていただきましたが、月ごとの印象の残った、良かったな~と思う

          作品を拾い出して見ましたがこの中から更に個人的に『これだ!!』と思えた作品は・・・

          『ダンガル・きっと、つよくなる』かな?

 ナショナルチームとは何

    ぞや?と考えさせられる面もあり。クライマックスはとにかく泣ける。あまりにも直球ズバリで泣けます

 「ペンタゴン・・・」・「ロンドン・・・」・「QUEEN・・・」と、迷ったのですが親子愛の物語に負けました

  

    2019年も色んな作品が公開されるでしょうが又来年も好みの作品を探したいと思います  

          あくまでも公開された月では無いので悪しからず。。。私の鑑賞した月で選んでいます


富士見町 各地より富士を望む 

2018-12-28 08:00:00 | 富士観100景

2018年を締めくくりたいな・・と思い「さて?どこから富士を望む?? 町内だな!」と

                               町内も南から北上するか?

先ずは山梨との県境「上蔦木」からスタート 明け方雲が多いのは最近の傾向か? 東の空から明るくなってきました

信濃境のホームを入れて・・・カメラをセットしている最中に電車が通り過ぎてしまった!! 無念!!光跡を入れたかった

中学林  今までなかった『杭』や作業用機械が入り始めていました・・・この景色も後わずかか? 

私の好きだった「大規模水田」の主幹の無くなった柳の木  今回はもう一ヵ所・・日の出に間に合うか??

今迄、此処からは撮ったことが無かった場所です。。自宅からは歩いても来れる少し小高い丘の上

          丘と言うか実際は畑なのですがね。。。 眼下に見える集落は富士見町立沢南原山地区

              撮り方・時間によってはもう少し『画』になるかも?と   7時5分日の出を迎えました

           2018年最後の日の出を拝むことが出来ました。 2019年も『富士観100景』宜しくお願いいたします 


下諏訪町 『萬馬軒』にてつけ麺を頂く

2018-12-27 07:30:30 | 美味しいもの

      通るたび休みだったので(運が悪い?)閉店したのかな~と思っていたら営業してる!!

      久しぶりに食べたい!!

       

      東京目黒の「萬馬軒」の兄弟店です。以前よりつけ麺が食べたくなればこちらに伺っていたので、

       少し遠のいていただけに嬉しい~~     カウンターとテーブル席は一つ 

       

      レトロなポスターが張られた店内 つけ麺へのこだわりが書かれた張り紙・・・

                          年月を感じさせてくれますね~ 頼んだのは

    

      黙って、チャーシュウ味噌漬け麺 麺は通常の1.5倍量 相変わらず厚切のチャーシュー 

      でも柔らかい・・・ 濃い目のみそだれは「割スープ」で好みの味に薄めて頂く・・・ 

                      スープのコクと味噌が相まって美味。 少しピリ辛が良い

 

      通常個人的に「縮れ・細麺」が好みの私もこちらのほゞストレート・中太麺がOKなのはこのスープ

      有りきだと思います。久しぶりに頂きましたが、やはり美味しかった~ ラーメンは特に人それぞれ

      好みが違うものなのであくまでも私の好みです


諏訪湖に冬の恋人を訪ねる

2018-12-26 14:25:27 | 日記

実は昨日よりひどい鼻かぜで・・・・何時もなら市販薬でも飲んで半日じっとして居れば治るのですが・・・

 休みの今日、本来なら何処か「富士観100景」をと思っていたのですが、目は覚めたのですが…きつい!と、諦め

しかし・・・家でじっと寝ていられるはずもなく「出掛ける・・・」女房「天気も良くないのに写真撮りに行くの?」

   「うん。。。恋人に会いに」女房「ハイハイ」 そう、結婚する前から松本では休みのたび一日犀川に居ました

  

しかし、今は諏訪湖に

年々、飛来する数も少なくなっている様な気がしないでも無いが・・・今日居たのは二羽だけ。つがいでしょうか?

 羽ばたく姿をと

2018年も後5日 来年は良き年になるよう羽ばたければな~と さて・・・次の目的に向かいます  風邪は??


オーケストラクラス

2018-12-25 07:58:09 | 映画

音楽に触れる機会の少ない子どもたちに無料で楽器を贈呈し、プロの演奏家たちが音楽を教えるフランス

の実在の教育プログラムから着想を得た物語で、挫折したバイオリニストと初めて音楽に触れる子ども達

の交流を通して、音楽や人生の喜び、素晴らしさを描いたヒューマンドラマ。バイオリニストとして行き

詰まり、パリ19区にある小学校に音楽教育プログラムの講師としてやってきたシモン。気難しく子どもが

苦手なシモンは、子どもたちを相手に四苦八苦するが、やがてアーノルドというひとりの少年にバイオリン

の才能を見いだす。アーノルドの影響もあって次第にクラス全体が音楽に夢中になり、成長していく子供達

と向き合うことで、シモンもまた音楽の喜びを取り戻していく

音楽は子供も大人も人生を豊かにしてくれるものだと思う。小学校6年生の子供たちが、一生懸命にバイオリン

の練習をしているのを見ているだけでも少し感動する。フランスでは、小学校にプロの音楽家を招いて生徒達

を直接指導するというプログラムがあるそうです。主人公のダウド先生は、音楽家として行き詰まった為、小学校

のオーケストラクラスでバイオリンを教えるプログラムに参加することになる・・・

しかし、そのクラスに集まった子供たちは、バイオリン弾いたこともなければ、落ち着きもない問題児ばかり

その上、1年後にはそのメンバーでコンサートをしなければならず…何処の国に行ってもやはり子供は子供、多く

の小学生がそうであるように、この映画に出ているフランスの小学生もみな、落ち着きがない

子供たちと話していても、モーツァルトとセリーヌ・ディオンの区別もついていない

楽譜も、バイオリンの指の位置も、持ち方も関係なく、個人の自由な形で音を出す事をしてみる

子供たちに音楽を教えながら、先生は人生の喜びを取り戻していく新しい才能を見つけ、その才能を

伸ばし、未来を感じる喜び、自身も音楽を見つめ直せるように・・始めは怖い顔をして気難しそうな先生の顔が

だんだん柔和な顔に変化していく過程がとても良かった。人生は一度失敗しても、再度、やり直すチャンスが

巡ってくる・・・只々、大好きな音楽、嫌!観ている自分たちも精いっぱい好きな物にちゃんと向き合えば次のチャンス

がやってくるのだと言いたいのだと思う・・・

 最後のコンサートのシーンは圧巻でした ☆☆☆★


富士見町 葛窪トンネルより富士を望む2018

2018-12-24 07:44:18 | 富士観100景

AM5時50分 最近は雲の多い朝を迎える日が多いです。 富士見町葛窪 「富士見100景」に選ばれている場所です

年に一度はこの場所も撮影に来たいと思うので来たのですが・・・ん~今日も又思う様な天気では無いです

明るくなるにつれ、富士の姿は霞んでいきます。。 これまでかな? と、帰路に着きます

帰路、相変わらずの「大規模水田」よりもう一度確認   朝焼けはそこそこになりましたが富士の姿は・・・・

昨晩降った雪は明け方には少し雪となりました。。。が、この後好天に恵まれそうなのでホワイト・クリスマスとはいかないようです


ranch&cafe GARDENひぐらし

2018-12-23 07:30:30 | 美味しいもの

      お店があるのは知っていても中々行けてないお店も多々あります。今回もそんな一軒です 更に・・

          最初に書いておきます!!今回、紹介するお店は来春迄「冬季休業」ですので悪しからず

        

      茅野市金沢御狩野  茅野市と言ってもほゞ「原村」?「富士見町」?と言う様な場所です。至極

      分かり辛い場所になりますが、訪ねる価値は◎

     

      駐車場は4~5台位は止められますかね? 冬なので木々は枯れ木となって居ますが春からは薔薇の花

      が200本・宿根草・多年草が咲き乱れる素晴らしいお庭が広がって居ます。 

                     お店の中は「ウエッジウッド」や「オールドノリタケ」の器が

 

      奥様の趣味で買われた物が並べられているそうです。良い趣味だな~と、言いつつ私もウエッジウッド

      好きなんです  さて・・・ranchは?とメニューを見させていただくと「トマトカレー」

      「ペペロンチーノ」「ミートドリア」とあり・・・

    

      先ずはスープと前菜(サラダ)が出てまいります。ん~~お洒落だね~ コーンスープにサラダは

     「大根・ブロッコリー・ピクルス ポテトサラダ・パプリカ・茄子・薩摩芋・長芋・卵焼き・温豆腐・・」

      と色とりどり、どれもやさしい味付けです。美味

 

      暫くしメインのミートドリアが来ました。ホワイトソースが程よくかかり香ばしく焼けたチーズの

      香りが口中に広がります ピラフも味付けが濃くなくホワイトソースと相まって美味!!

      こちらの奥様を思わせる上品な味付けです。久しぶりのドリアでした

        

      デザートとコーヒー  デザートは季節によって変わるそうですがチョコレートケーキが美味しい!

      そしてまさかの「紫花豆」を使ってくるとは・・・今回は冬場でしたので気楽に入れましたが中々人気

      のお店の様で、予約をして来店された方が無難の様です。 来期は曜日に関係なく毎年4月1日から営業

      を開始されるそうなので来春になったら又、来て見ようかと思います。


おかえり、ブルゴーニュへ

2018-12-22 07:30:30 | 映画

フランス・ブルゴーニュ地方のワイン生産者=ドメーヌの家の長男として生まれ育ったジャンは世界を

旅するため故郷を飛び出したが、父親が末期の状態であることを知り、10年ぶりに故郷ブルゴーニュ

へ戻ってくる。家業を継ぎ、ワイン作りに励む妹のジュリエット、そして別のドメーヌの婿養子となった

弟のジェレミーと兄弟3人の久しぶりの再会を果たすが、間もなく父親が亡くなってしまう。残された

葡萄畑や相続などさまざまな課題に直面する中、父親が亡くなってから最初の葡萄の収穫時期を迎え、

兄弟たちは自分たちなりのワインを作るため協力し合う。その一方で、長男は離婚問題、長女は醸造家

としての方向性、次男は義父問題と、それぞれが打ち明けづらい悩みや問題を抱えていた。

一見ヒューマン映画なようにも見えましたが、情熱はドキュメンタリー映画の様でした。父の残した葡萄畑

を残そうと頑張兄・弟・妹の姿がとても素敵でした。収穫時期になると、アルバイトを募って一斉に葡萄を

収穫する姿は昔の日本の稲刈りに共通する部分を思い出させてくれます

葡萄は品種ごとに分かれているため、ワインの味も葡萄の種類によって様々。収穫時期や種類によって異なる

味わいを、三兄弟たちが細かく品定め・・父の仕事を一番よく理解しているのは、長女のジュリエットでした

彼女の判断によってワインの渋さ酸っぱさ、味わい深さを決めていく。。。父の教えを受け継ぎながらも

自分独自の味を追求していく彼女のこだわりに感動しました。日本酒とよく似た所があるのでは無いでしょうか?

そんな素晴らしいワインですが、畑の存続はかなり危機的状況に、病気で父が亡くなってしまったため、畑の

相続税問題です。大切にしてきたワイン畑を売りたくはないけれど、お金の問題は切実。

更には兄妹一人一人の問題も抱えており・・・兄の嫁との関係が微妙・・・弟は嫁の義理の父・母との関係が・・

そんな中、一人独身の長女は強かった!!不甲斐ない男性の中、ワインに情熱を注ぎこみます(フランスでも女性は強かった)

女性の意見を尊重する兄弟たちの優しい姿も素敵ですが、男に負けじと畑の存続に奮闘するジュリエットの直向きな

努力に感心させられました。 余りなじみの無いワインですが、たまに頂くときには日本酒と同じくありがたみを

持って味わいながら堪能しようと思います。ストーリーだけでなく、映像からもワインの素晴らしさを存分に感じられる

 

          作品だったと思いますね。 じんわり・・・じっくり沁みてくる作品でした     ☆☆☆☆